最後の日常(後)
「ん?朝か..今日も行こうかね。」
男は、ベッドから降りて朝の準備をし出発した。
「さて、コンビニ行くか..弁当買わないとな。」
近くのコンビニに入り適当に買い、歩いて学校に向かって行った。
「きゃあぁ!」
「悲鳴?」
男が振り返ると目を血ばらせてナイフを持って走る男が女の子を追い掛けていた。
「ふむ..無視するか?無理か..」
そう、女の子は男に助けを求めてかこっちに走って来ていた。
「死ぬかな?まぁ、やるしかないか..」
「た、助けて!」
「アヒャアヒャw」
男は女の子が通り過ぎた後にナイフを持っている男に前蹴りをして鳩尾を蹴った。
「ぅ、ヒャ?ヒャハャ」
「狂ってるな..ふん!」
男が蹴ろうとした時、ナイフを投げつけられ首に掠った。
「いてぇな!おらぁ!」
男は、全力で蹴り気絶させた。しかし..
「あれ?なんで俺が倒れて?」
力は入らなかった。掠ったと思っていたナイフは男の頚動脈を切っていた。むしろ蹴りを放てた方が凄い。しかし、もう力が入らないのか。
「死ぬのか?」
そう言い男に意識が消えた。
────
「ここは?」
『ここは、転生の間という所かな?』
「なぜ疑問?何処にいる?」
『明かりを付けようか?』
「頼む。」
『さて、見えるようになったかな?』
「あぁ、見えるな。ここが転生の間だと言うなら俺は、今からどうなる?」
『私が決めてあった種族になってもらうよ?』
「それは、いいけど。なんの種族だ?」
『魔王だよ?竜族のね。』
「..魔王?勇者じゃなくて?」
『そう、勇者は今から行く世界では数多くいる。だから..減らして欲しい..まぁ、私は邪神だからね..』
「ほぅ、邪神ねぇ、敵か?」
『神に悪も善もないよ?だから、アニメやゲームのように世界を神が滅ぼそうとしたら..どの神も止めないよ?』
「そんなもんなのか?まぁ、いいや。んでなるのに特典とかあるのか?」
『そうだね..強さのランクを好きに選んでいいよ?後、進化とかは自分の意思で選べるから..これは特典じゃないけどね?』
「ランクが選べるねぇ..」
男は考え出し、あたりは沈黙に包まれた。
『さて、そろそろ決めて貰っていいかい?』
「んで、そのランクとやらは?」
『そうだね、G、F、E、D、C、B、A、Sからだよ?』
「1番強いのは?」
『Sだよ?』
「んじゃ、Gでよろしく。」
『ほんとにいいのかい?』
「あぁ、んじゃ頼むぜ?」
『んでは!天野 止水..汝の転生に幸あらん事を..』
そういい、男は待っていた。邪神は、男を竜族のGランクで異世界へ送った。
こうして、1人の男が魔王と成った。