実家
「シリウスの兄ちゃん。ここが家だよ。」
「ああ。」
「じゃあ入って入って。」
カナテは俺の腕を引っ張って玄関の扉を開けた
「ただいま~」
「失礼します。」
そこには、家事をする。母さんが見えた。
「おかえり。あら」
まずい、ばれたか?
「かぁなぁてぇ、彼氏?」
「違うわ!!」
指すが俺の妹と言ったところか、突っ込みが鋭い。
カナテは冷静に話し始めた。
「この人は…カクカクシカジカトキオリラジオ…なの泊めれる?」
「まあ、大変だったわね。わかったわ泊めていいわよ。」
母さんが、こっちを振り向き
「シリウスさんそこの部屋自由に使ってください。」
指で刺されたのは、カナタの部屋だった。
「はい、ありがたく貸してもらいます。」
「はい、夕食作るからちょっと待っててね。」
「はい」
「カナテちゃん」
「なに」
「ちょっと用意してくるからちょっと待っててね。」
「うん」
そう言って自分の部屋に入った。
(ふう、戻ってきてしまったな)
「まずは荷物整理だ。」
カナタはマジック袋を開けた。
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支給品用剥ぎ取りナイフ
燐火
舞姫
Cカード
ギルドカード
小さなお守り
バック
所持金:2900ガル
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金はかせがないとな。
学園に入るにはそれ相応の金額が要ったような気がする。
そう思いながらカナタは戻った
「すみません。おばさん、学園に入るには何ガル位要りますかね?」
茶碗洗いをしている母さんに聞いてみた。
「そうねぇ~、学年トップなら1000ガル、普通は3000ガル。途中から入学は5000ガルだったわよ。」
5000ガルか…厳しいな。
「ああ、そうだ途中から入学でも優秀な生徒は1000ガルで良かったんじゃなかったかしら?」
そうか…
「わかりました。ありがとうございました。」
「いいのよ、じゃあ、シリウスさんは学園に入るの?」
「はい、そうする予定です。」
「へ~、そうなの。そう言えばどこから来たの?娘にはソルセルリー辺りから来たって聞いたけど?」
「あ、はいそうです。」
考えてなかった。
「そうなの…。出来たわ。カナテを呼んできてくれるかしらカナテの部屋はそこよ。」
「はい、わかりました。」
カナタは指さされたほうの部屋の前に行きドアを叩いた
「カナテちゃん、ご飯だよ」
「は~い。」
カナテが出てきた
母さんはカナテが出てきたのを目の端でとらえ
「カナテ、お姉ちゃんを呼んできて。」
「は~い」
カナテは隣の部屋に入って行った
「姉ちゃんご飯だよ。」
「いらない。」
カナテは部屋から出てきた。俺を確認すると
「ごめんね。姉ちゃんひきこもっちゃってて。」
「いや、いいよ。当然の事だろうと思うし。」
六年たったら、訳話そうかな。
「え?」
カナテがきょとんとした目で見ていた。
「なんでそんなこと言えるの?」
「何でって…あ゛」
シクったー
「ねぇ、カナタ兄ちゃんの事知ってるの?」
「え、あ…うん。」
「へーカナタ兄ちゃんの事教えて!!」
カナテがキラキラした目で見てきた。
うぅ…まぶしい。
「やめなさい、カナテ!!」
母さんは、血相を変えて怒った。
「はい。」
カナテは、渋々といったように飯台に着いた。
母さんはこちらを向き
「すみません。カナタを知ってらしゃるのは嬉しかったですが、どうかあまりカナテには話さないでくださいますか。」
「いや、知っていて話さなかったんですが、すいません。」
カナタは素直に謝った。
「あ、いやいやいいですよ。渋い話になりましたね。さあ、夕食を食べましょう。」
母さんは何事もなかったように飯台に戻った。
ちょっとふざけましたww




