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好き…いや推しです…? 壱

作者: 癒月結愛

 私は中学一年生。腐女子。そんな私には、気になっている男子がいる。同じクラスの卯月恋だ。彼は、言動や行動が少し不良っぽい。私も、初めは彼が嫌いだった。しかし、彼は、本当は優しくて、困っている子を放って置けない人だった。そして何より…顔が可愛い。顔が良い。私は気が付いてしまった。卯月は、本当はとても良い…推し物件だということに。私の推しの三原則は、「可愛い」「顔が良い」「ギャップ萌え」だ。彼はその全てを満たしている。更に、卯月は他の男子と良く絡む。これは、腐女子の私からすれば、好都合でしかない。私の中で彼は完璧な受けだ。卯月は、私の中で、三次元初の推しになった。

 しかし最近、好きなのか、推しなのかがわからなくなっていた。確かめる方法など、思いつかない。頭の中は四六時中、混乱状態だった。

 そんなある日の放課後、卯月が女子に手紙を書き、告白をした。相手の女子も卯月が好きだったため、二人は付き合う事になった。私は恋文を書いている時から、卯月を見ていた。卯月が書いているのは恋文だということを、彼の友達から聞いていた。その時、私は、彼をどう思っているのかに気が付いだ。私は、卯月が恋文を書いていると知った時から………笑っていた。

 推しと好きは紛らわしい。しかし、恋と推しの違いを挙げるならば、私はこうだと思う。恋であれば、自分が付き合いたいと思う。しかし、推しであれば、推しの幸せを願う….無論、誰とも付き合って欲しくないという本音もあるが、私は、笑った。これが恋であれば、私は失恋で、泣くことはなくとも、絶対に笑いはしない。

 私は卯月のことが、好き…いや、おしなのだ。

腐女子…BL作品を好んで読む女性

受け、攻めという言葉は、気になれば調べてみてください。(お勧めはしません)

 小説は初めて書くので、楽しさと不安が入り混じっている作者です。趣味で書いているので、作品の投稿頻度は曖昧ですが、4月までには完結致します。

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