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名を持たぬ愛ー運命に翻弄された恋人たちー

作者:苺 迷音
「あぁ……フェリオ……どうしてあなたは……フェリオなの?」

フェリオは、胸に湧き上がる喜びを抑えることができなかった。
彼女が自分の名を呼んだのだ。

「ヴェルナ家の者でなければ……その名を捨ててくれるのなら」

バルコニーの縁に手を添え、彼女は小さく首を振る。

「私に愛を誓ってくれるのなら、私もカステリの名を捨てられるのに……っ!」

――敵対する家に生まれた、フェリオとマリエッタ。
出会ってしまった瞬間から、ふたりの運命は動き出す。
その先にあるのは、祝福か、悲劇か。

これは、別作品の中に登場する「劇中劇」として書き始めた物語でした。

名作『ロミオとジュリエット』をもとに、
言葉や構成を、私なりの表現でアレンジしました。
舞台は、中世ヨーロッパを思わせる架空の世界です。

原作をご存じの方はもちろん、
「タイトルだけ知っていて内容はよく知らない」
「有名なシーンは覚えているけれど、細かな部分は忘れてしまった」
そんな方にも、ひとつの物語として楽しんでいただけたら嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
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