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プロローグpart2
「お主、聞いておるのかの?」
(うそだろ………?誰か冗談って言ってくれよ……)
「ねぇ君、大丈夫かい?」
「顔色悪い……」
「すっごい汗だね!?君本当に大丈夫!?」
俺は4人に話し掛けられたが聖徳太子じゃないから返せなかった………
遡ること少し前
足元が光眩しく輝き、目を瞑る
「おお!成功じゃ!!」
大きな声が聞こえる
俺の周りには女が2人と男1人俺を含めて計4人の男女
そして俺達を取り囲む有象無象の兵士達
しかし俺はその場の状況を冷静に判断出来ても、現在の自分の状況を判断出来ていなかった………
そして俺達は広い部屋に連れて行かれた




