表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

三話

当店のスープは「あっさり塩味」のみとなっております。

テーブルに塩、胡椒などは置いてありません。

また、調味料を持ち込んで味付け変えないでください。


ラーメン屋っぽいね。狂風師です。

 家についても、俺の頭には疑問ばかりが残った。


 しかし、考えても答えは出るはずもなかった。


 テレビをつけて気を紛らわせようとしたが、あまり効果はなかった。


 こうなれば、やるしかなかった。


 足りないのは情報。


 ならば来週。いや、いっその事、明日以降と考えた。


 そこでもう一度話をしてみようと思った。


 会えないかもしれないのに、なぜか会えると確信していた。





 翌日。珍しく俺は朝からテンション高めだった。


 午前の授業を適当に聞き流した後、学食で友人と昼ごはんを食べ、午後の授業をサボった。


 授業をサボるのはいつもの事なので、友人も何も言ってこなかった、


 俺はさっそく駄菓子屋へと向かった。


 小学生、中学生、高校生なら学校に行っているはずだった。


 駄菓子屋には来れないはずだった。


 もしいたとすれば、あの子は大学生。


 もしくは学校に行っていない。


 そのどちらかしか考えられなかった。


 駄菓子屋まで残り少しとなり、息を整えた。


 一歩一歩、ややゆっくりと、進んでいった。


 そして透明なガラス戸の向こう側に見えた。



 いた。



 いつもと変わらぬ白いワンピースを着て、いつもと変わらぬ場所にいた。


 中に入ると、いつもと変わらぬ独り言も聞こえた。


 何を買おうか迷うふりをしつつ、あの子の隣に立った。


 あの子は俺の存在になんか気付いていない様に、駄菓子を見ていた。


 俺もあの子が見ている方に目をやると、そこに置いてあったのは、爪楊枝で刺して食べるアレ。


 さくらんぼ味、青リンゴ味、サイダー味のものを見ていた。

あれ美味しいよねあれ。

商品名が分からないけど、私は青リンゴ味が好きです。


そろそろ「あの子」の名前も決めないといけませんね。

日本人っぽい名前にするか、ジャンルがファンタジーなのでカタカナにするか。

どちらにするか迷ってます。

良い名前があれば、ぜひ感想に書いてください。そうすると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ