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かわらないものなどない

作者: 旅する物書き

せかいは変わってゆく




一歩すすむたびに、

心に響くきれいなものが踏まれて、

そして消えてゆくことを見る


歩くたびに、

目を瞑り背けたい人のあらそいを目にして、

それが消えてゆくのを見るのだ





かなしい







でも、



やはりわたしは、歩くのを止めない



あゆみを止めず、

たびに生きる




消えるもの、かなしいものはあるけれど、


生まれてくるもの、うれしいものにも、出逢うのだから












ほら、

またであえた




うれしいものと、

かなしいものに

















あるきつづけて










たびをつづける














もういいかな?




そうおもう時がくるか、




やすむことを、自らで赦すまで





―あとがきのようなもの―


物語を書くことも、生きてゆくことも、

旅をしてゆくことと似ているのかなと。


ふと、そう思うようなことがあり、

それが、この文章の形へとなりました。



同じ方向へと、楽しく語り合いながら向かっていたと、自分では思っていても、

気がつくと、相手は別の方向へと向かい、どこにも居なくなっている。



本来、旅の道のりはひとりで歩むものなのでしょう。

そして、文章を書くということもですね。



だからこそ、話して通じ合えた相手を、

宝物のように大事に想うのかもしれません。



自分の場合は、そんなふうに楽しかった気持ちを抱えて、

こうして旅をしているのだと思います。

たぶんこれからも。



もし、ゆるされるのならば、

ここから消えた人も、ここに残ることになった人も、

楽しい旅が続けられますように。



少し、そんなことを祈りたい気持ちになりました。

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