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登場人物紹介(登場頻度は問わない)※一部展開ネタバレに注意

【アウロラ・ルベウス・コランダム】

当創作のヒロイン、主人公。

乙女ゲーム『アルス・マグナ』におけるアンチヒロイン。

10歳までは本来のアウロラ人格を有していた(賢いが邪悪な少女)が、偏った魔術回路の影響もあって人格が歪んでいた。

そのため、魔力を押さえ込まれる形で屋敷(とその敷地一帯)に閉じ込める。そのフラストレーションは使用人への暴言、暴力によって解消されていた。

10歳のある時、外部から何者かの干渉によって魂を引き剥がされ仮死状態となり、その器に別世界で暮らしていた『わたし』が入る。

『わたし』の善良な人格と魂を有したアウロラの器は均衡のとれた魔術回路へと変容を遂げ、彼女の性質を一変させるに至る。

魔力の不安定さが解消できておらず、ゲームのシナリオ通りの世界を破滅させる『厄災の魔女』と成り果てることをおそれ、平穏を求めているため、終始控えめを心がけている。

その身に竜を宿しているとされるが、今のところ彼女がそれを体感することはない。

・現在の装備一覧:ノヴァの作った髪飾り(特殊バフ:かわいい)、ノヴァの作ったペンダント(アイギス)、マグナスの枝かもしれない杖(布団叩きの形状)



【わたし】

アウロラの肉体に宿る別世界で生きていた成人女性(社会人)。本名は……?

部屋の掃除中に昔やり込んだ『アルス・マグナ』を棚の奥から見つけ出したその後、何者かの干渉を受けてゲームの世界へ。彼女の肉体の生死については現在不明状態。

ちなみに、アウロラが美少女であることは視覚的に認識しているものの、自身のことと受け止めていないので持て囃されたり、男性から言い寄られてもただただ不思議な気持ちでしかない(ゆえに無防備)。




【ノヴァ・サフィルス・コランダム】

アウロラの義弟フラテルだが同い年。コランダム家の制度的に、アウロラとは生涯の伴侶でもある。

10歳時にアウロラの弟に選別され、当初は拒んでいたが彼女に口説かれる形で受け入れ、以来共に暮らしている。

本来アウロラとの関係性はとても冷え切り、残酷で屈辱的なものだったが、アウロラの性質が変化したことによって、無防備になりがちな彼女に対して過保護な面が発達(?)した。

サフィルスの血統としては一門の末端であり、すでに魔術師の血も絶えた家の先祖返り。彼は父が外で作った子供であったため、不遇な幼少期を過ごした(そのため世知辛さを知っているので比較的大人びた少年だった)。

先祖返りである血の素養と、彼自身の資質により能力は高い。器用でもあるため大概のことはこなせてしまう。

アウロラの作った怪しい効果付きの菓子を食べ続けたため、あらゆる耐性を獲得している。

また、彼女が作ったブレスレットから狼の魔法獣のルシファーが誕生し、他にも……?

・現在の装備一覧:アウロラの念が篭ったブレスレット(護符/魔法獣付き)、マグナスの小枝かもしれない杖



【アレクシア・ルベウス・コランダム】

アウロラの母で、現当主。王宮魔術師筆頭、魔法庁のアークメイジという実力者。

迫力ある美人。性格はさっぱりしており(大雑把ともいう)、男性言葉を用いるがこれらはルベウスの特徴でもある。

普段は王宮内にある自室で暮らしており、あまり屋敷に戻って来ることがない。

娘の変化を興味深く、また好意的に見ている。



【ウィスタリア・サフィルス・コランダム】

アレクシアの義弟フラテル。現サフィルス一門の筆頭。アウロラにとっては伯父にあたり、ノヴァにとっては公の工房の師匠。

王都や各地に広がる金銀細工、宝飾制作工房の統括管理者であり、代表。当人は時計作りが得意。

屋敷を留守にしがちなアレクシアにかわって、アウロラの様子をうかがったり、話し相手や相談相手となっていたが、アウロラの性質が変化してからは庇護欲が刺激されたのか溺愛度が振り切ってしまった。



【オルキス・フロース】

アウロラの実父。アレクシアの夫。

アレクシアのかわりに屋敷を取り仕切り、アウロラを育てた。大らかで包容力のある人物。

魔法学校でアレクシアと出会ったが彼は魔術師ではなく、現在は魔法庁に籍を置く職員で、専門はアーティファクト研究。



【クラリス・ルーキス・アダマス】

ゲーム『アルス・マグナ』の正ヒロイン。アウロラとは友人関係。

ふわふわとした美少女で、元王族であるが周囲からは姫として扱われる。

深窓で暮らしていたお姫様だが、育ちの良さが全面に出て親しみやすく無邪気で可愛らしい。

攻略対象キャラクターとの恋愛フラグがまったく立たないため、魔法学校の生活は穏やかそのもの。



【グロリア・ルーキス・アダマス】

アダマス家の跡取り。クラリスとは兄妹関係だが、正確にはいとこ同士。

現国王の王子だったが母の出自が低いため、後宮内における母の立場を憂慮し、臣籍降下を選びアダマス家の養子となった。その高貴さから『殿下』と魔法学校内では呼ばれている(実際はその敬称を用いてはならないため、公の場では憚れる)。

年齢性別を問わず恋に落とすという神がかった美貌の持ち主だが、当人は頓着していない上に中身は天然な側面も。しかし立場を鑑みて、周囲の者のアドバイスもあり若い女性とは距離を置いているが、アウロラには好意的(?)で積極性が垣間見える行動を起こすこともある。



【ラウルス・エスメラルド】

魔法学校における同級生で、それ以前からノヴァとは交友関係にある。

財力だけなら王家を凌ぐと言われるエスメラルド家の三男。

飄々とし、男女問わず誰とでも仲良くなれる人物だが、親しくなるほど心の内が読めなくなる複雑な面も。

物事の本質に目を向ける傾向にあるため、あえて自分を鈍くしている。

兄に従いエスメラルド家の家業を継ぐことには消極的で、いずれ家を出て自活したいと思っている。

ステラとは幼少期からの顔見知りで格好つける必要もない一番親しい異性。



【ステラ・アメシスト】

アウロラ、クラリスの同級生で友人。代々女系で占術を生業としている魔女の一族の長女。6つ離れた妹がいる。

女性的な魅力に溢れており、実年齢より大人びて、色っぽい。

彼女の家はある種のサロンとなっており、魔女や魔術師以外の貴族や資本家、また王族の情報交換の場ともなっている。

ラウルスと知り合ったのもその関係であり、両親を通して二人は交流を持っていた。



【ノックス・ヘリオドール】

クラリスの護衛騎士。今のところ出番が全然ないのですが、そのうち…活躍する…かも?

王家を守るための騎士家系は、ヘリオドール家を筆頭にして傍流にイエローベリル家、ゴールデンベリル家がある。



【イリア・ラズワルド】

アウロラたちのクラスの担当魔術師(魔女)。年齢は28歳。

ボクっ娘で外見も特徴的。

家格を問わず平等に扱うことを信条としている。

魔法道具で一発当てて、儲けたいと生徒を使って実験を繰り返している。



【セディル・サフィルス】

ノヴァと同時期に工房に徒弟としてやってきた少年でノヴァの庶民的友人。

サフィルスの名前は持っているが魔術師の血は絶えている。職人として嘱望され、ウィスタリアの配慮で魔法学校に通うことになった。

純粋にノヴァに憧憬を傾けており、素直に褒め称えるため当人に戸惑われがち。

コランダム姉弟の関係性に乙女のようにときめいているロマンス好きな少年。

末端とはいえサフィルスには違いないため、アウロラを前にすると硬直し、理性も失われる。



【クロード・サフィルス】

ノヴァ、セディルと同い年の少年。

サフィルス一門の中では御曹司の類であるため、上流階級の雰囲気を有している。

直系を名乗る一族だが、特徴的な容姿を得られなかったこともあり、家族から『半端者』として扱われてきた。

先祖返りの血であるノヴァの出自や能力に懐疑的な直系一族の中ではノヴァに好意的であり、彼の能力を素直に認めている人物。



【フランツ】

本名は不明。ノヴァがルベウスの屋敷に迎え入れられると同時にやってきた青年。ウィスタリアがつけた彼専属の家令。

表情は薄く感情の色が読めないが、主人であってもノヴァに対しては容赦のない発言も辞さない。

元はホテル・サフィレットのホテルマン。年若く、容姿も整っているのでルベウス家のメイドたちの人気を集めている。

普段は完璧な仕事をこなす家令だが、有事の際は『本来の職務』を果たす。



【ローズやマーガレット】

コンドミニアムには屋敷から6人のメイドが配属されているがアウロラ付きはこの2人。

メイドたちは全員花の名前で呼ばれている。

マーガレットの方が年上で先輩。

かつてはアウロラの暴言、暴力にさらされていた使用人たちだったが、彼女から悪癖(?)が消えてからは良好な関係となった。



【始祖ルベウス】

ルベウス中興の祖。コランダム家を興したことで始祖と呼ばれる。

太古の魔女(ルベウス、ルベライト、ガーネット)三姉妹の長女の家系。

通称名はスカーレット。本名は後世に伝わっていない。謎多き女性。

竜を召喚し、総称ゼノと呼ばれる異界の魔物たちと戦い、邪竜に致命傷を負わせ、これら脅威を退けた魔女として伝説化している。

彼女以降、ルベウスはみな彼女に近しい容姿と能力を引き継ぎ、不変的となる。



【初代サフィルス】

始祖ルベウス(スカーレット)の実弟で、以降枝葉を広げるサフィルス一門の祖。

魔術師であり、魔法道具や武具の製作もこなし、後にこれらの技術が宝飾として残ることになった。

姉弟合作、そして彼らにとっても命取りという諸刃の剣『グラディウス』でゼノとの戦いを有利に進めた。

姉のために魔法銃『カルブンクルス』も作り出す。

彼の名前も後世に伝わっていない。

彼以降、ルベウスには義弟が生涯付き従っており、『フラテル』として選別されるための第一条件として容姿の色彩(初代の有した色彩/黒髪、ロイヤルブルーの瞳)を必須としているのは血統の正当性を示すためでもある(実際にその容姿で生まれた男子は魔術師としての能力も高い傾向にあるため)。




※展開が進んだら内容更新

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