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突然の告白!?

 駄文ですが読んでいただけると幸いです

 私には彼氏がいる。いわゆる残念系男子だ。外見は童顔でイケメン、170cmチョイくらいありスタイルもよし、彼女思いで浮気しないのだが。もったいないというか、同級生からはもてない理由として重度のオタゲーマーである。その程度ははなはだしく、学校を休み親から金を取ってまでゲームに費やすというざまである。そう考えると親に対しては反抗期なのかもしれない、彼ももう高1だ。まあ私には優しいのだが言葉にすると彼は少し問題児っぽいかもしれない。

 しかし私も学校では浮いていて遅刻ばかりしているし、たまに憂鬱になっては学校をずる休みしている。だからそこまで人のことは言えないし、責めようとも思わない。私も言葉にしちゃうと感受性が強くて病みやすいし。


 とはいっても、実はこの彼純也くんと私は目黒と千葉の遠距離恋愛だ。ちなみに純也君が高1で私は高2なので彼は年下彼氏である。皿に、純也君は私の従兄弟である、遠い親戚だが。純也君と私は上記で上げたところ以外にも似たところがあって付き合うにいたったのかもしれない。というのは、純也君も私もお兄ちゃんがいてその兄の学力が非常に優秀なのだ。私たちはそこそこの進学校に入学したが、上は国内有数の進学校にいたのだ。そんなところも私が純也君に親近感を抱く理由だったりする。

 純也くんと私は実は先月付き合ったばかりだ。純也君も私も恋愛には不慣れで、とりあえず半年後には半年記念日をしようと決めてはいる。

 彼と私の出会いは私が小6のときにさかのぼる。あの時、私は純也君のお母さんが持っているたけのこが取れる山に純也君といっしょに連れてってもらったのだ。そして年が近いこともあって車内でポケモンの話をしたりモンハンの話をしたりして盛り上がりラインを交換した。

 そして先月に初めてラインが純也君から来た。なんと彼は千葉まで来るからあってほしいと言ってきたのだ。私も彼のことは少し意識していた。だから快諾した。ちょっと私の回想に付き合ってほしい。


 私はバリバリにおしゃれして緊張しながら言う

 「久しぶりだね。ラインはじめてくれたじゃん。嬉しかったよ」

 純也君の顔は真っ赤だった

 「あのときから、ずっと、可愛い人だなって気になってた。お母さんから話を聞くたびに僕に似てるなって思ってた。だから、まず友達から初めて付き合ってくれますか?」

 「いいよ。私もずっと気になってたの」

 多分、答えた私の顔も真っ赤だったと思う。

 そのあとは流れでカフェに行って私たちはアップルティーを飲みながら、目が合ってはそらしたりしていた。多分お互い顔は真っ赤だったと思う。恋愛慣れしていないし談笑はできなかった、緊張しすぎて。ただ、目が合ってはそらしているうちにだんだんとその行為が面白くなって、暗黙のうちに先に目をそらしたほうが負けなんてゲームみたいになってた。そんなことしているうちにだんだんおかしくなってきて、二人で同時に噴出して大笑いしてしまった。その後プリクラを撮ったけど、二人ともそんなことするのは久しぶりすぎてぜんぜん上手く撮れなかった。帰るとき、私たちは少しだけ手をつなぎながら歩いた。つないだ手はとても温かかった。

 

 以上が私たちが付き合うことになった経緯だ。あの日から毎日のようにメールはしている。あえてラインではないのだ。だんだんとreの文字が増えていくのが面白くて嬉しくて二人で連絡はメールにすることにした。ちなみに一度だけ電話で話そうとしたことはあったんだけど、まだ上手く話せなくてどもったりかんだりして、だからすぐに切ってしまった。次は一月ぶりに会える、東京と千葉だと上手いこと会えないのだ。確か次ぎあう時はクリスマスイヴだ。お互い合理主義な私たちがクリスマスに会う予定を作るなどという、非合理極まりないことをしたことについては笑えてくる。もしかしたら純也君もそう思っているかもしれないと思った。でも私は、不思議と嫌じゃなかった。むしろ楽しみでさえあった

 

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