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食べ物シリーズ

詩 わたあめを洗わないで

作者: 仲仁へび



 わたあめを洗わないで


 それとけるヤツだから


 洗わないでったら洗わないで


 いくら洗うのが習性になってるといっても


 ケースによって違うでしょう


「いい? わたあめはね


 洗ったらとけちゃうのよ」


 だからわたあめは洗わないで


 わたあめは水に弱い


 そしたら わたあめがなくなっちゃう


 そしたらそしたら ごはんがきえちゃう


 そしたらそしたら そうしたら


 ずっとお腹は空腹のまま


 おやつはずっとおあずけのまま


 私もおあずけのままなんだから


 だから わたあめは洗わないで!





「ストーリー」

 シェルターの外から、珍しい食べ物がもちこまれたらしい。

 探索班が回収してくるのは、いつもは固い保存食とかばっかりなのに。

 外の世界が滅んでから数年、めったにない事だから嬉しいわ。


 新しく生まれた子供達に、私達が昔食べたお菓子を食べさせてあげられる。


 あっ、まずい。

 あのお菓子は、洗ったらダメなやつなのよ。



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