四話
前書きで伏線を張りつつ…本文で回収していく…。
今回は若干、意味不明かもしれません。
ですが仕様です。
ほかの駄菓子には目もくれず、その三つだけを眺めていた。
隣に立てたまではよかったのだが、その先は考えていなかった。
いきなり変な事は言いたくなかったし、かといって話しかけないという選択肢もなかった。
当たり障りのない挨拶から始まった。
俺が話しかけると、あの子はこっちを見た。
前と同じように、優しい微笑みを投げかけていた。
小さいあの子は、俺の顎ほどしか背がなかった。
二言目に、名前を聞いた。
いつまでも、あの子のままでは呼びにくいし、違和感があった。
あの子はすぐに答えてくれた。
名前はミコといった。
ミコの声は、透明感があって、とてもきれいだった。
三言目に、なぜいつもここにいるのかを尋ねた。
ミコは、好きだからと言った。
終始笑顔で。まるで天使のような。俺にはそう見えた。
そう見えると、口よりも先に手が動いた。
温かい手を、俺の手が感じた。
先に動いたのはミコの方だった。
握られた手に、何か硬くて小石のようなものを感じた。
たった一言だけ言った。「好き?」と訊かれた。
離された俺の手を見ると、ミコの温もりと小さなあめ玉が残っていた。
ピンク色の袋に包まれた、「いちごみるく」と書かれたあめ玉だった。
どこに持っていたのかは分からなかった。
もう一度手を掴むと、今度は「行こ?」とだけ言われた。
答える暇もなく、俺とミコは駄菓子屋を出た。
俺もこうなる事を待っていた。
はっきりとは分からないが、たぶんそうだと思った。
駄菓子屋を出た俺たちは、昼の光を存分に受け、ミコの引っ張るまま、歩いた。
結局、ファンタジーなのでカタカナにしてしまった。
元ネタは「櫻歌ミコ」でググると分かると思います。
ケモノ耳最強。