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魔導大陸ロディニア  作者: アルマ
世界観
3/25

知的種族

この世界には人間以外にも複数の知的種族が存在し、共存して各地に棲息している。

城塞都市アンシェネに於いては種族毎の配慮はあれど、差別は完全に撤廃されて居り、法に従っている限りはあらゆる種族の者達に尊厳ある生活が約束される。


・ヒューマン


この世界において最も多く見られる種族、人間。勤勉かつ勇猛な種族であり、秀でた得意分野こそ無いものの、やり方次第でどの境地にも到れる可能性を秘めている。

基本的に仲間意識が強く、家族を大事にする傾向が多いが、生まれや育った環境に性格が激しく左右される。


・エルフ


森林に多く生息する太古の種族、笹穂の様な尖った耳と優美な容姿を持ち、総じて美しい。

古代の魔法に通ずると言われていたが、それらは失われて久しい。

彼等は独自の美意識が存在し、悪く言えば他種族を見下しがちな傾向が存在する。そのため、他種族と積極的に交流を図ろうとする者は総じて異端者呼ばわりされてしまう。

エルフの大森林と呼ばれる固有のテリトリーを持ち、その森ではエルフ達が調停者として君臨する。

故に、"森でエルフに喧嘩を売るな"とは、冒険者たちが先ず頭の中に叩き込むべき事柄の一つとなっている。


・ドワーフ


エルフと起源を同じくする太古の種族、優美さを重んじるエルフとは異なり、肉体的/精神的な頑強さを何よりも尊ぶ。

手先の器用さと強い職人気質を持ち、偏屈無愛想ケチの三拍子で知られている。主に山(鉱脈)に居着く傾向があり、その為か鍛冶技術に関しては他の種の追随を許さない。

黒鉄の山嶺と呼ばれる固有のテリトリーを持ち、その山はそれ自体がドワーフたちの工場と同義であり、職人気質の強い彼等の工場を侵す事は、宣戦布告をするに等しい。


・ハーフリング


小柄な身体と、エルフに似た尖った耳が特徴の種族。分かり易く言えば小人。陽気、とにかく陽気。あと童顔。合法ロリショタだよやったね。

決まったコミュニティを持たない放浪の種族であり、自ずと詩人や商人を多く排出する結果となっている。

成人になっても大きくて150程度にしかならず、様々なハンデを負っている。


・ワービースト


獣人種、名前の通り人と獣の混ざり合った容姿を持ち、四肢の爪や鋭い牙など、天性の武器を多数持つ。

急峻な地勢で生まれ育ち、総じて激しい闘争心を備えた戦闘民族。肉体的な強さを何よりも重視し、強い敵を打ち倒す事でより己の力を誇示する文化を持つ。

基本様々なことに無頓着な彼らが唯一厭うのは、あらゆる意味での「弱さ」であり、そんな風潮から最も社会からの風当たりの強い種族として有名。

固有のテリトリーに名称は無いが、過酷な環境であれば何処でも住処にしてしまう、と言う凄まじい習性を持つ。

例えば極寒の吹雪が吹き荒れる山の中、例えば太陽の照り付ける砂漠の中。

生存と鍛錬が同義の彼等にとっては、過酷な環境はそれ自体が自分達を鍛え上げるトレーニング場に等しいのである。

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