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第1話

どうも、大虎(おおとら)と申します。

念のためですが、こちらは自分の処女作になります。そのためやり方などの確認のためという目的もあるので、あまりいい出来かは自分ではよくわかりません。

なんというか、ちょっとしたオ⚪︎ニー作品になってしまっているかもしれませんが、広い目で見てくれるとありがたいです。

それではお楽しみください。

キーンコーンカーンコーン

チャイムが一日の終わりを告げる。



今日の復習と明日の予習でもしてから帰るか。

そう思い、教科書を開く。


「じゃーねー」

「おう、またな」


そんな声が交わされている教室で俺は一人、黙々と勉強していた。

どうして彼らはいちいち挨拶をし、またそれを返すのだろうか。面倒くさいとは思わないのか。


それが俺には疑問に思いしょうがなかった。


俺は極度の面倒くさがりやだ。人と話すときは事務連絡以外ないと言っていい。そのせいか、誰も俺には話しかけなくなった。もちろん、友達と呼べるような人なんていない。



ほとんどが部活などに行き、教室に残りわずかになったので、俺は帰る準備を始めた。

わかる人はわかると思うが、俺は一人でいることは全然苦ではない。だが、それを人に見られるのが嫌なのだ。



そうして、グラウンドで部活をしている生徒たちを横目に見ながら、俺は一人で歩いて帰る。


俺の毎日はだいたいこんな感じだ。




次の日、俺は今日も教科書を開き、みんなが帰るのを待っていた。だが、今日はあいにく日直で、黒板を消したり、窓を閉めたりしないといけない。


ったく、なんでうるさい奴らは窓に寄りかかったり、前の方で話をしたがるのだろうか。

俺は不快に感じながらも、やらなければ先生に注意されることは知っている。俺は決意して、


「あー、えっと、黒板消したいんだけど……」


「ん、ああ、悪いな。すぐどくよ。ほらお前ら、邪魔になってんぞー」


「ほんと!? ごめんよー……って、浅野か。はあ、めんどっ」


小声で言ったつもりだろうが、バッチリ聞こえている。いいか、ぼっちは地獄耳。これ常識な。


イライラとはしながらも、日直の仕事を終え、頃合いをみて帰ることにした。


今日は雨が強いし、電車遅れてるかもなぁ……。


ふう……。今日はなんか、少し疲れたな。それにしてもあいつら、周りをもっと見てほしいものだ。

電車のホームで一人考えていた。愚痴というのは、考え出したら止まらない。


「まもなく、電車が通過します。黄色い線の内側までお下がりください」


まだ来ないのか、ずいぶん待ってるぞ。

いつのまにか、俺はイラついていてかかとを鳴らしていた…………その時だった。


俺は、後ろで待っていたサラリーマンの足を、勢いよく踏んでしまった。


「いったっ!」


「あっ、すみませっ、うわっ!」


サラリーマンは、とっさに踏まれた足を上げ、振り払った。

俺はそのまま線路に投げ出された。

口を大きく開けて手を伸ばすサラリーマンが、視界に入る。


俺の最後の景色はあんたかよ、てか誰だよ。

あーもう、ぼっちはろくな死に方しないな。


走馬灯なんて見る暇もなく、




俺は、ただ通過しにきただけの電車に殺された。








どうも大虎(おおとら)です。(前書きにもありますが)

まずは皆さんこの「異世界ぼっち革命」、読んでくださり本当にありがとうございます。

初めての小説ということで、今も若干緊張しております。

さて、この作品、どうでしたでしょうか。ほんのちょっとでも、クスっとする程度でもいいので、どういうところが良かったかなどご意見をいただきたいと思っています。

自分的にはバトルはそこまで多くなく、人間関係重視で描きたいと思います。

あと、「小説家になろう」での常識などがあれば教えていただけるとありがたいです。

とりあえず、読んでくれる方がいる間は、出来るだけ定期的に連載していこうと思っています。

では、次の話でお会いできることを願っております。

最後にもう一度、

本当にありがとうございました。

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