登校
年は、2030年ちょうどきりがいい年の頃、俺は高校に向かっていた。この高校は、なんといってもすべてがすごい。なによりもすごいのが、その偏差値である。なんと、その偏差値75.4%、もう桁外れである。なぜ、この学校を選んだかというと、なにより真面目だと思ったからであり。けっして、女の子に良い所プレーを見せようとはそんなこといっさい考えていない。学校の名前は 『国立東南学園』といいこの学校は、まだ出来て今年で2年目だ。だから俺らの先輩は2年生だけとなる。
そんな頃いきなり 耳障り声がした。
「よー、 亮輔」
俺は迷惑そうに「なんでお前もいるんだ」と聞いた。
「そりゃ、俺も 東南に行くからだよ」
「は?」
俺は続けた。
「だから、どうしてお前もいるんだよ」
「おいおい、さっきからお前ていっているけど、俺はお前じゃなくて 一也ていう名前があるんだよ」
「分ったよ、かすや」
そしたらかすたは、俺の冗談にすぐ反応し「俺は、一也だと」いっていた。
「あー分かった、分かった。」
「んじゃ、話を戻すぞ」
俺はうなずいた。
「俺はなスポーツがうまいからなスポーツ推薦でうかったんだ」
なんだとこいつ、俺は勉強をして、苦労して入ったというのに、こいつはスポーツだけで入りやがったのか。
「ふ・ざ・け・ん・な――――――――」
俺は、ほえた心の底からほえた。
「おい、なんで怒っているんだよ。おいちょっと」
俺は見向きもせずにまっすぐ学校に向かった。
続く
はじめまして、今回から始めます、主と申します。
今回の、学園の問題で皆さんに好かれる作品になることを願っています。