俺の異世界任侠道
関西地方を拠点とする広域指定暴力団「時任組」の組長の息子、「時任侠也(ときとうきょうや)」。子供の頃からヤクザも親父も嫌いだった彼は東京の大学で親父と離れ生活をしていたが、ある日信頼していたバイト先のおやっさんから時任組関連で恨みを買われ殺されてしまう。次に目が覚めた場所は異世界。その世界は神に人間が見捨てられ、獣人やリザードマンなどの人間に近い特徴を持つ生物達が自らを「新人類」と名乗り、人間を「亜人」と呼び迫害していた。唯一人間たちが対抗できる「殻繰利(カラクリ)」という魔道具を用いて、侠也はこの世界で自分なりの任侠道を貫くために旅をすることになる…。