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乙女ゲー?のような世界に転生したら悪役令嬢に惚れられた件

作者: 朧月夜行

頭の中で思いついた映像をなんとかかんとか文章に落とし込んで頑張ってみました

いわゆる婚約破棄悪役令嬢ハッピー系ですがざまぁ要素は薄めです

駄文かつ長いですができれば読んでやってください

6/15 23:45 感想でのご指摘と説明不足かなという面の補強も含めて大幅修正

誤字脱字指摘 随時受け入れております!


バカラッバカラッ


馬の蹄が地面を蹴る音が響く

俺は右手で手綱を握り目の前の一緒に馬に跨る少女の腹に左腕をまわす形で手を回すことで安定させ共に前を見る傍目から見ても美少女を気にかける

身分的にも嫁入り前の女性に対する扱いにも大変不敬なのだがそんな事を気にしている場合ではない

落ちないようにか彼女は俺の腕をきゅっと掴むことで安定させつつも少し落ち着いたのかその顔をこちらに向け今まで思っていたであろうことを口にしてきた


「あなたは・・・・・?」

「喋るな、舌を噛むぞ!あとオレの事は今は謎のヒーローXとかでも思っておけばいい!事情は屋敷に着いたら話す!」


かなりぶっきらぼうな口調になってしまったが許していただきたい所存である

なんせまだ追手が来るとも限らないのだ、俺の影がなんとかしてくれている可能性もあるが指示はしていない。

可能性を考慮して馬を出来得る限り早く飛ばすしかないのがもどかしい!


屋敷に着けば詳細な事情が話せるのだしらもう少し我慢していただきたいと思いつつ俺はこうなった経緯を思い返す・・・・・



      ---------------------------------------------------------------------

ベリル王国貴族・エーゲ侯爵家次男ニコラス 気が付いたら俺はこの魔法も剣もある世界にその名を持って生まれ変わっていた


なんともまぁテンプレな世界ではあるが魔物が存在し、しかし魔王だの勇者だのといったものは存在しないこの世界で貴族に生まれ変わるなんてのは男性転生者としては珍しい設定なんじゃなかろうかと思いながら過ごした幼少期を経て青年になり


特に婚約者がいるわけでもなくできることもなく学園に入ったらどうもこの世界は前世でよく見た乙女ゲー?(どっちかというと婚約破棄物のweb小説?)のような世界っぽい

っぽいというのは学園の同年にこの国の王太子がおりその王太子には婚約者がおりそしてその王太子は男爵令嬢に首ったけなのである

しかも婚約者の公爵令嬢が入学早々男爵令嬢に嫌がらせをしているなんていう噂まで流れた

"っぽい"とは表現したがもうこりゃ確定だと思うしかなかった


前世の俺は所謂本の虫でweb小説を漁りまくったもんだからこんなパターンを何度かみている

見ているもんだからいろんなパターンを考え、まずは公爵令嬢をストーキングすることにした


優秀な影を雇ったので隠密スキルを伝授してもらい誰にも気付かれないストーキングを敢行した


対象はベーリング公爵令嬢マリアンヌ様、王太子の婚約者である

品行方正・成績優秀・清楚清廉にして美少女

麗しい蒼のロングヘアーにスラッとしながらも出るとこは出ているスタイル、顔も前世のアイドル顔負け

正直あの王太子には勿体ないし婚約者が居なければ惚れているとこだがまぁそこはいい


ストーキングしているうちに気付いたが彼女はまったくもって男爵令嬢に手を出していなかったことがわかった、というか極力接触すらしないように避けていることまでわかった

あの御令嬢たぶん転生者だなとなんとなくアタリを付けた俺は、じゃあ噂の出どころは?男爵令嬢か王太子がデマを流している?と考察しつつこういうパターンかーと次の目標を定める

ついでに超優秀な影(元俺を殺しに来た暗殺者、転生者だと言ったら興味を持たれ殺されなかったので雇った)にベーリング公爵家を洗わせる指示を出した


次は男爵令嬢の追っかけかなーとか思ってたら超優秀な影が一晩でやってくれました

超優秀な影はベーリング公爵と王太子が裏で繋がり非道な策略を動かしているとわかったのだ

策略の内容は後で詳しく説明するので今は許してほしい。


なんにせよマリアンヌ嬢があんまりにもあんまりな事になる事がわかった俺は彼女の破滅を回避し、かつ王太子と公爵閣下にはとことんまで落ちてもらおうと策略を練り動き出した

まぁやることなんて「これ噂で聞いたんだけどベーリング公爵令嬢様、男爵令嬢には何もしてないらしいぜ」なんていうのを友人連中に吹聴し、王太子の取り巻き連中(王太子の策略に気付いているのか王太子から離れつつあったけれど)の婚約者様方にも協力してもらいマリアンヌ嬢の周りを固めるとともに同じような噂を流してもらうようにしマリアンヌ嬢の地位向上に務めた


幸いなことに彼女は悪い噂を気にしなかったのか身分別け隔てなく接したことで悪い噂はどんどんナリを潜めることになった

この間わずか3ヶ月である


さて、こうなると焦るのは王太子、及び公爵閣下だ

早いうちに結果を出しに来るなと思っていた俺はでっかいイベントはどこかなと探しているとあった

8月、所謂夏休み期間における登校日(というのは名ばかりの学生社交パーティー)で王太子は動くだろうとアタリを付けた俺は父上も巻き込もうと決心し影に裏を取らせ計画を練り、父上に相談した


割とあっさり通ったこの計画は細部を父上と詰め、その時期を待った


          -------------------------------------------------------


「マリアンヌ・ベーリング!私ベリル王国第一王子にして王太子であるガリアルド・オートナー・ベリルは貴様との婚約を破棄する!」


「「「「「「「「「「「「「「「えっ」」」」」」」」」」」」」」


テンプレの婚約破棄セリフを吐いた王子はドヤ顔を晒し、周りはそのとんでも発言に驚愕の声を上げる

そんな中俺はうわぁやりやがったよマジかよマジでやりやがったよあのバカ王子・・・・・と頭を抱えたくなるのを我慢してひとまずその成り行きを見守ることにした


「フォッグ男爵令嬢エリエルを罵倒し傷付けたお前に王妃になる資格はない!近衛よ!この悪女を即刻この会場から連れ出し国外に追放せよ!」


響くのは王太子の声のみ

マリアンヌ嬢は何が起こったのかわからずに呆然とその場に立ち尽くしたまま近衛に連れて行かれこの場を去った

王太子の斜め後ろには涙を流す男爵令嬢がおり、周りの生徒達は何が起こったのかと唖然として動けない

そんな中俺は計画を動かす為に隠密スキルをフル活用、近衛に連れて行かれたマリアンヌ嬢を友人達にも気付かれずに追いかけ近衛を不意打ちで気絶させ冒頭に至るというわけである・・・・・



          ------------------------------------------------------


馬を走らせていると屋敷が見えてきた

門の前に馬を止め、訳のわからない様子を抑えきれないマリアンヌ嬢が降りるのを手助けし門番に帰った旨を伝え扉の前に行くと開ける前にそれが開く

開けたのは父上、エーゲ侯爵エゲレスだった


「父上!賭けは俺の勝ちだ!」

「そのようだな・・・・・・・ベーリング公爵令嬢マリアンヌ様ですね?どうせバカ息子はろくに話をしていないのでしょう、詳細なお話をしたいと思いますゆえ中へどうぞ」


その物言いは少々不満であるが話していないのは事実なので何も言えない

ただ何も話していないのではない、話す暇がなかったのでちょっとその辺は抵抗したい

したら面倒くさくなる可能性があるのでしないけど

ショックなのか頷くことしかできない彼女をエスコートしつつ客間へ案内する


客間ではメイドが既に紅茶と茶菓子をスタンバイさせていた

先に来ていたであろう母上がソファから立つとマリアンヌ嬢を見て涙をこぼし「辛かったでしょう・・・・・もう大丈夫です・・・・・」とマリアンヌ嬢を優しく抱きしめた

理不尽を経て与えられた優しさが彼女の感情の蓋を開けたのか彼女はそのまま母上のフロアドレスを掴むと嗚咽をもって泣き始めた

男子たる俺と父上はどうしようもないので顔を見合わせ落ち着くまで待つかというアイコンタクトを交わし彼女が落ち着くのを待った


数分して落ち着いた彼女をソファに座らせ隣にはマリアンヌ嬢の肩を抱いた母上

向かいには俺と隣に父上という構図でさぁお話だという態勢を整えた

なお彼女にはメイドから気分を落ち着かせるというハーブティーをもらいお礼を言っていた

こんな状況でもお礼を言える彼女はやっぱすげぇなと思いつつ俺は意を決して口を開く


「まずはここまでの非礼をお詫びします。自己紹介がまだでしたので先に、エーゲ侯爵が次男 ニコラスと申します、隣は父のエゲレス、貴女の隣は母のリーヴェです」


軽く自己紹介、紹介された父は立ち上がり紳士の礼を、母は彼女を離したくないのか会釈で返す


「これからどうしてこうなったのかを時系列順に話しますがあなたにとってお辛い話もありますので辛ければ遠慮なく止めていただいて構いません、いいでしょうか?」

「はい、いろいろと疑問はありますがお話を聞いたほうが早そうです、そして助けていただき誠にありがとうございます。

お話は私のことはどうか気になさらず、辛くても全て聞く覚悟はできました」


やはり彼女は強い、そして公爵令嬢が簡単に頭を下げないでいただきいものである

ちょっと緊張するから

父上は俺に話させるようだ、デリカシーに欠ける所があれば母上が声を上げるだろうしまずは経緯を話すか


「まずは入学からのあなたの噂ですが王太子が流していることが早々に発覚していました

目的ですが今日この日婚約破棄にまで話を持っていく為です」

「なるほど・・・あの子は・・・どうしてこんなことを・・・」

「あの子?」

「男爵令嬢です。あまり関わらないようにしていましたが一度だけ謝りに来たことがありまして・・・」


この状況で男爵令嬢の心配か・・・

やはり素晴らしい人だ、この人は


「あぁ、彼女ですか・・・彼女は利用されただけです・・・王太子とベーリング公爵の策略に・・・」

「そんな・・・策略・・・?」


うんやっぱり気になるよね

俺としても胸糞悪いからさっさと話しておきたいし興味を持ってくれるのは助かる


「はい、あなたと男爵令嬢を利用した婚約者の挿げ替えとそれに伴う公爵の利権拡大の策略です。

まず前提なのですが公爵閣下の現在の夫人は後妻ですね?そして妹君は腹違いの後妻の子で可愛がられていると聞いております」


そう、マリアンヌ嬢には腹違いの妹君(とあと実兄、もちろん前妻であるマリアンヌ嬢の実母との間にできた子)がいる

兄妹仲は全く悪くないどころか仲睦まじい、特に兄は姉妹両方に平等に兄弟愛を注いでいるとか聞いた

というか王太子にめちゃくちゃ悪い視線やってるの見た、怖かった

妹君とも姉妹仲は悪くなく突然姉になったと言ってもいいマリアンヌ嬢にべた惚れレベルで甘えるらしい

こっちは噂で聞いた

あと母上睨まないで、ちょっとデリカシーに欠けてたのは認めるけどここ結構大事なの、マリアンヌ嬢視点の確認は一応しときたいの!


「はい・・・父と実母は政略結婚で実母が伯爵家の出身だったからか仲がいいとは言えず・・・それでも実母が亡くなるまではちゃんと愛してもらえていたと・・・思っています・・・

義母が来てからは義母とともに妹であるユリアンヌを溺愛して私は兄とともに無視されるようになりました」


影からの報告通りだな

公爵はマリアンヌ嬢が生まれたと同時に外に愛人を作りあまつさえ子供まで作り支援していたらしい

実母殿が亡くなると三ヶ月もせずに愛人親子を引き取ったそうだ

そこから妹君への溺愛が始まった、幸いなのは上二人への虐待などがなかった事だ

無視だけで済むならむしろ優しかったともいえるだろう

メイド達はしっかり彼女たちの分の食事も用意していたという話だし公爵と愛人のみの無視はこういうパターンの中では一番ぬるいとも言える

やられるほうはたまったもんじゃないのだが


あと公爵は愛人のことを相当愛しているようで愛人の頼みならなんでも聞き入れているそうだ・・・

まったくもって不愉快な公爵である、閣下とか付けたくないくらいに


「そうですか・・・辛いことをお聞きして申し訳ありません、話を戻しましょう

公爵閣下の策略なのですが王太子と組んでというのは前述のとおりです

まず王太子が適当な令嬢を見繕いあなたの悪い噂を流します、そのまま一年間を過ごし令嬢を取り込みつつあなたの評判を貶めることで一年後のパーティで婚約破棄を成立させます

その後、嘘の報告をしたとして見繕った令嬢をも断罪した上で貶められた公爵の名誉回復も兼ねて妹君を婚約者として王妃に据えベーリング公爵の利権拡大を狙うという筋書きだったようです」


それを聞いた彼女は「そんな・・・」とか細い声で呟くと俯いてしまい

そんな彼女を哀れんで母上がそっと彼女の頭を抱き寄せた

いろいろ申し訳なくなってきた、婚約破棄に行かせずともどうにでもなったのではないかなんて後悔まで襲ってくる・・・


「公爵や王太子にとって誤算だったのはあなたの悪評が好評に覆ったことです

何故かあなたの悪評が広まらないどころか好評になっていく

もちろんあなたの努力の成果でもありますが彼らにとってはたまったもんじゃなかった

だからこそ今回の強硬手段に出ました、夏休みのパーティーは国王陛下御夫妻も出席せずむしろ外に出ていることが多いというのも追い風だったでしょう

今回も隣国のパーティーに出席していると伺っております

国王陛下御夫妻が居ない間に話を進め、国外追放したあなたには暗殺者を差し向けて殺害し呼び戻す余地を与えないことで妹君を婚約者に仕立て上げる、悪辣極まりありません、正直反吐が出ますよ・・・

なんにせよ国外追放からの殺害は私が攫ったことでなくなったも同然です、なにも心配いりません

後のことは父上がなんとかしてくれます」


言い切ったことで少し自分としては楽になったのを実感するがそれも自己嫌悪につながる

楽になったのは自分だけだ、これまでも辛いのにこれからも辛くなるのはマリアンヌ嬢なのに・・・

そんな表情を見抜かれたのか俯いていた彼女が顔を上げた


「再度お礼を言わせてください、本当にありがとうございます・・・でも・・・どうしてここまでしてくれるのですか・・・?」


見抜かれたわけじゃないようだ、しかし当然の疑問だろう

でも転生者だとかは言えないというか言い辛い・・・とどう言おうかと悩んでいたら横から父上が口を出してきた


「ここからは私が引き継ぎましょう

このバカ息子はどうも転生者のようでして、昔からちょっとかわっていましてね

その息子が助けられるなら助けたいと言ってこの計画を持ってきたときは目を丸くしましたが

影に洗わせた際に本当に起こりそうだということで私も手助けさせていただいた次第です」


バカ息子バカ息子うるさいなぁ、ていうか転生者って言っちゃっていいの!?わりとそれ隠しておくべきこととかじゃないの?!

とか思ってると彼女が「やっぱりあなたも・・・」とか呟いているのを聞いてしまった


「あなた"も"ということはマリアンヌ嬢もですか?」

「はい、私も同じく転生者です。こういうストーリーはよく見ていたので回避しようと頑張っていたのですが回避できませんでした・・・・・」


ストーキングしていたときになんとなくそうじゃないかなぁと思っていたけどやっぱりアタリだったらしい

そりゃ破滅したくなんてないもんね、回避するために頑張るよね・・・・

そんな事を考えていたら父上が咳払いをして仕切り直した


「息子と同じ転生者でしたか、少し運命を感じますが今は置いておいて

ここまでした理由は前述のとおりですが侯爵家としては別の面も含みます、それは大人の話になりますのでいずれお話しましょう、成長した際にわかるかもしれませんが・・・」


んんんん?運命とは・・・?

そんな疑問を解決する前に父上が次を話し出す


「さて早急にはなってしまいますが気になるだろうという点も含めてマリアンヌ様の今後のご説明もさせてください

それとこの件は国の重鎮、国王陛下を始め宰相閣下や騎士団長これは近衛も含みますが・・・は皆存じております

影に徹底的に公爵の背後を洗わせたところ少々どころか思い切り後ろ暗いことをやっていまして、今回の一件も含めて公爵は国王陛下から処分されます

ですが幸いなことに貴女の兄上であるレグルス様と妹君であるユリアンヌ様はこの件に関わっておらず、また家庭内の扱い等から恩赦が降る予定です、具体的にはレグルス様に家督が移され伯爵まで降爵となります

公爵の個人資産やある程度の領地は没収となりますが公爵家としての資産等はある程度残ることになりますので生活は問題ないと思います

領地没収は若くして家督を継ぐレグルス様の負担軽減も含みますが学園には通えるよう手配されます、というか私がベーリング領の代理人に任命されてしまいましたので私が代わりにやることになります

ほとぼりが冷めた頃、恐らく夏休みが明ける頃には家へ帰れると思いますよ、もちろんその間の衣食住は我が家が担当させていただくことになります、不便もあるでしょうがどうかご容赦いただければと」


「いえ!そんな!いろいろと便宜を図っていただいていることにむしろ感謝の念が尽きません!!!!」


父上が一気に今後を説明してしまったがどうやらちゃんと理解できたようでなによりである

ところで聞き捨てならない単語がチラホラあった


「あの父上???」

「なんだバカ息子」

「運命云々も聞き捨てならないんですが国王陛下までご存知とはどういう・・・・・?」

「こんな計画を我が家だけで事後報告で済ませたら他の貴族から睨まれかねんのだから緩衝として陛下を経由するのは当然だろう?

それに事はベーリング公爵家だけでは済まないのだ、後ろ暗いことには派閥全体が関わっていてな

国政にも問題が出かねないから尚更陛下には知らせなければならなかったのだ

元よりこの婚約自体がベーリング公爵派閥を王家で抑える目的もあったのだし」

「うぐ・・・」

「だが陛下はこれによってベーリング公爵家の派閥を切り捨てる口実と決断の材料を得た

国政に興味なく遊び回る第一王子も含めてな」

「では王太子は・・・・・」

「元より陛下は第1王子にそこまで期待はしておらん

王太子と呼ばれてはいるがまだ候補だ、周りが第一王子だからと勝手に呼んでいるに過ぎん

それに年若いとはいえ第二王子もおられるし彼は幼いながらも聡明だそうでな、この一件がなくてもあの第一王子は立太子が怪しかったのに自分で王太子を捨てたんだよ、本人はその自覚はまったくないがね」

「えぇ・・・・・・・・・」

「呆れるのはわかるがな・・・」

「陛下にお知らせするのであればもっとまともな計画を建てましたよ・・・」

「お前の計画を見て計画通りに進めるように仰ったのは陛下だ

お前の今後も含めてのお考えなのだぞ、詳しくはまだ言えないがな」

「私の今後ですか・・・?爵位も継げないのですから前世の記憶を用いて平民生活バンザーイしようとしてたんですけど・・・」


次男坊は爵位を継げない上に現在自分には婚約者が居ないのでどっかの爵位を継ぐわけでもないから平民落ち確定だなーって思ってたのになんかあるの?

とか思ってたら父上が「まったくこのバカ息子が・・・・・」と頭を抱え始めた、バカ息子バカ息子ってひどくないですかね

俺結構領地の農場経営でアドバイスして結果だしてると思うんですけど・・・

とそんなことを思ってたらマリアンヌ嬢がコテンと首を傾げてこっちを見ていた

ちくしょう、かわいい


「あの・・・質問いいでしょうか?」

「構いませんよ、なんでもどうぞ」

「では遠慮なく、どうしてお父様の計画がわかったんですか?」


あぁそうだよね、気になるよねそこ

といってもかなり単純なお話なんだけど


「前世でこの手のお話はいくつも読みましたし学園に王太子・・・もう王太子じゃないかまぁいいや第一王子が同時に入学する上に婚約者がいると聞いておりましてね、想定はしてたんです

更にその第一王子が男爵令嬢にベッタリな上に貴女の悪評が回りだしたものですから少し貴女を調べてみましたところ男爵令嬢に貴女が接触していないということがわかりまして

とりあえず公爵家を調べるのが先かなと、王族は影に調べさせるのはちょっと手間でしたから

で、調べさせれば優秀なので一晩で情報集めてきてくれましてこの計画に至るというわけです」

「なるほど・・・影様はとても優秀なお方なのですね」

「優秀ですよ、闇に潜ませればこの国最高峰なんじゃないですかね」


と褒めておいてパチンと指を鳴らすと背後からぬるっとどっからどう見ても老執事といえる人物が出てくる


「お呼びですかな坊ちゃま」

「あぁ、知ってると思うが今回の被害者のマリアンヌ嬢だ」

「なるほど、お初にお目にかかります、旦那様の秘書と坊ちゃまの執事及び影のまとめ役をさせて頂いておりますグリフィスと申します、ご無事で何よりでした、坊ちゃまに隠密スキルを特訓しておいてよかったですな」

「はじめまして、ベーリング公爵家が長女マリアンヌと申します、お世話になりましたようで本当にありがとうございます」

「なんの、坊ちゃまの指示で動いたまでのことです」


ホホホなんて笑って俺の功績みたいなこと言い出しやがったこいつ、どうせ途中から父上の指示だったくせに

会ったときから食えないやつだがまぁ信頼できるし許してやろう

しかしちょっと反撃だ


「あっ父上、今回の一件グリフィスがいないとどうしようもなかったってのもあるからグリフィスになんか褒美を用意しておいてね」

「いけません坊ちゃま」

「うるさいよ、俺の指示だとしても公爵邸に忍び込んだりなんてお前さんにしかできなかったんだし公爵の悪巧みの暴露で父上も多少は得をしてるはずなんだ、それくらい許されるだろう。

いいでしょう父上」

「構わん、お前の言うことも事実だ、グリフィス 適当に願いを考えておけ、できる範囲でな」

「旦那様がそう仰るなら・・・・ありがとうございます坊ちゃま」

「いつも世話になってるからな、たまには恩返しだ」

「ほほ、では大人しく受け取っておきます」

「そうしておけ」


なんかもう他愛のない会話的雰囲気になってしまった

こころなしか彼女の目がキラキラしているのは気の所為でしょうか・・・・・?

まぁ執事で影だもんなぁ、憧れるよねなんかそういうの

とか思ってたら来訪者が来た


「ニコラス!マリアンヌ嬢は無事なの!?」

「マリアンヌ!」

「お姉さま!」


おぉぅ、一気に部屋が騒がしくなった、というか我が姉上じゃないか

パーティは終わったのかなまだ日が高いけど


「姉上落ち着いてください、無事ですよ」

「ほんとだわよかった!ニコラスに変なことされてない?大丈夫?」

「ふぇっ?だ、大丈夫です!むしろ大切に扱っていただきました!」

「あのニコラスが・・・・?」


しっつれいな姉だな!もうジト目で見てやる!恨みがましく!

と同時に入ってきた二人、男性は遠目から見たこともあるのでマリアンヌ嬢の兄君だとわかったが女性は妹君かな、ふわふわウェーブのミディアムヘアに少し淡い水色、スタイルも顔もいい、少し似てないと感じるのはやはり異母妹だからだろうか


「よかったマリアンヌ・・・・無事で・・・・本当に良かった・・・・」

「お姉さま!ご無事で良かった・・・!本当に!」

「お兄様、ユリア・・・・心配かけてごめんなさい・・・」


兄妹の感動の対面である

兄であるレグルス殿は後ろからマリアンヌ嬢を抱きしめ、妹であるユリアンヌ嬢は正面から彼女を抱きしめて無事を喜んでいた


「エーゲ侯爵殿、そしてニコラス殿、この度は本当にありがとうございます」

「ニコラス様!姉を助けてくださりありがとうございます」


立ち上がり丁寧に礼をしてくる二人に俺はちょっと度肝を抜かれて動けない

その代わりに父上が返礼してくれた


「いいえ、構いませんよ。むしろ計画通りに助けることができてこちらも安心しております」

「本当にどうお礼を言えばいいのか・・・・家に関しても便宜を図っていただいたようで感謝しています」

「本当に構わないのですが・・・そうですね、では一つお礼ということでマリアンヌ様とニコラスを婚約させるとかどうでしょう?」

「父上!」「エゲレス様!?」

「なるほど!」「お姉さまを助けていただいたものね!」

「あらあらうふふ」「ニコラスがぁ・・・?」


反応が違いすぎる、というかレグルス殿が乗り気だ、てっきりシスコンだと思ってたんだけど・・・・

姉上は後でお話があります、思ってもみない提案ですがそんな反応される筋合いはないと思います


「まだなんにも片付いてないのですからそのお話は落ち着いた頃にしましょう!

というか姉上!パーティはどうなったのです?」


もう無理やり話の方向転換である

こころなしかマリアンヌ嬢の顔が赤い気がするが気にしないことにした

吊り橋効果で婚約まで行くのは少しばかり不満である!


「大変だったわよ、あの後生徒みんなが手に魔法持ってバカ王子に詰め寄るんだもの

当然よね、未来の有望な王太子妃を有りもしない冤罪で貶めようとしたんだから

んでもう少しで王子が肉塊に変わりそうなとこで陛下が来てね」

「陛下が・・・・?本日は隣国へ行かれたのでは・・・・?」

「隣国へ行くのはブラフだ、この計画を知っている者しか知らないことだがな」

「なるほど」

「陛下が来てくださってマリアンヌの無事と今回の一件の説明をしてくださったんだ」

「お姉さまがニコラス様に助けられたことも含めて教えて下さいました」


え"・・・陛下そこまで言っちゃったの・・・?

というかユリアンヌ嬢は会場に居たのか・・・そういやあのパーティ次期入学予定者への社交も兼ねてたっけ 夏休みだからその辺融通が効くんだよね、もちろん貴族の弟妹限定だけど


「それでパーティーはお開き、事後処理は兄さんがやってるんじゃないかしら」

「あ、そういえばマリアンヌ嬢の護送に兄さん居たな、問答無用でぶっ倒したけど」


兄さんは近衛騎士である、護送のメンバーにも含まれていて今回の計画は伝えてなかったんだけど騎士団長も関わってるなら知ってたのかな・・・・・・


「実の兄に手加減無用なんてひどいなニコラスよ」

「うげ・・・・・」

「今日は帰ってきたのか、それにしても早いなレゴラス」


んなこと言ってたら本人が来てしまった、普段は王宮内の寮に入ってるはずなのに・・・・・

父上も帰ってきたことに驚いたのかビックリしている


「弟が手加減してくれませんでしたって言ったら帰してくれたよ、2、3日は療養していいってさ」

「騎士団長も太っ腹だな、まぁたまの実家だ、ゆっくりしていけ」

「ありがとう父さん

あとニコラス、同僚が褒めてたぞ わかってる不意打ちだから落ちずに済んだけどわかってなかったら確実に意識飛んでたって」

「あんまり褒められたくない方向で褒められた・・・・・」

「まぁそう言うな、近衛騎士が褒めるんだ、相当だぞ?」

「素直に受け取っとく・・・・」

「そうしとけ」


とケタケタわらいながら言うと「んじゃ首痛いから休むわー」と言って部屋に引っ込んでしまった


「それでは本日はこのへんでお開きにしましょう、レグルス殿は少しお話がありますので残ってください

ベーリングご兄妹の部屋も用意しますので夏休みが明けるまでは泊まっていってください、そちらの屋敷にはしばらくは戻れないでしょうから」

「重ね重ね感謝しますエーゲ侯爵」


父上が仕切って本日はおしまいということになった

ふぅ・・・・とりあえず自分に関わることは片付いたな、後は大人の世界のお話になる

子供は大人に任せてゆっくり休みますかね・・・・・



        ----------------------------------------------------


さてその後の話をしよう

まず王太子・・・・違った第一王子

やったことが悪辣にも程があること、今までのぼんくら度合いも含めて王位継承権を剥奪の上、離宮に幽閉処分になった

平民落ちとか国外追放とかじゃないんだと思ったけど悪知恵が働くから下手にほっぽりだすのはそっちのほうが危険だからという判断らしい

なお半年後に亡くなったとだけ連絡が回った 残しとくと後々の禍根にナリそうだしね・・・・たぶん自然死だよ・・・・?たぶん


次に男爵令嬢

第一王子に目をつけられちゃった不憫な人

完全に被害者だった、どうも第一王子に下手に動けば家を潰すと脅迫されていたとのこと

俺の計画が王族他に伝わった際に王族の影が調査して判明したんだと

パーティー会場で国王陛下直々に謝罪がなされたらしい

王太子に目をつけられて多少は舞い上がってるんじゃないかなんて思ってたんだけど

どうも元々領地が側の子爵令息に恋慕していたとか、いわゆる幼馴染なんだってさ

その子爵令息もパーティー会場で生徒に詰め寄られた際に我先にと守ってくれたらしく今ではらっぶらぶで婚約話も進んでるとか、よかったね

今回の一件の謝罪も含めて結構な慰謝料が支払われたらしく領地経営と卒業後の結婚資金にまわすんだそうだ、重ね重ねほんとに良かったと思う


元凶とも言えるベーリング公爵夫妻

あのパーティの最中には既に公爵邸を近衛含めた騎士たちが包囲、あっけなくお縄になった

後ろ暗い事の方も関係者と施設が同時に包囲されて一斉検挙

調べたとおりベーリング公爵派閥が関わっていたらしく一斉にお縄

ベーリング公爵が元々率いていた派閥の大部分が検挙されたのでいろいろ国政に関わるくらい大事になったんだけど最小限に済むように宰相他重鎮が動いていたらしく想定より混乱度合いは低く収まったようだ

夫妻は爵位取り上げの後斬首に処された

斬首前にレグルス殿やユリアンヌ嬢が会ったらしいけどユリアンヌ嬢が

「よくもお姉さまを殺そうとしましたね・・・・敬愛するお姉さまを!こうなったのは自業自得です!地獄で悔いてください!」

とトドメを刺したらしく、捕まる前は鮮やかなブルーだった公爵の髪が真っ白、夫人の方も元の色は知らないけど真っ白になって斬首される前に死んでるんじゃねコレ?みたいな状態になっていたんだって

それだけユリアンヌ嬢のこと溺愛してたんだろうね

本人にとっては迷惑だとも知らないで


さてレグルス殿やユリアンヌ嬢

父上の説明にあったとおり伯爵に降爵のうえでレグルス殿が爵位を継ぎ、ある程度の領地と公爵個人の財産を没収されることになった

普通なら連座で二人も処刑・・・・なんだけど家の子であるマリアンヌ嬢が被害者であることや後ろ暗いことに関わっていないこと(これも王族の影が調べて立証済み)や家庭内での扱い、ただでさえ被害者のマリアンヌ嬢が兄妹を無くすと兄妹仲が良かったというのも相まって更に被害者として深刻になってしまう(王族の一部が加害者だけどさらに王族全体として加害者になってしまうのは醜聞になりかねない)というのも相まってこのような形に落ち着いた

現在レグルス殿は学園生(つまり未成人)なので後見人にはエーゲ侯爵、つまり俺の父上が付き領地の代理経営も予定通り父上が行うことにもなった

レグルス殿は学園の生活と領地経営の勉強という二足のわらじを履くことになり学園が休みの際に父上から俺と一緒に領地に関して学んでいる・・・・・え?どうして俺もって?それは後述・・・・

ユリアンヌ嬢は来年の入学に備えてマリアンヌ嬢から教えを受けている

今回の一件でさらに兄妹仲はよくなったようだ


さてじゃぁ最後に俺とマリアンヌ嬢だけれど・・・・・・・

学園内の屋外カフェテラスにて


「ちょっと近いんじゃないですかねマリアンヌ嬢?」

「いやですわ、マリアと呼んでくださいと言ってるじゃないですか」

「いやそのそれはちょっとよびにく・・・・・」

「呼んでくれないのですか・・・・?」


上目遣いは反則です!やめてください!お願いだから!


「わかりました・・・・マリア」

「やっと呼んでくれました!うれしいですニコラス様!」

「元とはいえ公爵令嬢様に様付けで呼ばれるのは違和感すごいです・・・・」

「何を言っているんですか、もう私は公爵ではなく伯爵令嬢ですよ?身分で言えば侯爵子息のあなたのほうが上なんです」

「だとしてもですよぅ・・・・・どうしてこうなった・・・・・」

「あら、当然ですよ。女性はいつでも自分を助けてくれる王子様を待っているものです」

「王子様て・・・・」

「それくらいのことをしたんですよ、責任とってくださいね♪エーゲ次期侯爵閣下♪」

「えぇ・・・・・・」


というわけでぐいぐい来るマリアンヌ嬢・・・・マリアにたじたじになる日々を送ることになりました

どうもレグルス殿と父上の間で俺がハイと言って書類にサインすれば婚約が成立するとこまで持っていっているらしく最終的にマリアがニコラス様を落とす!と意気込んでいるってユリアンヌ嬢が言ってた

助けられるなら助けよう程度でやったことでそこまで恩を感じられるのもなぁと思うんだがまぁ彼女の言う通り女性は助けてくれる王子様を待っているものらしい

絆されかけているのは自覚しているのでそのうちちゃんとこっちから婚約の誓約をしようと思う

そのうちね・・・・


前述の領地経営を俺がレグルス殿と一緒に学んでいる件だけど

兄上が近衛騎士になったことで爵位を継ぐ権利がなくなったとかで俺が次期侯爵ということになっていたようだ・・・

兄上曰く「王族に忠誠を誓うのは変わりないけど爵位とか継承しちゃったら領地だとか家同士の厄介事だとかで近衛として満足に動けなくなるでしょ、近衛の第一は王族なんだから

だから近衛就任時には爵位の継承権無くなるのが通例なんだよ」とのことである 解せぬ


というわけで爵位を継ぐことが決まってしまったのでレグルス殿と一緒にというわけだ


父上が言っていた陛下が俺の今後も考えて、というのはどうも爵位を得るのに婚約者が居ないというのはどうなのかという面だそうで・・・確かに現状いろいろと丁度いい事になってますね・・・


え?姉上が婿もらって継げばいいじゃないかって?

姉上は同格の侯爵家の長男の婚約者(しかも幼馴染っていう)で、もちろん長男だからそっちの侯爵家を継ぐわけだからうちは継げないというオチが待ってます


そんなこんなで知識チートで平民ヤッホーイ計画は露と消えました oh my god


いろいろありすぎてそういえば忘れてたけど・・・・・


「そういえばこの世界結局乙女ゲー世界なの?」

「たぶん違うわ、私も結構乙女ゲーやったけどこんな世界知らないもの」

「え?じゃぁ俺達普通に転生しただけ?」

「そうじゃない?乙女ゲーに転生なんて知ってるゲームに転生が鉄板だし」

「それもそうだよな・・・・」

「転生してよかったわ、素敵な旦那さんが得られそうだし♪」

「えー・・・・」


小説のタイトルにするなら"乙女ゲー?のような世界に転生したら悪役令嬢に惚れられた件"ってところかなぁ


fin

無駄に長くなってしまいましたが読んでくださりありがとうございました

クスリと笑っていただけたりしたら幸いです


蛇足ですが

「賭けは俺の勝ちだ!」

のところは王太子がこの日にやらかすかどうかでした

ニコラスはやる、エゲレスはわからないがやらない可能性に賭けてましたがニコラスの勝ちで終わりました

なお賭け金はニコラスが転生者であると認める事

とはいえメリットもないので二人にとっては親子でのお遊びみたいなものでした


男爵令嬢がマリアンヌに一度謝ったのは自分はそんな意志はない事への意思表明でした

バレたら潰されかねないけれど一度言葉にして伝えておきたかった彼女の行動という形ですね

ある意味マリアンヌが吹っ切って好評に乗って行動する切っ掛けにもなっているつもりです


王太子の取り巻きですがこちらは完全にパーティーまでに王太子を見限ってそれぞれの婚約者といちゃらぶしてます

なお取り巻きは親に言われたのではなくある種の幼馴染としての付き合い程度でした

離れることは親に相談した上での行動、親が王太子派閥ではなかったのであっさり離れることができました(そして一部の親は計画を知っている親です)


マリアンヌとニコラスですが二人きりの時は前世のように普通に話しています

最後の会話はそんな二人の会話で締めました


こういった蛇足も文章の中にさりげなく入れれるようになればいいんですがなかなか難しいですねぇ・・・・


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[一言] 返信ありがとうございました。 ジェバンニ、有名なフレーズだったのに私が無知だった為にすみません。 他の部分も改稿して下さって恐縮です。 今後の作品も楽しみにしています。
[気になる点] 疑問へのお答えありがとうございました。 横向きに乗った少女が腹部に手を回してるのですよね。 それなら、跨るという言葉を使わずに「馬の蹄が地面を蹴る音が響く中で俺は、自分の胸にしがみつく…
[気になる点] 出だしのシーンの、馬に跨って腹に手を回しって事は、向かい合って乗ってるのでしょうか? 「跨る」は、足を広げて挟むように乗る状態だと思うので、前を向いて跨っていて後ろの人のお腹に手を回す…
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