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クリスマスの幸せベル

作者: 椿山 昇

紅葉で身を飾っていた木々は、次第に葉を落とし始め、空を見上げると澄んだ青空と、たまに細かい雪が降り注ぐ・・・・。そんな季節が始まろうとしていた。

空に向かって、高くそびえ立つ都会のビルには、色取り取りのイルミネーションがなされ、外を歩くと、クリスマスに流れるBGMが耳に入ってくる。

派手な女性「今度のクリスマス、どうする?」

派手な男性「そりゃ、どっか行こうぜ」

派手な女性「ドライブ、ドライブがいいな。どっか行こう」

街中では、クリスマスの予定を話し合うカップルや予定表を見て、クリスマスだと言うのに仕事の予定が入ってる事に肩を落とすスーツ姿の女性がよく目に入ってくる。


そして、クリスマスイブ12月24日の深夜。

予定の入っていない人達のために、とあるラジオ番組が毎年のようにスタートした。

男性の司会者『メリークリスマス!今夜は、いかがお過ごしでしょうか?まぁ、こんなラジオを聞いてるって事は、・・・まぁ言わないでおきましょう。「幸せベル」始まります』

カタカナ言葉を英語風に話しダンディな男性の声を合図に、クリスマスの曲が砕けた感じのBGMがラジオから流れ出した。

男性の司会者『今年もこんなラジオが始まっちゃいましたね。今まで御愛嬌されている方は、お久しぶりです。またスケジュールが埋まらなかったの?俺と同じだね。初めての方は、始めまして、MCを務めさせていただきます。川井というものです』

その後、川井はなにやら、自分のプロローグについて熱く語るが、そこら辺はカットさせてもらおう。

川井『さぁて、初めての方もね。いると思うので、この「幸せベル」どんなラジオ番組なのか、教えたいと思います。このラジオ番組は、クリスマスにまつわる不幸な話、今年起きた残念なお話、もしくは、来年こそ幸せを掴み取るぞ!という、お話を聞かせてもらおう、というラジオ番組でございます。そして、私の勝手なご判断で、これはいい!と思ったら、こちらでベルを鳴らさせていただきます』

ラジオからはベルの音が鳴り『はい、これですね』と川井の声が聞こえ、話を続けた。

川井『このベルが鳴りますと、その話にちなんだプレゼントが貰えます。例えば、トイレに挟まったお話ならば、トイレにまつわる物をプレゼントさせていただきます。あっ、ちなみに車の不幸話で車が当たると思わないで下さいね。・・・さてと、そんな不幸話、来年にかけての意気込み。どんどん、お待ちしています。FAX、Eメール、ホームページでご利用になれます。アドレスはwww.・・・・』

同じ時間にテレビでは、同じような番組を、関西弁の有名司会者が務め、ラジオでこんなものを放送しているとは、一部の人しかしらないだろう。

だって、さ○まさんの方が面白いでしょ。

幸せベルでは、メールやFAXが送られてきて、川井が電話をかけて、不幸話や意気込みについて会話をして、辛口に評価していった。

今の所、十件の話がなされ、ベルが鳴った回数0

川井『さてと、そんなにプレゼントをホイホイ放出したら、上の方から怒られますからね。俺にベルを鳴らさせてくれる人は、現れるのでしょうか・・・さぁ、次に行ってみましょう』

ラジオからは、電話番号を盗まれないようにか、川井がボタンを押すたびに変な音が流れてくる。

川井『さて、5回コールして、出なかった場合、流れになりますからね、ご注意ください』

1コール・・・2コール・・3コール・・・ガチャ

酔った男性「あっ、もしもし」

川井『どうも、こんばんわ。幸せベルでございます』

酔った男性「どうも、高校の時から聞かせてもらってます」

少々、酔って若い声の男性がつまり高校の時からクリスマスは一人で暮らしていたと言う事を暴露した事に、男性は全く気付いていなかった。

川井『はい、なんとお呼びすればいいですかね?』

酔った男性「匿名・・じゃ駄目なんですよね」

川井『駄目です。じゃ、こっちで勝手に決めさせていただきます。・・・そうだな』

橋本「橋本です」

川井『あぁ、本名言っちゃいましたね。ちょっと言葉、訛ってますけど、ご出身は?』

橋本「北海道です。上京して、6年になります」

川井『それでは、北海道から上京してきた橋本さん。今回言いたい事は、不幸話ですか?意気込みですか?』

橋本「本当は、意気込みにしたかったんですけど、不幸話で」

川井『それでは、橋本さんの不幸話です。どうぞ』

橋本「あっ・・・えぇっとですね。実は、高校卒業してすぐにこっちに上京してきたんですけど、別にこっちに職があった訳でもなく、親から離れたいと思ってこっちに来たんです」

川井『あぁ、そうなんですか・・・そしたらやっぱり御両親は反対して?』

橋本「えぇ、何故か判らないっすけど、その頃、両親を毛嫌いして、何も言わないで飛び出してきました。それで、始めは家も無くて大変だったんですけど、ようやく安定し始めて、親父達についさっき、連絡しようとしたんです。そしたら、・・・携帯、川に落としちゃって」

川井『あぁ~それは残念でしたね。ちなみに、今持っているのは携帯ですよね?』

橋本「はい、今友達が横にいて、借りてます」

川井『その携帯で御両親に連絡を取ってみては?』

橋本「それが、6年間連絡取ってなかったんで、番号忘れちゃって・・・」

川井『6年間っ?』

橋本「えっ?えぇ・・・」

川井『あのね、橋本君、君いくつだい?』

橋本「24です」

川井『私が言えた義理じゃないけど、さすがに6年間も音沙汰なしってのは駄目なんじゃないかな?』

橋本「えぇ・・・それで、正月に休み貰えたんで、帰省しようかなって考えてます」

川井『はい、ぜひそうして下さい・・・ちなみに、お隣にいる友達は何か、不幸な話は持ってないんですか?』

橋本「えっ?あぁ、ちょっと待って下さい」

橋本が受話器を下ろした音が聞こえ、しばらく橋本とそのお友達と思われる声のやり取りが聞こえ、ようやくそのお友達が、受話器を手にした。

大人しそうな女性「も、もしもし」

川井『あれ?・・・女性だったんですか』

女性「あ、はい・・・女性です。すみません・・」

川井『いえいえ、謝られても困ります。では、お名前は?』

宇野「宇野です・・・」

川井『あっ、お二人とも本名言っちゃいましたね。では、宇野さん。不幸話をどうぞ』

宇野「あぁ・・えぇっと、ちょっと言い方が悪くなるんですけど、大丈夫ですか」

川井『ええ、大丈夫ですよ。それでは、どうぞ』

宇野「・・・そんな下らない事を報告するために、呼ばれたのかと思うと不幸ですね」

大人しそうな声から、ぶっちゃけトークが飛び出し、ラジオからは川井の笑い声と幸せのベルが鳴りだした。

川井『おめでとうございます。って言うか、面白かった。いや、確かにそうだよね。ちなみに二人はどこで知り合ったのかな?』

宇野「えぇっと、5年前に同じバイトをしていて知り合いました。」

川井『それからずっと同じバイトで?』

宇野「いえ、今は二人共、別の場所でサラリーマンやってます」

川井『って事は、その頃からずっとお友達?』

宇野「はい」

川井『本当にお友達』

宇野「えっ?・・・はい」

川井『それ以上では・・ない』

宇野「えっ?・・・えぇっ!いや、そんな事は・・」

宇野の慌てように、電話越しに橋本の笑い声が聞こえる。

川井『いや~ごめんね。オジサン、そう言うお話大好きだから』

宇野「はぁ・・そうですか」

川井『じゃぁ、恋人とかそういう関係じゃないんだ』

宇野「はい・・・お友達です」

川井『ちなみに、宇野さん。彼氏とかは?』

宇野「いえ、いません」

川井『後ろにいる、親不孝者は?』

橋本「同じく!・・・っというより、生まれてこの方、彼女と言う物が出来た事がありません」

宇野の持つ電話で遠くから橋本の暴露トークを聞こえ、どうやら彼は相当酔っているらしく、呂律ろれつもうまく回っていない状態だった。

川井『ん~じゃぁ、宇野さん。もし、もしですよ。横にいる彼が、告白をしてきたらどぉしますか?』

宇野「えっ・・・えっ?・・えぇっと」

もしも話に混乱する宇野を見てか、後ろでは橋本の笑い声が聞こえてくる。

川井『まぁまぁ、クリスマスなんだしね。たまにはそういう話もしないとね。では、宇野さん答えをどうぞ』

宇野「えぇっと・・・・い、良いと・・思います」

橋本(飲み物を噴き出し、思いっきり噎せ始める)

川井『おめでとうございま~す』

ラジオからは意味もなくはないが、幸せのベルが響き渡り、電話の方では「パ、パス」と宇野が恥ずかしがりながら、橋本に電話を渡していた。

川井『おぅ、橋本』

橋本「・・・はい」

電話から聞こえてくる橋本の声は、完全に酔いがさめたようで、真剣そうな声になった。

川井『宇野君が、そういってるんだけど?男としてどうよ』

橋本「あっ・・・えぇっと、・・よ、よろしくお願いします」

川井『よし、その事を含めて、御両親に何か報告しろ』

橋本「い、今・・・ですか?」

川井『今じゃなくて、いつやれってんだ。はい、どうぞ』

橋本「お、親父、お袋。・・・あの、6年間、住所も伝えず、連絡もしないで過ごしてしまい、申し訳ありません。今、営業マンやってて、外回りを繰り返して汗水垂れながら、頑張ってます。・・・年末、生まれて初めて出来た彼女連れて帰ります。そん時は、一緒に酒でも交わそうや」

川井『はい、おめでとう。お父さん、お母さん、聞いてますでしょうか?親不孝者が、今では汗水垂らして、一生懸命頑張ってます。御両親の苦労も、きっとわかってくれる事でしょう。どうか、悲しみの涙ではなく、喜びの涙で彼を向かい入れてやってください』

橋本「あっ、ありがとうございます」

川井『おぅ・・・恋のキューピット舐めるなよ。ちゃんと御両親に頭下げるんだぞ』

橋本「はい」



幸せベルから送られてきたもの、北海道へと報復切符二組。








次の年も新年早々、慌ただしい事もあったが、そんな事は何のその、再びあの季節がやってきていた。

川井『さぁ、今年も、もう残り少ない日数を残すだけですね。早速やって行きましょう。幸せベル!』

おなじみのテーマソングと今回は、やけにノリノリな川井の手拍子も喰わっていた。

そして、毎度のように辛口で視聴者の不幸話や意気込みを叩きつけながら、ベルは一向になる気配がなかった。

川井『さぁて、次のハガキにいってみましょう・・・か?ってあれ・・・この番号、なんか見覚えあるな・・・』

酔った男性「どうも、またやって来ました」

川井「・・・とりあえず、彼女に携帯を返してあげなさい。というより、自分の携帯でかけなさい」

酔った男性「いえ、番号、前と同じ方が、川井さんもわかるかなって思って。それと、携帯、車に引かれました」

川井『はい、とりあえず、お名前は?』

橋本「橋本です」

川井『で?今日はどうしたの』

橋本「あっ、俺、帰りました。その報告をしたくて」

川井『まぁ、そう言うのは大事だよな』

橋本「俺がいつも聞いてるラジオだって知ってて、お袋が去年のラジオ、聞いてたらしいです」

川井『おおぉ、そうなの。そりゃよかったじゃないか』

橋本「あっ、そうなんですけど・・・俺ちょっと、本当に親泣かせで、親父と兄貴の漁船が転覆して、親父は奇跡的に一命は取り留めたんですけど、足に障害持っちゃって、兄貴は・・・まだ見つからなくて・・それが、俺が出て行った年だったそうです。俺、そんな事知らなくて」

川井『あっ、そうだったのか・・・』

橋本「えぇ、兄貴は俺が出て行くって言った時、唯一背中押してくれるような奴で、兄貴の葬儀に出れなくて、ちょっと残念でしたね」

川井『まぁ6年間だからな』

橋本「あっ、でも悪い事ばかりじゃないんですよ。ラジオ聞いてたお袋が、良い彼女だって向かい入れてくれて、親父も大歓迎でした」

川井『ほぉ、そうか』

橋本「あと、一ついいっすか?」

川井『はいはい、どうぞ』

橋本「あの、俺じゃないんですけど、宇野がさっき不幸な事に会いまして、そのお話を」

川井『はぃはぃ、聞きましょう』

宇野「あっ・・・お久しぶりです」

川井『はい、では、宇野さん。不幸な話どうぞ』

宇野「さっき、決算ついでに、広島に異動が決まりました」

川井『・・・・えっ?』

宇野「いや、その・・・異動が・・」

川井『そうじゃなくて、橋本に代わって』

宇野「はい」

橋本「もしもし」

川井『なぁ、さっき俺は関係ないとか言ってたけど、大いに関係ありそうなんだけど、そこんとこどうよ』

橋本「いや、それで、俺も来年に向けて意気込みを話したいな、なんて思ってたんですけど、いいですか?」

川井『まぁ・・・いいだろう』

橋本「宇野さん!」

宇野「えっ?・・・・はい」

橋本「あの~俺等って付き合い始めて、一年経っただろ」

宇野「うん」

橋本「それで、さっき異動が決まっちまっただろ・・しかも広島」

宇野「・・・うん」

橋本「だからさ・・・・一年後、婚姻届を俺と一緒に出しに行ってください」

宇野「ふぁい?」

橋本「ふぁい?・・・あの、とりあえずさ。俺の周りの友達ってさ、出来婚が多くてさ、俺はそんなの絶対に嫌だし、遠距離恋愛って結構、別れる可能性あるって聞くじゃん?だから、それを一年間続けてさ、その間に別れてたら仕方ないけど、二人が生活していけるような財力を持てるよう努力します。ですから、どうでしょうか!よろしくお願いします」

宇野「・・・こちらこそ、よろしくお願いします」

川井『はい、おめでとぉぉぉぉぉ!』

蚊帳の外にされていた川井がここぞとばかりに、声とベルを響き渡たらせた。

川井『おぅ、橋本、お前偉いな』

橋本「あっ・・・どうも」

川井『じゃぁ、また一年後、状況を報告してくれるのかな?』

橋本「あっ、もちろんさせていただきます。あの、失敗してた時には、多分、泥酔してるかもしれません」

川井『じゃぁ、泥酔してない事を願うよ』

橋本「はい、ありがとうございます」



幸せベルから送られてきたもの、新品の携帯








次の年

川井『さぁ皆さん。このハガキが来てしまいました。どぉなったんでしょうね・・・早速、行こうともいます』

かなり酔った男性「はい・・ヒッ・・・どうも、お久しぶりです」

川井『お名前は?』

橋本「橋本でう。川井さん、お久しぶりです」

川井『おぅ、酔ってるな』

橋本「そんな事ないっす、それじゃ、俺が不幸みたいじゃあいっすか」

川井『それじゃ、宇野さんは?』

橋本「それが、ちょっと俺、ミステイクな事しちゃいまして・・・」

川井『ミス?』

橋本「俺、ちょっと待ちきれなくて、3週間前にメールでもうすぐだねって送っちゃったんです。そしたら、それ以降、音沙汰なしで・・」

川井『あちゃ~』

橋本「それで、あいつ結構、内気で人見知りも激しくて、会社でうまくいってないって聞かされてて、それだけが心配で・・」

川井『うん、確かにそれは心配だな』

橋本「もぅそれで、仕事が手に負えなくなっちゃって、なんか上司から気を張り詰め過ぎて破裂しただのなんのって言われて、年末まで無理くり休まされてて・・」

川井『それで、ずっと飲んでたのか』

橋本「いえ、それでさっきから飲んでたんです。この状態を作ろうとして、頑張って飲んでたんです。そしたら」

川井『そしたら?』

橋本「なんかさっき、12時廻った頃に、酒が切れちゃって、コンビニに買いに行ったんです。それでアパートの階段登ってたら、俺の扉の前で、分厚いコート来た宇野がいたんです」

川井『ほぉ!』

橋本「でも、本来なら今日、婚姻届を出して、その事をここで報告するはずだったじゃないですか」

川井『ん~まぁ、そうだな』

橋本「それで、なんでか聞いたんですよ。そしたら、私達が付き合いだしたのは、12月24日じゃなくて、このラジオが放送されているのは、12時過ぎてからだから、12月25日だって言ったんです」

川井『フフフ、たしかに女性にとっては、そうなのかもしれないな』

橋本「笑ってる場合じゃないっすよ。俺、そのせいで仕事手に負えなくて・・・大変だったんデスから」

川井『でも、アパートの前に立ってた宇野さん見て、嬉しかっただろ?』

橋本「・・・・うん」

川井『よし、それじゃ、宇野に代わってくれるかな』

宇野「もしもし」

川井『アパートの前で何分間、立たされてたの?』

宇野「えっと・・・30分ぐらい、橋本君、怒ってるんだろうかって、扉の前でずっと謝ってました」

川井『駄目だよ、6年間音沙汰なしだった息子に、3週間も音沙汰なしなんて事したら』

宇野「はい、サプライズって言ってみたんですけど、何も驚いてくれなくて・・・」

川井『それで?婚姻届は?』

宇野「はい、さっき書きました・・・・明日、出しに行きます」

川井『おめでとうございます』

宇野「ありがとうございます」

幸せのベルが鳴りだし、電話の後ろからは何かを思い出したらしく、橋本が騒ぎだし電話を奪って来た

橋本「あの・・・要らないっす」

川井『はっ?何が?』

橋本「プレゼントっす。もぅ十分貰いました・・・幸せなもん貰いました。このラジオのお陰で、家族にも会えました。彼女も出来ました。いろんなもん貰いました。だから、要らないっす」

川井『あぁ~、まぁ別に要らないならいいんだが、宇野ちゃん、いいのか?』

宇野「はい、あの、色々と川井さんにはお世話になりました。最初なんか、私の背中を押して貰いました。これ以上、貰うなんてなんか図々しい気がします」

川井『うん、まぁ、二人がいいと言うならね。・・・こっちも、二人のお陰で応援メッセージやら、結構いただいて励みになってた部分もあって、頭下げたいのはこっちも同じ気持ちなんで』


最後のプレゼントを二人に送りましょう。

そう言って、ラジオからは幸せのベルが何度も鳴り響き、都会の空は十数年振りのホワイトクリスマスになった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな話を作ってしまった自分がなんだか恥ずかしいです。

そろそろクリスマス。そう思って書いてみました。

どぉだったでしょうか?面白かったなと思っていただければ幸いです。

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