GW
僕は連休を故郷で過ごす為、新幹線に乗った。新幹線から特急に乗り換える必要があるんですけどね。夜叉節さんと利之は来ていない。二人の時間が欲しいんだって。という訳で、一人で新幹線に乗ったんです。初めての一人で乗った電車です。僕にとっては新鮮な体験ですね。
サイドアウト
利之サイド
俺は秀子と箱根に来ている。勿論、ホテルの部屋は同じだ。ベッドは別だけどな。こうしていると結婚式を終えたカップルに思えてくる。今日は秀子とお風呂に入ろうかな?
サイドアウト
再び一丸サイド
僕は越後湯沢で特急に乗り換えて故郷に帰って来た。駅の中(改札の外)の本屋で本を買って、家に帰る道で読んでいる。何の本を読んでいるかは内緒です。駅から歩いて20分で家(実家)に着いた。
家には、党の支部のメンバーがいて、家に入ると僕の世話をしてくれている。僕の世話とは朝昼晩のご飯とお風呂の用意なんだけど、一部のメンバーは一緒にお風呂に入りたがる(女性)。けど、僕は男と一緒に入りたい。女性の考え方は幼児の手伝いっていう気持ちから来ている。僕の考え方は、自分も男だよ。だから、恥ずかしいって気持ちから来ている。だから、願いが叶わないなら一人で入る。
実家から、よしちゃんの家に行く。ちゃっかり中津さんがいるけど、それでもいいや。静君がいないのが残念だけどね。
よしちゃんの部屋で
「かずちゃん、いらっしゃい」
「一丸君、いらっしゃい」
「お邪魔します」
何をしよう?
三人でド○ジャラをやることになった。僕はあまりルールを知らない。ド○ジャラが始まると、何故か僕の一人勝ちになった。ビギナーズラックってやつだよね。
よしちゃんがコーヒーを飲みながら問うてきた。
「かずちゃん、強いね。ひょっとして毎日やっている?」
「ううん、初めてだよ。適当にやっていたら出来てしまった」
「ビギナーズラックか?まあいい、おめでとう」
「ねぇ、明日は海水浴に行かない?」
「何処の海がいい?」
「医科大の裏がいいな」
「私鉄の先だな。わかった。駅に8時に集合」
「兄貴も付いてくるわ」
本当は海水浴じゃなくて日本海が見たいだけです。ニュアンス的に伝わっているでしょうか?
そして、次の日、駅に集合して医科大行きの電車で医科大に行った。裏が海です。
「一丸、泳ぐのか?」
「ううん、海を見にきただけ」
海は広いな大きいな~って、僕は何故、歌おうとしたんだ?
こんなに穏やかな海を見ていると、僕は日常の忙しさを忘れていく。そして、幼友達と一緒の時間は貴重品で幸せを感じている。
「一丸、新幹線いつくるんだ?」
「静君、五年後だよ」
「そっか、五年後に新幹線が開通するのか。敦賀まではいつ?」
「敦賀までは8年です。あっ、五年じゃなくて4年だった」
「そのおっちょこちょいなところは可愛いな」
僕は天然だとでも?可愛いって言われたくないよ!?
僕達は、五時間程海を見て、家に帰った。
次の日、東京に戻った。
新幹線について、聴かれたら、答えるようにしたのは、姉さんの指示でした。




