4月15日 2,3時間目
「起立、礼、お願いします。」
「「「お願いします」」」
ここ、体育館にはA組からE組までの生徒がそろっている。ざっと150人ぐらいの人数だろう。
「まずは自己紹介からだな。」
その言葉を喋ったのはA組の先生だった。
「オレの名前は北山健だ。よろしくなハッハッハ」
見たからに熱血な先生だ。暑苦しい・・・
「なら次は私ね。私のB組の担任の名前は川端波。みんなよろしくね。」
見た感じフワーとしていて優しそうな女の先生だ。はぁ・・・A組に行きたかった・・・
「ちなみに私は東城先生の幼馴染で、東城先生のこととても愛しているわ。ねっ、東城先生。いや、美咲ちゃん」
美咲ちゃん?
「その名前で呼ぶな、ていうか、くっつくな。」
「いいじゃない美咲ちゃん。いつものことなんだし」
「いつものことだけど今やらなくてもいいんじゃないか」
「もしかして照れてる?キャー!美咲ちゃんかわいい」
前言撤回A組に行かなくて良かったです。
つぎは東城先生の番だったが割愛
「次は僕の番だね。僕はD組の担任の名前は米澤ふうたよろしく」
女装すれば女と間違えるぐらいの可愛さだ。
はぁ・・・次でやっと最後だ。
「最後ですね。私はE組の担任で名前は佐々木あきらです。」
クールな先生だなと思う。あと、理緒が敬語をよく使うと言っていた。
「早速ですが皆さんに対決してもらいたいと思います。ルールは個人で戦ってください。それと今回の負けはいつどうりでHPバーがなくなった方が負けです。負けた方は壁に寄って座っていてください。私たち(先生方)が反則と見た場合は負けた方と同じく壁に寄って座っていてください。それではみなさん準備をして下さい。準備時間は5分です。それでは始めます。」
やっと始まった。まだ説明はしていなかったが自分の能力は白い片手剣だ。なぜ白かと言うと天使の能力を借りているから白なのだ。
それと、戦闘に対する説明もまだしていなかったけ。戦闘は基本的にターゲットが見つかったら自動的に開始される。それを知らせるのがそれぞれの持っているペンダントと言えば伝わりやすいだろう。それが光ったら戦闘開始だ。
だが今回は1対1の戦いに設定が変えられている。戦闘がもう開始になっている場合、ほかの人はそこ入れなくなる。それを無理やり入ろうとしたら反則となって入った人が負けになる。それが今回のルールだ。
「それではまもなく始めます。」
佐々木先生の声だった。その声を聞いて自分は神経を研ぎ澄ました。
「5,4,3,2,1,スタート!」
始まった。始まった瞬間ペンダントが光った。そのとき後ろから気配を感じた。後ろから猛スピードで向かってきた人がいた。かなたは鞘から素早く剣を抜き男と向かい合った。
カキンッ・・・ 剣同士がぶつかり、火花が散った。
男は同じ剣の種類だったが自分とは違い両手剣だった。男は閉じていた口を開いた。
「なぜ分かった?気配は完全に消していたはずだ。」
「気配を完全に消したはずだろ。気配を完全にけすことなんてそんなこと無理だ。神にでもならなければな!」
自分は手に力をこめ、男を押し倒した。かなたはこう言った。
「自分と戦ったその報いだ・・・」
かなたは男の胸元に剣を向けた。男は全開に目を開き言った。
「やめてくれ!俺はまだ負けたく・・・な・・・」
そんな言葉はかなたは最後まで聞くはずもなかった。そしてかなたは男の胸元を剣で突いた。
グチャ・・・HPバーがどんどん無くなっていく。そしてゼロになった。
ペンダントの光りが消え戦闘が終了になった。が、まだ男は倒れている。
グチャ・・・剣で胸元を突いたとき妙にリアルな音がする。この音は何度聞いても嫌な音だ。そう思いあたりを見渡す。まだ他の人たちは戦っている。早く倒しすぎたかと思いため息をついた。
そのときだった、ここから10m先で戦っている男に目がついた。男は2丁拳銃を使っていた。その男の戦い方に目が奪われた。その戦い方は激しいだがとても美しい始めて見る戦い方だった。
キーンコーンカーンコーン・・・
二時間目終了のチャイムが小さく鳴った。が、そのまま続行されまだ他の人たちは戦っている。自分は二丁拳銃を使っていた男に目を向けたが、もう戦闘が終わってどこかに行っていた。
「あいつは絶対に最後まで残るな・・・」
ボソッと独り言を言った。
キーンコーンカーンコーン・・・
3時間目が始まるチャイムが鳴ったと同時にペンダントが光った。ペンダントが光ったと、きずいたときには、もう魔法陣が足元に書かれていた。その魔法陣から逃げれないように周りを魔法で囲まれていた。
「くそっ・・・」
魔法陣は爆発系の魔法だった。自分は戦闘になると5mぐらいジャンプが出来る。
バンッ・・・爆発した。
自分は爆発と同時にジャンプをした。だが爆発の威力のほうが上で5mジャンプしてもまだついてきているのだった。かなたは逃げ切れなくなった。
「終わりよ!」
女の声がした。
かなたはジャンプの勢いをなくし、重力に従い煙の中に落ちていった。
何日か空いてしまいましたがやっとかけました。
宿題全然やっていない・・・
はぁ・・・どうしよう・・・
がんばろう・・・