6匹目 さよならクルエル町
猫人のミルクさんと町を出発しようとしてたら。
「そこの猫人!」
「なんですか?」
「その生物をどうするのだ?」
「猫神様の神託で、探していたので猫神様の所に」
「そうか、猫神の神託はそうだったんだな」
「神託なら仕方ない、カルト、リーダーの所にこの事を連絡してくれないか?」
「分かった」
「本来なら、騎士団のリーダーが監視しているはずだが、まあ神託ならしかない、猫人!その生物を連れて行く事を許す」
「言われなくても連れて行くつもりさ、阻止されても無理やり連れて行くつもりだったし」
「もうなにも言わん、さっさと行け!」
こうして私は、ミルクさんとクルエル町を後にした。
「ミルクさん、所で猫人の国は遠いんですか?」
「そうだね、かなり遠いね。」
「それは、どれぐらいなんですか?」
「今私たちがいる地方は、ガーランド地方って言うんだけど、猫人の国がある地方はニボシ地方って言うんだけど、その地方の間に、ドワーフが暮らしているマント地方を通過する必要あるけど。」
「マント地方を跨ぐんですか、それはかなり遠いですね。」
「所で、どうやって地方を移動するですか?」
「魔獣を使って移動するつもりよ」
「魔獣ですか?」
「次の町に仲間の猫人がいてそこに移動用の魔獣があるの」
「へぇー!」
「まぁそれまでは、徒歩になるけどいい?」
「問題ないよ」
「そう、なら良かった。」
「その次の町の名前は、なんですか?」
「確か、メルト町って名前だったよ」
「じゃあ!メルト町にレッツゴー!」
こうして私と、ミルクはメルト町に向かうことになった。
☆☆☆☆☆
とある大きな屋敷のバルコニー
黒いドレス女性と執事服の老人がそこにいた。
「ご主人様、最近現れた転生者の居場所が分かりました。」
「うむ、よくやったなセバス」
「他にも分かった情報なんですが、その転生者を猫人が探している用で」
「ふーん?何のために?」
「転生者の種族が猫でして」
「猫に転生するとは、とても面白い転生者ですね。
セバス引き続きその転生者を監視しなさい」
「解りました、ご主人様。」
「フフフ、面白い肩が現れて良いですわね、フフフ
それにしても、猫にね 転生界は面白い事をするわね
久しぶりに、訪ねてみようかしら? あの娘は、元気にしてるかしらね?」
不適な、笑顔で立ち尽くす。黒いドレスの女性。
その場から、立ち去る執事服の老人。
☆☆☆☆☆
暗闇に光る赤い月の用な真っ赤な宝石に見とれる
情熱な赤い髪を持つ少女
「あの人も、そろそろ気づいてるわ あの転生者の事を見逃すはずもないもの、師匠は絶対にね。」
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主人公のステータス
名前 チノ
性別 ♀
種族 猫
職業 鍛治師EXレベル1
身体レベル5
スキル ステータスウィンドウ 鑑定 鍛治 念力
称号 転生者