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怪談「四角い紙と鋏」  作者: dcf
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前編

この話はノンフィクションの怖い話ですが、

個人情報保護のため7割しか真実を書けません。

ご了承下さい。


語り…淡々と

怖さ…ほどほど

えぐさ…かなり

「助けてくれ!あいつの様子が

さっきからおかしいんだ…!!!」


中学からの同級生、友人Uが深夜に電話してきた。


Uと恋人は長らく同棲していたのだが、

その子が働いているふりをして数年Uを騙していたらしい。


少し別れ話を切り出すとUの恋人は暴力的になり、

驚いたUは逃げて僕のアパートに向かっているらしい。


急なことだったので、1度落ち着いてもらうしかないなと思い、

明日のバイトは遅刻するだろうなと色々諦めた。


顔面蒼白なU。恋人には何と伝えているのか聞いたら、

真面目に行き先を告げてから逃げたらしい。

Uと僕は同性だが、金銭トラブルから様子がおかしいUの恋人が

僕のアパートにも来るかもしれないということだ。


様子をみて、やはり自宅の周辺におしかけてくるような勢いだったので、Uに警察に行くように指示してから、


なるべく急いで「下見なし」ですぐにアパートに引っ越しました。




新しいアパートに到着してから見渡すと、見た目はピカピカで明るい雰囲気だった。

観葉植物を置けば夜景がきれいに見えるかもしれない。家賃の割には間取りが広い。


一息ついたころ。洗面所の鏡で自分を見たら、






僕の背後に白い紙のようなものが、

スーッと鏡の中を直線移動していた。





当時ペットもいないし、一人暮らしだ。



「これも連日の疲れのせいだ、寝不足で何か変なものを見たのだろう」と思って外出して、

その日の夜、帰宅をしてから回覧板を見た。

このマンションの住居者で若い人が亡くなったらしい。


この頃は、偶然だろうけど少し気味が悪いなと思っていた。


でも半年に5回くらい、鏡に四角い紙が通るのを見るたびに

ひとが死んだり、四角い紙が通った方向の、見通しのいい道路で交通事故が起こるんだ。


気にしすぎかなとも思ったよ。


自分の目も疑ったし、引っ越し当日バイト先で休み入れてもらってから居心地悪かったし、

あまり頻繁なようなら病院で検査を受けようと考えていた。


でも特に白い紙以外が鏡ごしに見える以外変なこともなく、

見えるのも半年に6回くらいの頻度だったので「そういうもの」と自分に言い聞かせておいて、普通に生活していました。


ただの見間違いだろうけど、良く分からないものは怖い。




恐怖を和らげるために白い紙のことを「四角い紙」と心の中で呼ぶようになった頃。



ストーカー沙汰になったUから電話がきたんだ。

Uの喧嘩に巻き込まれたくないなと思いながら出た。


「別れたんだ。今実家にいる。実家で飯でも食わないか。」



僕とUは中学の同級生だが、親同士はそんなに仲がよくない。


Uの親とも面識はあるけれど、断ってもUがどうしても愚痴を言いたそうだったので、仕方なくU家へ向かった。


そこで、幽霊なんかより怖いものを見たんだ。


占い師親子が、Uの家でくつろいでいた。


(後編に続く)




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