表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/47

第43話 警護対象

僕と友子、咲良の三人で大学までのメインストリートを並んで歩く。

目立つ事、この上ないな。


元々咲良の役割は僕に対する『女除け』だったけど、そこに友子が加わって話し掛けてくる女子は皆無になってしまった。


咲良だけの時には、挨拶ぐらいは皆してくれたのに!

両手に花?ハーレム?

決してそんな事は、無いっ!


1限目、一番後ろの席で二人に挟まれて講義を受け始める。

講師まで僕らに対する視線が冷たいのは、気のせいでは無いだろう。


休み時間、男女問わず誰も話し掛けて来ない。

溜息をつきながら立ち上がると、友子、咲良共についてこようとしたので、


「トイレな!すぐに戻ってくるから!」


「「途中まで御一緒しますよ?」」


「………………………………好きにしろ。」


あ〜、こんな事になるなら友子を同居に誘うんじゃなかったかも。


さすがにトイレの中までは入ってこなかったので、ホッとしながら用を足していると、


「よう、綾本、モテモテだな?」


声を掛けてきたのは、同じ学部で同期生の鷹濱だった。


「………………………………そんなんじゃ、ないぞ?」


「ハーレムそのものに見えるんだが。藤城さんと何があったんだよ?」


因みにコイツは、僕の隠れボディガードだ。

学内だけ、身辺警護いてもらっている。

まあ、雇い主は僕ではなくて親だけどな。

隠しても仕方ないので、簡単に事実だけ。


「昨日から一緒に暮らしてる。」


「マヂか〜、じゃ、藤城さんも『警護対象』になるんだよな?」


「それで頼むわ。」


「わかった、『上司』に報告しておくわ。手が足りなくなるだろうから、人員追加になると思う。」


「そうか、お手柔らかにな。」


「無理だな。」


そんなもんかと思いながら手を洗ってトイレから出ると、女子トイレ入り口付近で友子と咲良が何人かの男子学生に絡まれているようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ