遠く離れた島で・・・
「ここは」
目を覚ましたのはベッドの上だった。
木で作ってあり質素だったが寝るにはちょうどいいベットだった。
「右腕の火傷は……消えてる。」
右手から肩に至る火傷のあとが消えている
「そりゃあ消えてんだろうよ何せ家にあった創草を使ったんだからな」
創草は火傷や麻痺に一番効く草だ。しかし
「あなたは誰ですか?」
「テメェを助けた奴さ」
誰か知らんが
「ありがとうございます。」
「礼はいらんよ。ただてめぇを死んだ事にする。」
…は?
「何でですか!!?」
「てめえが死んだ事しねぇと…ほんとに殺すぞ。」
威嚇以上だと思えるくらいの殺気がカナタに当てられた。
カナタは少し押されたが言い返した。
「理由は?」
「俺の顔を見ちまったからさ。」
「あなたの顔…ですか?」
「おおよ、何でも屋の”バロソーミュル・ハーツ”聞いた事ねえか。」
「確か…」
何でも屋の”ハーツ”指名された命令は絶対に破らない
暗殺・討伐・採取・調理・猫探し様々な事について完璧な男と聞いた。
またそれに対しての命令な見合うだけの要求をしてくることでも有名な人。
「でしたよね。」
「ああ、大体あってるが猫探しは1回しかしてないぞ。」
「そこに見栄を張るんですね。」
カナタは少々あきれながら言った。
「当たり前だ」
「自分はどうされるんですか。」
殺す?いやいや殺すなら起きる前に殺すだろう。じゃあなんだ?
「俺はあまり仕事以外で殺さないたちなんでね、あとお前がほしいからだ。」
「俺が?」
「ああ、お前は気付いていないだろうが、お前は俺の懐に飛び込みナイフを突き付けるまでしたんだぞ。覚えてないか?」
「全く」
「はぁ~。」
ハーツは重いため息をついた。
「と言う事で、テメェは死んだ事になってる。」
あ、話し逸らした。
「自分が逃げないなんて保障はどこにもないですよ。」
カナタは不敵に笑いそう言った。
「ふん、外を見ればわかるさ」
カナタは促されるように窓を開けた。
窓を開けると目の前に大自然が広がっていた。その先に浜、海と続いている。
(こりゃあ無理だ)
「そう、ここは地図に記載されていない島だ。俺もなんて呼ぶかは知らねえ。だがな」
ハーツは一息ついて答えた
「だがなあ、ここには最弱のモンスターから強敵のモンスターまでいるお前はここで修行してもらう」
「何故僕が修行しなければならないんですか?」
「お前に頼みたい仕事があるからだ。」
「仕事とは」
「テメェが強くなったら言う。」
(何だろうか?)
パタパタパタ青い付箋のようなものがハーツに止まる。
「おっと俺は仕事だ。ちゃんと修行しろよ。ここにすべてそろっている飯も武器もすべてあるしっかり精進しろよ。」
ハーツが玄関から出ようとした時
「ああ、そうそうアイスの“ホワイトダイガオ―ガ”を倒したら俺を呼べそこの付箋便に書いて送れ仕事が終わったら解放してやる。んじゃがんばれよ。」
そう言ってハーツは去って行った。
まずは、小屋の中の物を調べるか
調べたところ
武器:大量
食品:調味料+保存食料約730日分
薬草:大量
水 :近くに湖
地図も発見(手書き)
本(この島をまとめた物)一冊
等々。
と言う事で私の生活保険2年
二年たったら、文句付けるために書きましょう。
武器、多分種類全部揃ってると思う。
この周りの地形
湖・滝・川・森・洞窟
窓から見渡すだけですべてが見える
地図を見るとこの島は四つに四等分にけられるようで
リーフ
ウォーター
グランド
アイス
上がやさしくて
下が危険らしい
さて、まずは防具を決めましょうか。
「ん~、軽いほうがいいから」
防具は自分のコートでいいか
「んー、武器は」
「…軽すぎる」
「…重すぎる」
「…形がダメ」
武器庫らしき所を探っていたら日本刀のような剣が出てきた。
柄がさくら色で他の所は真っ白の剣
情報接続
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片刃剣「舞姫」
全長1.3m
重さ3㎏
すらっとした形だが切断力があり
耐久力に優れている一級品
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情報遮断
よし、これで行こう。
まずは情報からだな。
カナタは小屋に置いてあった本を一冊開いた。
この本は(多分ハーツが書いただろう)この島のエリアの事が詳しく書いてある本だ。
リーフは初心者級で、モンスターも強くない。
リーフとは主に森林である。
モンスター名
・
・
・
モンスター名がずらずらと並んでいた。
その中にはゴブリン・コボルト・オークの名前も記載されていた。
リーフのボスは”スピーダ―ニードル”
一見、でかい蜂のようだがその巨体からは想像もつかない速さで尾の針突き出してくる。
同レベルモンスター
オーガキング
石灰鮫
レッドドラゴン
等々
「おい」
全然初心者級じゃないじゃないか。
「ま、頑張るしかないか。」
カナタは「舞姫」を肩に担ぎリーフに向かった。




