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キャラクター紹介【魔王軍】

★魔王側のキャラクター紹介。最新話までのネタバレを含みます。

 此方ではタグの関係で反転等の防止策を施しておりません。ご容赦ください。

魔王イヴ・エンデ

大陸を闇で覆い、四百年もの間、空からの光を奪った魔王。

リトルサンライトの街に城を築き、街全体に結界を張って我が物とした。

本編開始二年前、英雄シエラとそのパーティメンバーにより討たれる。

その死体は消滅し、破片一つ残さなかったという。


実際はセラ・エクスマキナ・イヲニアンをはじめとした配下たちによりほぼ強制的に魔王にされた存在。

訳も分からず薬を飲まされ、それ以来体から溢れる膨大な魔力の闇を制御できなくなった。

その後、闇の制御自体は可能になったものの自決すら許されず、数日おきに闇を搾取される。

ホメロスやチェルシーによる鍛錬もあり、四百年のうちに人の限界では及びもつかない力を手に入れる。

それでも罪悪感から死を望んでおり、配下たちを地下に封印した上で英雄を迎え入れ、打ち倒された。

その後、赤の魔法による蘇生術式により肉体ともども再生。

配下を封印したまま贖罪のため冒険者を開始し、二年間で英雄シエラに勝るとも劣らない成果を上げる。

しかし、シエラに魔王であることが発覚したその日に配下たちが封印を粉砕。

彼女たちを伴い、魔王ならぬ、動く小国の王『イォリア・アトラス』として活動することになる。



基礎情報

本名:イヴ・エンデ

出身:リトルサンライト

年齢:約四百歳

異名:

『魔王』:闇で大陸を覆い、人々から希望を奪った。

『最悪』:彼が齎した光のない世界は、まさに最悪のものだった。

『不夜城』:冒険者となってからの異名。昼も夜も関係なく活動することから。

『イォリア・アトラス』:

 正確には偽名。配下ネメシスによって提案された当面の仮初の名。

 由来はネメシスが語った、動く小国を率いた英雄の名。

『四世紀童貞』


容姿:

 身長約百七十五センチ。

 やや黒みがかった銀髪に金の瞳。白く、遠目からでは幽鬼のようにも見える肌。

 痩せ形で顔立ちは整ってはいるものの、四百年の間に刻み込まれた無気力と諦観の色が表情にしっかり現れている。

 髪は肩下辺りまで伸びており、やや癖毛気味。

 戦装束として、黒の全身鎧を持つ。

技能:

・魔法

 五色の修得。収納空間の数は四。

 当時はこの五色全ての使用は一般的なものであった。

 それぞれ最上位魔法の構築も可能な他、百式を超えた常識外れな超抜級の魔法も使用する。

・体術

 身体を強化する特殊な技法『気』の修得。

 また、それを利用した体術の修得。

・武器

 近距離武器に一通りの心得。



特筆事項:


・配下

 魔王に付き従った十二人の配下。

 その正体は英雄シエラでさえも知り得なかった、謎の多い存在。


 実際はイヴ・エンデが魔王として四百年在り続けた要因。

 絶対的な忠心、妄信、狂信はイヴの存在を縛り続けていた。

 魔王の討伐に来た者たちを相手取り倒していたのも彼女たち。

 

 英雄シエラの魔王討伐に際し、イヴの手で城の地下に封印されていたが、脱出。

 うち五人はそれぞれの理由から石に姿を変え、心を閉ざしている。


・『王の世界(エンデワールド)

 黒の侵蝕・九十九式。

 大陸を覆った闇の魔法。

 闇とは言うものの、色の付いた魔力が漂っているだけで人体に影響はない。黒く深い霧のようなもの。

 太陽の光による恩恵は地上まで届いていたようだ。




副官マキナ

魔王イヴ・エンデに付き従った副官。魔王の最初の配下。

圧倒的な天才性と技術を有し、実現不可能な域の魔法道具を多数生み出した。

そのうち幾つかは魔王討伐後に人々に発見され、利用されている。


実はイヴを魔王にした全ての元凶。

元々人間であったイヴの幼馴染であり、彼の開花しない圧倒的な力に唯一気付いていた。

それを人々に、そして何より本人に知らしめるべく、彼を魔王に擁立した。



基礎情報:

本名:セラ・エクスマキナ・イヲニアン

出身:リトルサンライト

年齢:約四百歳(魔王イヴと同年齢)

異名:

『天才』:誰しもが舌を巻く天才性から。

『マキナ』:魔王の配下としての異名。

容姿:

 身長百四十五センチ弱。

 白い髪に赤い瞳。一切光を浴びたことのないような青白い肌。

 痩躯も相まって非常に華奢で、触れれば折れてしまうのではという印象を持つ。

 これは不老長寿を得る前からのものであり、先天性白皮症(アルビニズム)に加え何らかの症状を患っていたかもしれないとのこと。

 薄着の上に白衣を羽織ったスタイルが基本。

 背負う形で背中に取り付けてある機械の腕を白衣の袖に通している。

技能:

・魔法

 五色の修得。収納空間の数は不明だが、魔王軍の中では最多とされる。

 独自の術式は複雑だが極めて効率的であり、通常の魔法より早い発動を可能とする。

・体術

 体が弱く、訓練すら出来ないため一般人以下。

・武器

 体術同様の理由により基本的な武器は使用不可能。

 ただし発明品には彼女が扱える武器も存在する。



特筆事項:


・不老長寿の薬

 詳細は不明。肉体の成長を止め、通常の魔族にも勝る長命を得る。

 魔族の体の作りを基礎として作成した技術であるため、人に投与すると魔族となる。

 魔王や他の配下たちにも投与しているが、元から長い寿命を持つ者は例外。


・機械の腕

 マキナが体の弱さを補うために作成した補助腕。背中に背負うようにして装着する。

 マキナの思考に応じて動き、本人以外が背負っても動作しない。

 年月を経て伸縮や魔法構築の機能が追加されている。

 自身の一部位と定義しているため、特別な銘はない。


・『その王威ある限り(ネバーエンド)

 赤の復権・百六十六式。

 魔王イヴにマキナが刻んだ魔法。

 緻密極まりない術式が百以上も組み合わさった、前代未聞の代物。

 詳細は不明。




従者ニア

魔王イヴ・エンデの身の回りの世話を担当する従者。魔王の二番目の配下。

親はおらず、さまざまな仕事で食い扶持を稼いでいたが、十四歳の時、魔王が放った闇が遠因となり職を失う。

満足に食事も摂れず、リトルサンライトの裏路地で死を待つばかりだったが、マキナに拾われ魔王に仕えることになった。



基礎情報:

本名:ベゴニア

出身:リトルサンライト

年齢:約四百歳(肉体の成長は十五歳で停止している)

異名:

『ニア』:魔王の配下としての異名。

容姿:

 身長約百五十五センチ。

 栗色の髪に濃い茶色の瞳。注視しないと無表情に見えるほどの微笑が特徴。

 成長の止まった時点の年齢としてはやや発達した肉体。

 丈の長い給仕服と、手の甲に魔法の構築装置が付いた機械仕掛けの手袋が基本のスタイル。

技能:

・魔法

 使用できない。先天性のものであり、珍しいことではない。

・体術

 ほぼ一般人相当。

・武器

 将としての役割は課されていないため、使用できない。



特筆事項:

・魔法補助手袋エンデニア

 マキナがニアのために作った、魔法を代わりに実行する機械仕掛けの手袋。

 手の甲にある構築装置に術式が組み込まれており、装着者の命令に反応して対応した魔法を代行する。

 魔力はバッテリー式で、ニアは常にスペアを幾つか持っている。

 また、収納魔法を使うため、マキナから収納空間を三つ借りている。




シトリー

魔王イヴ・エンデの身辺の警護を担当する近衛騎士。魔王の七番目の配下。

人と魔族の間に生まれた、本来あり得ざる子供であり、獣人症を患っていた。

原則として人の特徴を強く残し、決まった幾つかの部位が変化する獣人症であるが、彼女の場合は部位も範囲も不規則に変化し続けていた。

それを己で制御できず、迫害を受けていた彼女は恩情を与えるという名目で魔王討伐に抜擢される。

事実上の追放であり、自棄になっていた彼女を魔王イヴは保護し、数日後、配下として迎え入れた。

配下となった数年後には獣人症による変化も制御できるようになっているが、一定の範囲に症状の影響を残す必要があるようだ。



基礎情報:

本名:シトリー

出身:ニールヴェルグ竜渓谷

年齢:約二百歳(魔族側の親が相当な長命種である影響か、十台後半程度の容姿を維持している)

異名:

容姿:

 身長約百六十センチ。

 緑の髪と金の瞳。すらりと引き締まった体つき。

 目を引くのは額の両端から後ろに伸びる二本の角。

 装備は肩と背中を露出した軽鎧。肩部と背中は緑色の鱗で覆われており、鎧の装飾に見せかけている。

 また、両の腰に短い剣を四本携える。

技能:

・魔法

 三色の修得。収納空間の数は一。

 必要最低限のものを学んでおり、戦闘でも牽制等小規模のものしか使用しない。

・体術

 大陸でも屈指の速度を有する。

 その速度を駆使した回避を基本とするが、必要に応じて体の部位を変化させ、緑の鱗による防御も行う。

 戦いを好む生粋の戦士ではなく、必要とあらば死角からの不意打ちも積極的に実行する。

・武器

 自身の身長を超える長さの槍を使用。速度を駆使した超速の刺突を得意とする。

 腰の四本の剣は槍を出す余裕がない時などの緊急用の他、場合によっては片手に持って超近距離を補ったり投擲に利用する。



特筆事項:


・獣人症

 現在は制御出来ているが、尚もほぼ全身にその症状を発生させることが可能。

 また、一定の範囲は必ず変化させておく必要があるようで、普段は肩と背中を緑の鱗で覆い二本の角を生やしている。

 翼を広げ飛ぶことも可能だが、どうにも感覚を掴めず、ごく短距離の移動の補助に使うことが殆どのようだ。




チェルシー

魔王の六番目の配下。大陸の外からやってきた魔族の女性。

それまで魔法の使用が主であった魔王に肉体や武器を使った戦い方を指南した。

凄まじい怪力と自由自在に気を操る技術を持つ一方で、感情の制御が出来ず、魔王を前にしてしばしば暴走する。



基礎情報:

本名:チェルノボーグ・シグマルーツ

出身:大陸外

年齢:六百歳以上(少なくともホメロスよりは年上とのこと)

異名:

『鬼神』:無双とされる怪力とそれを用いた戦い方から。

容姿:

 身長約百七十センチ。

 黒い長髪に黒い瞳。魔王の配下たちの中で最も高い身長と、相応に豊かな体つき。

 額から天に伸びる白い角は、曰く力の象徴。

 黒地に金の豪奢な装飾が施された、袖の広い衣服を纏う。

技能:

・魔法

 使用できない。魔法に縁のない国の生まれとのこと。

・体術

 山をも砕く怪力に加え、身体を強化する特殊な技法『気』の修得。

 気を完全に制御しており、武器に纏わせるなどの応用にも通じている。

 一つの型に縛られなず、身に付けた多くの体術を自在に操る。

・武器

 剣の扱いに長ける。

 気を交えた独特の一振りは空をも裂く。



特筆事項:


・剣気一体

 本来身体に巡らせる気を、剣に乗せる独自の技術。

 気を纏った剣は本来剣では届かない実態のないものでさえ切り裂く。

 剣の可能性と気の可能性、どちらも大幅に広げる。




ホメロス・オッド・マギノィ

魔王の四番目の配下。史上最高の魔法使いとして伝説に名を残す女性。

大陸で現代の魔法の基礎となっている術式の九割は彼女が編み出したとされている。

魔王が生まれるおよそ二百年前、後の魔法都市マギノィとなる町を作った。

その功績と知識から賢者と呼ばれ、マギノィの研究者たちの中には彼女を神格化している者さえいる。

イヴ・エンデが魔王になった初期の頃から交流していたが、配下となったのは数十年が経ってからだった。



基礎情報:

本名:ホメロス・オッド・マギノィ

出身:不明

年齢:六百歳以上

異名:

『賢者』:圧倒的な知識と齎した功績から。

『始祖』:魔法都市マギノィの民に主に呼ばれる異名。

容姿:

 身長百六十センチ強。

 ところどころに赤の混じった短い黒髪に黒い瞳。覇気のない目の下には薄く隈が刻まれている。

 体の線が出ないようなサイズの合っていない服を好む。(というより服装に殆ど頓着していない)

 左手の指にはそれぞれ、魔法に対応した色の石の入った指輪をはめている。

技能:

・魔法

 五色の魔法の神髄に誰よりも近付いた。

 収納空間は必要以上に持っていても無駄だからと一つしか有していない。

・体術

 研究者体質だが、体に施す性質の魔法の実験のためある程度鍛えているらしい。

・武器

 杖術を基本とした長柄の武器の扱いに心得がある。



特筆事項:


・等価交換の悪用者

 魔王イヴ・エンデ曰く、『等価交換を最も悪用した者』。

 対価相応の別の何かを得る技法を見出し、それを用いて数千年掛けて至るような魔法の極致に数百年で到達した。

 魔法の原則は等価交換だというのは魔法を専門とする者にとっては常識である。

 だからこそリソースの用意に生涯を費やす者さえいるのだが、ホメロスは法の抜け道を潜るようにそれを解決させた。


・最も深淵に在る者

 ホメロスと魔王イヴ・エンデの関係が大幅に変化した事件。

 両者にとって黒歴史であるため詳細は省く。




ネメシス

魔王の十番目の配下。口数が少なく物静かな少女。

自分から話し出すことは少ないが、会議の進行役を務めることもあり慣れた様子が見られる。

過去をあまり口にせず、心を開いた魔王にとっても謎が多い存在。



基礎情報:

本名:ネメシス

出身:不明

年齢:不明

異名:

容姿:

 身長約百五十センチ。

 やや白みがかった黒髪に青い瞳。黒縁の眼鏡。感情を感じさせない無表情。

 黒めの肌の上に襤褸けた白い包帯を巻き、足首から口元までを覆っている。

 更に煤けた白いローブを纏う。フードは猫の耳のように二箇所が尖ったもの。

 包帯やローブの汚れは洗っても落ちないため、特殊なものであるようだ。

技能:

・魔法

 五色の修得。収納空間の数は九。

 ホメロス曰く骨董品が過ぎる構築の術式。

・体術

 その覇気のなさとは裏腹に素早い動きを活かした戦いを得意とする。

・武器

 大抵の武器に心得を持つ戦闘上手。

 巻いている包帯もまた武器の一つとのこと。



特筆事項:


・アトラスの英雄譚

 ネメシスが知っている昔話。

 英雄イォリア・アトラスが仲間を集め、動く小さな王国として魔王と戦う物語。

 少なくとも大陸には伝わっていないようで、ホメロスさえ知らない話。




アイゼン・ヒャクシキ

魔王の十一番目の配下。マキナが作り上げた、半人半機の人口生命体。

人工知能を搭載しており、それどころか独自の感情を有している。

明朗で常に笑顔を絶やさない。――それは、戦闘でも変わらず、笑顔のままに敵に手を掛ける。

感情は不完全なのか、時折異常に高揚し暴走することがある。



基礎情報:

本名:アイゼン・ヒャクシキ

出身:リトルサンライト(魔王イヴ・エンデの城で完成)

年齢:完成から約五十年

異名:

容姿:

 身長約百五十五センチ。

 白く長い髪に赤い瞳。肌の白さも相まって、マキナと並ぶと姉妹と判断する者も多い。

 両手両足、腹部、目元などはマキナの手によって作成された機械で構成されている。

 戦闘時には目元を赤いバイザーで覆う。

 機械部分だけでなく肌の部分にも改造が施されており、機能に則った変形、変容が可能。

 服装はドレスが多い。マキナの趣味によるものだとか。

技能:

・魔法

 使用不可能。

 ニアの手袋同様の機能を組み込むことも可能だが、アイゼンの気に入っているらしい機能と干渉し択一となるようで断っている。

・体術

 体中の機能を駆使した、常人では不可能な動きを笑顔のままに実行する。

・武器

 体中にあらゆる状況に対応した武器を内蔵している。

 片手持ちの魔力砲を両手に持った上での近接戦闘を得意とする。



特筆事項:


・充電

 アイゼンの動力は魔力であり、戦闘を行わなければ一ヶ月程度の連続行動が可能。

 魔力が減少した場合は充電が必要だが、対応している魔力はマキナ、もしくは魔王イヴ・エンデのもののみ。

 充電は経口摂取によって行われる。

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[一言] ハーメルンから来ました 続き待ってます
[良い点] ハーメルンで見つけて面白くて一気見しました 続き楽しみにしてます!
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