階層整理
「なぁ、そろそろ、進化しないか?」
そう、言いながらも暇なだけである。そりゃ、やることがゴブリンの観察やたまに侵入してくる人間を9階に拉致監禁するぐらいだ..
今は、200人程..食べ物は、牛と豚をそれぞれ魔法陣を張りそして、水場を作り、魚の湧く魔法陣を張って川なども作っている。
近くには、森と鉱山を作り放置してる。
向こうは、こちらを殺す気満々だな..まぁ、拉致監禁してるからな..当たり前だ。
さてさて、そろそろ外界に触れ合いたいな..
「なら、ポイントが貯まったので仲間を増やしてそれから進化させてから私達の進化をしてという方がよろしいかと..」
そうだな、まずは、質より量か..今は、200ほどしかいない..ドラゴンが..Cランクの魔物が..ワイバーンも増えつつある..
しかし、ワイバーンが産んだ卵がミニワイバーンが産まれて1ヶ月でワイバーンに進化した。おかげでワイバーンは、100匹もいる。だから、人間の達人程度なら、攻めて来れないし..
ゴブリン達は、5階からは深く潜ろうとしない。まぁ、それより、下にはワイバーンの縄張りでゴブリンキングがBランクとはいえ、100を超えるCランクは死に直結してしまう。
だから、降りないのであろう。それに、ドラゴンもいる。Cランクだが..
さらに残酷なことに、Bランクの竜やカラードラゴン(赤・青・黄)がいる。合わせて20匹だが..未だに、ゴブリン達は降りてこないし人間達も上がらないため死んだ魔物はいない。
まぁ、もしもの時のために置いているため別に戦う必要はない。そして、卵は1000個出して子守竜やスモールドラゴン達が守っている。
そのため、いる必要はないが..まぁ、もう少し強くなってからでもいいか..
「なぁ?父さん..」
「どうした?キョウ?」
「俺も外に行きたい..」
「連れて行くのはもう決めてるぞ?メイ・スイレン・キョウの3人だ..後は、留守を頼むつもりだ..」
「わかった!」
連れて行って貰えるとわかった途端にはしゃぎ、あそびに行った。
「..マスター、少しよろしいですか?」
「どうしたテツ?」
「そろそろ、オークを捕まえて来て6階から7階に放し飼いにしませんか?」
「それは..テツとスイレンに任せていいか..いや、5階はワイバーンの群れを通らないと行けないようにしてくれ..人は基本スルーでゴブリンとオークが移動しようとしたら仕留めろ..それでいいか?」
「かしこまりました。なら、7階と8階でよろしいですか?」
「階層を新しく増やす..だから、7から10までの階層をくれてやれ..」
「了解致しました。」
このごろは、ゴブリン達は増えるのより寿命で死ぬほうが増えてきた。
それに、これ以上の階層をやってもキングが最上位なので他の魔物を入れて放し飼いにすることにした。
「人間共は?」
「今から階層をさらに10階増やす..合計が20階層になるから、まとめるとこうだな。」
・1〜5階層..ゴブリン達
・6階層..ワイバーンとミニワイバーン
・7〜10階層..オーク達
・11階層..ドラゴンとワイバーンとBランク達
・12〜15階層..人間達
・16階層..竜族の戦闘部隊の基地
・17階層..竜族の訓練場
・18階層..鉱山や草原や池がある。
・19階層..卵やベビードラゴン専用階層
・20階層..名持ち以外は立ち入り禁止
となる。
「かしこまりました。そのように動かします。」
まぁ、これが出来るまでに3ヶ月かかった。
────
「オーク達の現在を報告致します!」
「ん?わかった..しかし、スイレン..進化をするから名持ちを集めて?」
「はぃ!」
「んじゃ、報告からお願い..」
「では..オーク達は4階層分に繁殖し、食物も少し多いぐらいになっています..それと、オークキングがAランクです。早急に、Aランクになってもらいたいです。抑止力が今は弱いですから..それと、オーク達の階層からのポイントは、1日に5万程になりました。」
「了解..なら、集めて貰ってもいいかな?」
そういいながら、俺は..竜族達の人の姿の時の服を子守竜やドラゴンヒューマン達の手伝いを得て作っていた。
しかし、生産のスキルは使い勝手がいい..日常品や武器や防具を作るのにも役に立つ..睡眠再生が優秀だから、鱗や爪や牙を取って武器や防具にしている。見た目は..侍みたいになってる。俺の趣味だけどな?服も着物系だ。まぁ、サイズが少し違っても違和感が少ないという理由だけど..少しなら..
そうして、進化をする者達を集めた..
「さて?進化を始めようと思うが..俺からでいいか?まぁ、なる種族は決まってるけど..」
「父様が先でもいいよ?」
「メイの言う通りだ父さん..父さんが一番ランクが高いところにいるのが示しがつくしな?」
「キョウの言う通りだと思うよ?」
「と、3人も言ってるのでよろしいかと?」
「いいんだ?」
びっくりだ..ほんとに許してくれるとは..そか..進化しよ..また、進化できるのか..いいねぇ..
────
シスイ
種族︰魔王(竜人)
体力︰20000
魔力︰15000
力 ︰8000
守り︰5000
速さ︰10000
スキル
限界突破・睡眠再生・格闘
Gランク竜族魔力召喚・ブレス・生産
隠蔽・気配察知・潜伏・威圧・魔眼(時止め)
身体強化・魔力強化・空中歩行・高速再生
欠損部位再生・育成
称号
最強に到れるもの
〝進化先〟
龍人 Sランク
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「いやぁ、1桁そのままで上がるとは..予想外だな..」
あまりにも凄い上がり方をしたせいで驚いて5秒も時を止めて驚いてしまった。
「父様..私達も進化をさせて頂ければ..光栄です..」
「あぁ、すまんな?キョウ..なら、このにいる3人を進化させるか..」
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メイ
種族︰竜族(竜人)
体力︰20000
魔力︰15000
力 ︰8000
守り︰5000
速さ︰10000
スキル
睡眠再生・格闘・威嚇・ブレス・生産・育成
〝進化先〟
龍人 Sランク
────
────
スイレン
種族︰竜族(青竜)
体力︰10000
魔力︰20000
力 ︰8000
守り︰10000
速さ︰10000
スキル
睡眠再生・格闘・威嚇・ブレス・水魔法・氷魔法・人化
〝進化先〟
青龍 ASランク
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キョウ
種族︰竜族(古竜)
体力︰20000
魔力︰1000
力︰15000
守り︰15000
速さ︰10000
スキル
睡眠再生・格闘・威嚇・ブレス・悪食・状態異常攻撃・人化
〝進化先〟
古龍 Sランク
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「いや..強くなりすぎだろ?ということは..オークキングはこのぐらいの強さなのか?見てみよ..」
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NO NAME
種族︰オーク族
体力︰10000
魔力︰5000
力︰8000
守り︰9000
速さ︰5000
スキル
生産・農業・狩猟・飼育・集団行動・指揮・威圧
称号
オーク族の王・最終進化
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「弱いな?いや、竜族と同じとかは流石になかったか..しかし、これならAランクの竜族が50匹いれば外に遊びに行けるな..よし、後2年我慢しよう..そしたら、外に行ける..」
そう、言いながら..ダンジョンの奥底で子供達のことをしたり..オークキングとたまに戦い訓練と同じランクの竜族と訓練や模擬戦闘を行い日々を過ごした..