始まり
目が覚めると辺りを見ようとしても暗く見えなかった
「あ?あぁ、転生したのか..しかし、暗いな?どういう事だ?」
そう、問い掛けても誰も答える者はいないので1人で虚しくなった。
「ほんとに..そういや自分の状態とか見えないのか?」
そう言うと目の前に中に浮かぶスクリーンのようなものが現れ..
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NO NAME
種族︰魔王(卵)
体力︰0
魔力︰0
力 ︰0
守り︰0
速さ︰0
スキル
限界突破・睡眠再生
称号
最強に到れるもの
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「はっ?なにこれ?」
天野は、そのスクリーンに写ったものが何か分からず、5分ほど戸惑っていた。
「これが本当だとすると俺は、今卵なのか..何もできねぇ..」
天野はそういいながら、スクリーンを眺めていた。
「ん?戻るのボタン?」
スクリーンのしたの方に〝戻る〟というボタンがあった。
「押してみるか..暇だし..」
そういい、天野は戸惑いながらもスクリーンの戻るのボタンを押そうとした。
しかし、手が無いため押せずに迷っていたら..
「押せた?」
押そうと念じてみたら反応があり、選択することができ新しいメニューが開いた。しかし、それを見て..
「だ..ダンジョンメニュー?」
すると、目の前にはダンジョンメニューと書かれた文字が出てきた。
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ダンジョンメニュー
1、ステータス閲覧
2、ダンジョン管理
3、メモ
4、マスターショップ
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「..なんだ?..ゲームや小説みたいだな..」
そう、思いながらもダンジョン管理の所を押すように念じてみる。
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ダンジョン管理
現ポイント1000
1、ダンジョン拡張
2、ダンジョン道具生成
3、ダンジョンモニター
4、魔物の情報
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「..魔王だよね?..ダンジョンマスターか..まぁ、どっちでもいいけど..魔物の生成がない..1人で守れと?」
そう、魔物の情報を見てみても魔物はいませんとしか出てこない。
それに、戸惑ってしまい..
「まぁ、いいか..ここがダンジョンで俺のものというのは分かった..どうしよう..」
結局、何もできず寝ることにした。