コストの支払いと召喚・顕現・能力発動
手札からプログレを場に出すことを召喚と呼び、スプレー・アーティファクト・エポックを使うことを顕現と呼びます。これらはすべて、コストを支払う必要があります。コストの支払いは、Fmを横向きにすることで行われます。
以下のカードを例に出しましょう。
『オルギンの弟子』(白)
プログレ――人間 / 聖染騎士
あなたのFFのカード名に「オルギン」が含まれる場合、このカードのBP+1000 / HR+1 する。
BP1000 / HR1 / RV(種族に聖染騎士を含む)
このカードがFmになっている場合、横向きにすることで(白)を払うことができます。
手札から召喚する場合には、白いFmを一枚横向きにする必要があります。
ではこのカードはどうでしょうか。
『不平等統制』(白)(黒)(2)
エポック(ファーリーチ)
Fmゾーンに置くとき、このカードはアンステディとなる。
このカードを使用するに際し、あなたがコントロールするプログレを一体生贄に捧げ、このカードの下に置く。それはゲームから追放されたものとして扱う。
生贄と同じ種族を含むすべてのプログレを召喚するためのコストは、追加で(2)される。
あなたが召喚するプログレのコストは(1)少なくなる。
このカードがFmになっている場合、横向きにすると同時に(白)か(黒)のどちらかを選びます。その片方のみ、支払いに充当することができます。
他方、『オルギンの弟子』と違い、Fm化したターンには、コストの支払いに使用できません(縦になるのが次のステディフェイズ時のため)。
手札から顕現する場合には、白いFmを一枚と、黒いFmを一枚に加え、色を問わず二枚のFmを横向きにする必要があります。
さて。
すでに少し触れましたが、召喚・顕現・能力発動には、それぞれ可能なタイミングが存在します。
プログレ・アーティファクト・エポックは、自分のメインフェイズ時にしか使用できません。
しかしスプレーだけは、ほとんどいつでも使えます。
ただし「颯爽」をもつカードは、プログレ等であってもスプレーと同じように使えます(『最果ての始祖鳥』など)。
場にあるカードの起動型能力も、スプレーと同じように使えます。FFも例外ではありません。