表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王道楽土  作者: Gie
15/23

15

「王よ!!一大事でございます!!」

北国王が軍幕で寝ていると、近衛騎士団長が急いだ様子で入ってくる。

その声に飛び起きた北国王は、只事ではない事を理解した。

「申せ!何があった?!」

「はいっ!!中央国が燃えております!!」

「何ぃっ!!」

中央国王は軍幕を出て中央国の方に目を遣る。

すると、中央国が盛大に燃えているのが見えた。

「これは何だ!!どういう事だ!!」

「分かりません!!何故燃えているのか見当もつかないのです!!」

「そんな訳があるかっ!!誰かが先走って中央国に火を掛けたのであるまいな!!」

「それだけは決してありません!!

 南国王を捕えた後、中央国内からは兵を引き揚げており、中央国に近付くものが居ないように監視を付けておりました!!」

「ならば!!ならばこの事態は何なのだっ!!」

「それが、分からないのです!!監視をしていた者の言では、中央王城前辺りから、いきなり炎が上がり、瞬く間に中央国を炎が包んでいったとのことで、我々も困惑しているのです!!」

「なっ...」

北国王は近衛騎士団長の報告を聞き、絶句した。

誰も居ない筈の中央国王城前から炎が吹き上がるとは、一体何が起こったのだ...


目の前の光景に成す術もなく見ていると、西国王が北国王の横にやってきた。

「これはっ!!これはっ!!どういう事なんです?!」

「分からん...監視していた兵士の言では、中央城前辺りからいきなり炎が上がったとのことだが...」

「こちらが監視していた兵士からもそのような報告を受けました...一体何が起こっているのでしょう...」

「分からん...皆目見当つかん...こんなことは初めてだのぉ...」


北国王と西国王は、成す術なく、中央国が燃え続けるのを見ているのみであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ