その恋の始まり
窓からの景色
もう一度だけ確かめてみたかった
雨模様から
少しは明るくなったかしら
わたしの恋について
もしも、私自身が語るとしたら
その始まりはどこからなんだろう・・
何度か思い出したら
さみしさも少なくなるのかしら
一度、流した涙は
わたしにとって
うれし涙、それとも別のモノ・・
なぜか、わたしが強気でいられるときは
こんなふうに恋について想うとき
頼るところは
いま見てる景色
知らないうちに
あなたに近い言葉を考えながら
もう一度、
その恋の始まりを思い出したら
いまの恋に重なるよう
雨が強くなってきたせいか、
白む街並みがわたしの前に現れる
それとも、
わたしの気持ちがそうさせているのか。