まじで?
「おお!!勇者様のご帰還だ!!」
「お迎えありがとうございます町長さん」
「ありがとうございます、主もご覧になられていることでしょう」
「おや?そちらのかたは」
「あ、どうも」
「彼は魔族のせいでここにつれてこられた被害者です」
「そうですか、それは大変だったでしょう、後はお任せを」
「いえ、彼はこちらで保護しますので大丈夫です」
ん?
「あのすみません、町まで一緒に行こうてきな感じでななかったんですか?」
「え?でもこの街にいるよりも一緒にいた方があちこち行けて色々な情報を得られますし魔族とも出会えますからそのうち召喚した本人と出会ったらそのまま帰ることも出来るかも知れないですよ」
「いや、確かにそうかもしれないですけどそこまでしてもらうのは…」
「いいんですよ、私たちが守りますから」
「いやいや、足手まとい増やして冒険するわけにもいかないですよね!そう思いませんか皆さんも!?」
「ワシは別にいいですぞ」
「私たちは神に愛されています、そんな私たちが失敗するなどあり得ません」
「諦めろ、こいつは言い出したら聞かない」
「あはい、わかりました」
何言っても駄目なやつだこれ
「そうですか、、、、では人が増えることですし今の宿では少々手狭でしょう、町の少し外れにはなりますが空き家がありますのでそちらをお使い下さい、すぐにやらせますので今から1時間半後には終わらせますので町で時間でも潰しておいて下さい」
「はい、ありがとうございます」
「、、、何て言うか本当にいいんですか?お荷物抱えて、、、いやならないように努力はしますけど自分はぶっちゃけそんなに
「自分をそんなにひくど言うのは駄目ですよ」
「いや、そうじゃなくて
「私たちは神に愛されていますからすべてうまく行きます、何も心配しなくてよろしいのですよ」
いや、別の意味で不安になるんですけど
変なやつに目をつけられそうで怖いんですけど
そして神様を信じすぎてヤバイやつと化しているあなたも怖いです
「では町を見て廻りましょう」
「そうですね、神の威光を指し示しましょう」
「あ、はい」
コツコツコツコツ
ポン
「なんと言うか済まない」
「え?テイラーさん?なんですか?肩を叩いて?リストラ?」
「いや、済まないと思ってな、あいつは昔から言い出したら聞かないんだ」
「まぁ、巻き込まれてるので実感してますけど、、、」
「前はまだ話を聞いてくれたんだが同意してくれる奴がいるせいで止める前に進んでしまってな、もうどうしようもないんだ」
「見てたらわかりますけど、、、」
「離脱するにしてもこの辺りの事どころか世界のことも分からないんだから手伝いしながら常識を知りながら
「おーい二人とも早くしなよ!!」
「そうですよ!!早くしなさい!!」
「あ、とっとにかく俺はお前の味方だ分からない事は聞いてくれ」
「あっはいありがとうございます」
とりあえず味方ができて良かったがそれ以外がヤバイやつしかいない。
果たしてどうなることやら