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あらすじ
魔法、或いは神代文字。
その存在が高らかに謳われたのも今は昔、あらゆる生命体は時代を経る度にこれらを失伝し、残滓が残るのみとなっていた。
最早これまで、多くの魔導師達は滅亡し、その学分野も風前の灯と化した当代に、大海原の果てに現れた謎の大陸が新たな風が吹き込む事になる。
細心の注意の下に送り込まれた調査隊達が目撃したのは、未知の進化を遂げた動植物。とうに失われたと思われていた古代種達。そして何よりも、人々の記憶から忘れ去られた程の古き魔法の数々だったのだ。
いま始まる、神秘を巡る新たな物語。
不思議と発見に溢れた遥かな旅路、その一幕の門出に祝福を───