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魔導大陸ロディニア  作者: アルマ
世界観
6/25

魔法/神代文字

この世界に於ける最古にして最新の技術。我々の生きる世界で科学が占めた部分が、此処では魔法に塗り変わっていた。その名残。


"神代文字"と呼ばれる一般人には解読不可能な文字を身体に刻む事で、それらに魔力を通して外界に刻んだ文字に対応する現象を発生させる。

今現在はこの肝心な神代文字の多くが失われ"失伝言語"と化した事で、魔法の多くも失われると言う事態に世界中が陥っている。


神代文字を身体に刻める数は限りがあり、許容範囲を超える数の文字を刻んで魔法を扱えば、体内で魔力が反発し合い暴発すると言われている。

刻印にも細心の注意を要し、この工程に不手際があっただけで宿主の身体が弾け飛ぶ、と言うのも起こり得る。

常人の許容範囲は2つだが、稀に膨大な量を操れる者も存在する。…が、そう言う者達は決まって肉体的な不自由を先天的に抱えてしまう。


一般には"刻印師"と呼ばれるこれを専門に扱う者達に頼んで刻印/書換を行うが、自らロシアンルーレットに身を置きたい、と言う奇特な人間が居るならば、自分でやるのも良いかもしれない。

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