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第22話 姉弟

風呂上がり、お部屋に戻り、綾本君に『色々と』聞かれた後の部屋付き露天風呂にて。


「手を出した後に聞くことじゃあないとは思うけど、良かったのかな?僕と『関係』を持って。」


「それは、満足出来たかってゆう事を聞いているのですかね?大満足でしたよ?身体の相性も良かったし。」


「……………そうゆう意味ではないんだけど。わかって言ってるよね?経験少なそうだったし。」


「そんな風に直球で聞かれると恥ずかしいからですよ。ん〜、綾本君が二人目で、三回目の経験ですよ。綾本君は多そうですね?」


「その答え方のほうが、恥ずかしいんじゃぁないかな?

僕も経験人数は二人で、君が三人目だけど、回数は多いよ?」


「そのうちの一人が由美香さんなのね?」


「っ、なんでわかるの!」


「あの状況でわからないほうがどうかしてるわよ?」


「……………その事については、余り突っ込んで聞かないでくれると有難いんだけど?」


「良いけど、教えてくれなかったら女将さんに聞くからね?」


「……………勘弁してほしいんだけど!」


「駄〜めですよ?今教えてくれるかな?」


「……………全部は話せないんだけど、良いかな?由美香も全部は知らないから。」


「聞いてからね。納得いかなければ女将さんにも聞くよ?」


「……………長くなるから、上がろうか。」


どこまで話してくれるのかな?

多分だけど、私の予想通りだとしたら………

話したくないのは当然だからね。


綾本君が淹れてくれたお茶を啜りながら、話の先を促す。


「一年前までは、僕と由美香は『付き合って』いたんだ。訳あって別れ話になったんだけど、彼女は今でも納得してくれてないんだよね。」


「その『訳あり』は何かな?」


「兄が父の跡を継ぐはずだったんだけど、僕が継ぐことになって養子になる話が無くなったんだ。」


「それだけじゃぁ無いんだよね?」


「ごめん、これ以上は言えないんだ。」


「そっか〜、綾本彰人君と由美香さんが、実は『姉弟』だったなんて言えないよね。」


「……………ノーコメントで。」


「正解っ!て言ってるようなものね?」


「由美香は知らないから、絶対に言わないでね!」


「彼女、知ってるわよ、多分だけど。女の勘だけどね。」


「……………何で姉弟とわかったのかな?」


「勘もあるけど、二人に親族特有の共通点が有ったからね。あと、綾本君の彼女に対する態度もね。元恋人としてよりも、家族として接してたからね。

もっと言えば、女将の貴方に対する態度も家族同然だったし。」


「……………由美香が知ってるとして、何で僕を諦められないのかわかるかな?」


「さあ?私でも『初体験』の相手は忘れられないし、そんなトコロじゃぁないかな。

でも、日本では近世までは母親が違えば結婚出来たんだから、戸籍上で問題なければ良いんじゃぁないかと私は思うけどね。

この事は、他に誰が知ってるのかな?」


「僕と女将だけだね。僕の父も知らないから。」

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