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繰り返し

作者: とももん

 あの人の世界にはもうその人がいてその人の言葉にあの人が影響されていて貴方は私だけを見ていればいいのに結局はその人しか貴方に影響を与えれないんでしょう。


 独占欲の塊みたいな私は貴方の1番になりたくてあの夜を何度も思い出しながら渇いた声で哭くけど貴方は私のものにはならないのです。


 忘れれなくしたのは貴方です。「この関係が続いたらお互いが好きになってしまう。これで終わりにしよう。」反対の立場なら貴方は許せる?私だけが記憶から消すことができなくて。自分だけが素敵な人生を歩めると思わないでよ。漫画とかで「好きな人の幸せを願う」ってハッピーエンドの様な終わらせ方をするけどそんな事は実際無いんだよ。好きな人が幸せになってくのに自分には何も残されていないから貴方達を見て妬ましく思って。置かれている立場は正反対でしょう?祝うことができるわけないじゃない。貴方の不幸を願うから私はクズなのだろう。性格はどうしようもないから顔を良くするしかないよね。親友はその考え方はおかしいって言ってきたけど遊ばれて終わりなのは性格が扱いやすくて顔がブスだからじゃないの?


パッと頭上の丸い電気が点いた。


 貴方が好きと言ってくれたこの顔も今日で終わり。更に素敵な女性になるから貴方は後悔をすればいいのです。貴方よりも素敵な男性に出会って幸せになるのだから。生まれ変わるってやつです。


 もう会うこともないでしょう。さようなら。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読んでいて戸川純さんの大天使のようにという歌を思い出しました。細やかな心情を分かりやすく綴った素敵な文章。面白かったです。
[一言] これ系のことをぼやいてるうちは、ぼっくんの場合は未練タラタラです。 本当にどうでもよくなると、逆に天使みたいに振る舞えるかも。無関心だもの偽善くらいできる。 そんなことより、投稿してたんで…
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