契約交際
邑『あたしは…どーすれば…』
トコトコトコトコ
邑『ごめんね!お待たせ』
彩『お姉ちゃん!お母さんなんだって!?』
邑『後で話すね』
彩『う、うん…』
琲『じゃあ、俺はこれで失礼しようかな』
邑『琲玖、ごめんね』
琲『嫌、大丈夫だよ。姉妹の時間、大事にね』
邑『姉妹…ありがとう!』
琲『じゃあ、車だから、またね!邑架、また連絡する』
邑『うん、待ってる!』
琲『彩莉ちゃんも、またね』
彩『は、はい』
〜リビングにて〜
邑『ねぇ、彩』
彩『なぁに?』
邑『話、また今度でもいいかな』
彩『うん、気になるけどわかった!』
邑『うん、ごめんね』
彩『うぅん、大丈夫だよ』
〜学校にて〜
彩『ゆ〜ら〜( ᵕ ᵕ̩̩ )』
柚『どーしたー』
彩『お姉ちゃんがぁ〜(´;ω;`)』
柚『男だったかー』
彩『˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·うわぁーん』
柚『(ᐡ´- ·̫-)ノ(-‧̫ -`ᐡ)よしよし』
彩『どーしよ〜』
柚『(;-ω-)ウーン』
彩『あ、でもね』
柚『うん』
彩『お姉ちゃん、お母さんからの電話から少し様子が変なの』
柚『ほー』
彩『まだ、聞けてないんだけどね』
柚『待ってるんか』
彩『うん…』
柚『それは、気になるな〜』
彩『お姉ちゃん、動揺してた』
柚『何なんやろな〜?』
彩『早く聞きたいー!』
柚『せやなぁ』
〜放課後〜
柚『彩莉〜帰るで〜』
彩『うん!』
トコトコ
柚『じゃあ、またな!』
彩『うん!またね!』
あんな事が起きるとは
この時の私は知らなかった
彩『よし、着いた〜疲れた〜あれ?開いてない、誰もいないのかな?』
?『あ、彩莉ちゃん』
彩『あ、は、琲玖さん』
琲『ごめん、驚かせて』
彩『いえ…』
琲『あれ?誰も居ないん?』
彩『そうみたいです』
琲『そっかー、邑架もまだか〜』
彩『お姉ちゃんと待ち合わせですか?』
琲『そうそう』
ガチャッ
彩『誰もいないみた…い』
ガチャン!!!
琲『ラッキー!彩莉ちゃんと2人っきりかー』
彩『えっ!?』
琲『おっと、声出さんでな?』
彩『んー!!』
(え、なに!?怖い…)
琲『邑架とはな、契約してるんや』
彩『んーんー!』
(助けて!お姉ちゃん!柚羅!!)
琲『男恐怖症、俺が直したるわ。女なんか男とヤレば男に向くんやからな〜』
彩『( ᵕ ᵕ̩̩ )』
琲『俺と気持ちいい事しよーや』
彩『……(´;ω;`)』
(やだ…)
琲『おー、ええ体してんな〜そそるわ〜』
ガチャッ!!!
琲『なんや!!?』
?『彩莉から離れろー!!!』
バシーン!!
琲『グハッ』
彩『柚羅!!!』
柚『大丈夫か!?』
彩『ぅん…(´;ω;`)』
柚『嫌な予感して来てみれば。誰やこいつ』
彩『お、お姉ちゃんの彼氏さん…』
柚『へー、こんなやつがね』
(お姉さん、趣味悪)
彩『でも、契約って?』
柚『契約?なんやそれ』
琲『邑架と契約で付き合ったんだよ』
つづく