5話
「今から出かけましょう!」
ステファニーは嬉しそうに行った。
「は?」
その言葉に俺は驚いてとっさに出てきた言葉がこれだった。
昨日夜に呼び出された時にはそんなこと聞いてないぞ?
「だーかーらー、今から出かけましょう!」
いや、二回言われても……。
「どこに?」
とりあえず聞きたいのはここ。
天然王女様のことだから突飛なところに行きたがるかもしれないし。
そうしたら流石に却下しよう。
「えっと水族館……?」
「何故疑問系! そこは断定してよ!」
俺に聞かれてもわからないし。
っていうか行く場所決めてなかったのか、天然王女様は。
「お魚さんがたくさんいる場所です!」
「そういう場所は水族館っていっていいと思うけど」
「そして皆が泳げる場所です!」
「それって海じゃないの!?」
「そうです、海です。英語で言うとseaです」
「英語でいう必要はないけどな……」
何気なく球をみると光が前回よりも少し増えていた。
まだまだ先は長そうだけど……。
「はあ。とにかく海に行けばいいんですね?」
「はい、そうです! 海で泳ぐのです! 魚を釣るのです! 砂のお城を作るのです!」
「ステファニーがとても海に行きたいのはわかった。しかしどこにあるんだ?」
いままでどこに海があるか聞いたことがない。
「ここから3時間ほどです」
3時間って車だろうか? まさかの徒歩ということもありえるが。
「飛行機で」
え? 飛行機で?
「というわけで行きましょう!」
わけが分からぬまま俺はステファニーに引っ張られ自家用の飛行機に乗せられた。
少し編集しました。
内容に変更はありません。




