3話 妹との再会
どうも菌の蔓延る木です。最近はこの後の展開など色々プロットなどを作っていて、どう言う物語にしていくかまだ色々悩んでいます。笑笑これからどんどんキャラなど増やして行く予定なので是非最後まで見ていただけると嬉しいです。
僕は母さんと、車に乗って自宅へ向かった。
彩とは俺の妹だ。だけど妹はパラレルに来る前の世界では病院に寝たきりだった。
俺は彩の事が心配で心配で、病院まで片道2時間かかる道を毎週一回は通っていた。
もしかしてこっちの世界だと彩は元気なのかも知れない。そう思うと居ても立っても居られない
そう考えていると車がある家の前で止まった
「着いたわよ、光」
「え……!?」
着いた家は3階建ての高級そうな一軒家だった。
俺はこんな家を知らない前の世界ではもっと普通の
小じんまりとした一軒家だったはず。
で、でかいこんな家に家族三人は広すぎる気がする…
母さんは車をガレージに入れて中に入っていく。
俺も母さんについて行った。
玄関から入ると家の中はさらに豪華だった。
もぅ気にすることをやめよう。
一つ一つの事に気にかけてたら疲れてしまう
そう思い徐にリビングのドアを開けたら
そこには彩が立っていた。
「お帰りお兄ちゃん」
「彩!?!? 彩 よかった」
涙が止まらなかくなり彩に抱きついた。
あぁよかったこっちでは彩は何事もなく
暮らせているらしい。良かった本当によかった
こっちではあっちで出来なかった事を沢山しよう。
「お、おお、、お兄ちゃん!?だ、だめだよ(汗
あ、ヤバい…………プシューッ(血…さ、最高
バタンキュー…」
「あ、彩ァァァァァア、だ、大丈夫か?か、母さん〜
あ、彩がああ」
「どうしたの?…………………え、ナニコレ」
数分後〜
彩の鼻血が止まり動けるようになった。
「彩本当にごめんな?」
「別にお兄ちゃん悪く無いよ?た、ただ余り人に
くっついちゃ駄目だよ?女の子は皆、野獣なんだから」
「い、以後気をつけます」
何故だろう女の子に女の子は皆、野獣何て言われると凄く変な感じがするけどこっちではこれが普通なんだよな。
「ママにはくっついて良いのよ〜光〜なんならお風呂とか一緒に入っちゃぅー?」
「お兄ちゃん、ちょっとまっててそこの女
今すぐ倒すから」
「あら?私に勝とうなんて1万年早いわよ小娘!」
「いや2人して戦おうとしないでよ。じゃぁ僕はまだ少し疲れてるから仮眠取るね晩になったら降りて来るね。んじゃおやすみ」
2人は僕がそう言ったらおとなしくしリビングでくつろぎだした僕はそのまま部屋を探して
3階に僕の部屋があった。部屋に入るとやっぱり
凄く広かった。部屋の中には特にこれと言って何もなく机と椅子と本棚そして異様にでかいベットとクローゼットだけが置いてある。
取り敢えず疲れていた僕はベットに寝転がり
スマホで色々確認をしてみた。
やはりこの世界では人口が少なく特に男性が年々少なくなっているらしい。男性は月に30万も国からお金が出るらしい。そして複数人と結婚する事が許されているらしい、なんとも至れりつくせりな気がするが。
この法律が決まった時に男性がデモを起こしたそうだ。
自由を返せだとか何とか。
そして今現在はお金を増やせだとか偉そうにしてる
デブが多いらしい。人間の欲がダダ漏れだ
あぁー怖い
そう思いながらスマホをいじっていたらいつの間にか寝てしまったらしい。
妹目線
お兄ちゃんが降りてこないそろそろ6時なのに
まだ降りてこない多分寝てるんだと思うけど
起こしに行こうかな……
以前のお兄ちゃんは少し怖かった、ママに対しても私に対しても名前などでは呼んでくれなかったし
目が怖かった。でも病院に運ばれたって聞いた時には
生きた心地がしなかった。そしてお兄ちゃんが家に帰ってきた時。
いつものお兄ちゃんと違った優しい目をしていて
私を彩って名前で呼んでくれた。
泣いて抱きつかれた時にはなんか良い匂いがして興……ゲフンゲフン
と、取り敢えず優しいお兄ちゃんになって帰ってきた。もぅ嬉しくて嬉しくて、早く降りてこないかな、ま、まさかこれ私の夢とかじゃ無いよね!?
左頬をつねってみたら、痛かった。
「何してるんだ?彩?ファーよく寝た」
「お兄ちゃん!んーん、何でもないよ」
「2人ともご飯よ、準備して?」
この後彩と母さんで俺の隣にどっちが座るのかの対決になって大変だったが最終的に彩がジャンケンで勝って俺の隣に座る事になった。
最後まで呼んで頂きありがとうございます。
何とこの「気づいた時には男女比のヤバい世界に」
思ってた以上の人に見てもらえてて凄く嬉しいです。
是非これからも頑張って書いて行きますので見てもらえると嬉しいです。
後妹ちゃんとお母様のプロフここに載せておきますね
父は一応居ない設定で書いてきます。
妹 母
姫乃彩 姫乃ふみ
9歳 34歳
小学校3年生 女優