第四話 言葉の迷宮と臆病な心
登場人物
アーデン・グレゴリー・晴明:バー「クロノス」のマスター。孫を溺愛。
クロノス・アビサル:時を司る神。気まぐれで人間の本性を試すことを楽しむ。
小森静香:事務職、人付き合いが苦手で自己主張ができない。
前書き
異世界から現代(?)にやってきた時の神と賢者の二人、果たして何が起きるのか。原作の王道ファンタジーからのスピンオフ小説、バー「クロノス」を舞台に、神の遊びの目的は・・・。
いつものように、バー「クロノス」には古時計の規則正しい秒針の音だけが響いていた。磨き上げられたカウンターの内側で、マスターのアーデン・グレゴリー・晴明は、一つ一つ丁寧にグラスを拭き上げている。その所作は静かで、どこか瞑想的ですらあった。
(言葉とは、時として刃にも薬にもなる。意図せず人を傷つけ、あるいは思いがけず人を救う。繋がりを求める心と、傷つくことを恐れる心。その狭間で人は常に揺れ動くものだ。遠い世界で、共和国という新たな国造りに励む孫の翔もまた、多くの仲間たちと意見を交わす中で、言葉の重みと、それ以上に伝わらないもどかしさを感じているやもしれんな…)
晴明の脳裏に、元の世界に残してきた孫の面影が浮かぶ。賢者としての知識以上に、人としてどう生きるべきか、その答えはこの異世界でのささやかな出会いの中にこそあるのかもしれないと、彼は時折思うのだった。
カウンターの隅の指定席には、今日もアビサルが腰を下ろしていた。今日の彼は、高級そうなツイードのジャケットを羽織り、知的な銀縁の眼鏡をかけた、どこか大学教授然とした初老の紳士の姿をとっている。もっとも、その口元に浮かぶのは学究的な微笑ではなく、いつものように人間という存在を値踏みするかのような、皮肉な薄笑いだった。手にした革表紙の本は、どうやら難解な哲学書のようだ。
「なあ晴明、面白いものを見つけたぞ」
アビサルが、本から顔を上げずに言った。
「この本によれば、人間という生き物は『言葉によって世界を認識する』らしい。だがな、その言葉自体が曖昧で、多義的で、誤解に満ち満ちているとしたら、奴らの認識する世界とやらは、さぞかし歪で滑稽なものだろうな。心にもない美辞麗句を並べ立てて己を飾り、本音は腹の底に隠し、そうかと思えば、たった一言の失言で全てを台無しにする。言葉遊びほど、奴らの愚かしさと本性を同時に炙り出せるものはないだろう?」
その声には、隠しようのない嘲りが含まれていた。晴明は、アビサルの言葉に静かに頷きながら、新たなグラスを手に取った。
第一幕:傾聴の角度
「カラン…」
夜が更け始めた頃、バーの扉がためらいがちに開いた。現れたのは、小柄な女性だった。年の頃は二十代後半だろうか。地味な色合いの、体のラインを拾わないゆったりとしたワンピースを着ており、肩にかけたショルダーバッグを不安そうに握りしめている。小森静香と名乗ったその女性は、どこか怯えたような、あるいは何かに疲れ果てたような表情で、店内を窺うように見回していた。
晴明が穏やかな目で迎え入れると、静香はほっとしたような、それでいてまだ緊張が解けないといった面持ちでカウンターの隅の席に促された。そして、俯きながら、消え入りそうな声で「…何か、温かくて、落ち着ける飲み物をいただけますか」と注文した。
晴明は黙って頷き、いくつかのハーブをブレンドした、心安らぐ香りのティーを静香の前にそっと差し出した。湯気の向こうで、静香の強張った肩がほんの少しだけ和らいだように見えた。
最初は黙ってカップを両手で包み込んでいた静香だったが、バーの静謐な雰囲気と、晴明の押し付けがましくない佇まいに促されたのだろうか、ぽつり、ぽつりと、途切れ途切れに自身の悩みを語り始めた。
「あの…私、職場で…うまく話せないんです」
「上司に報告や相談をするときも、言いたいことの半分も言えなくて…いつも、後になって、ああ言えばよかった、こう返せばよかったって、そればかり考えてしまって…」
「同僚との、ちょっとした会話も苦手で…何を話せばいいのか、どうすれば輪に入れるのか、わからなくて。変なことを言って、嫌われたらどうしようって思うと、何も言えなくなっちゃうんです」
「本当は…本当は、もっとみんなと仲良くしたいし、仕事だって、もっとスムーズに進めたいって思ってるんですけど…いつも空回りばかりで…」
言葉と共に、静香の瞳には涙が滲んでいた。晴明は、静香の話を遮ることなく、時折「ええ」「そうですか」と短い相槌を打ちながら、その言葉の奥にある彼女の苦悩に静かに耳を傾けていた。アビサルは、いつものようにカウンターの隅でその様子を眺めている。その表情は読み取れないが、どこか面白い演劇でも見ているかのような愉悦の色が浮かんでいるようにも見えた。
ひとしきり話し終えた静香が、小さなため息と共に顔を上げると、晴明は穏やかな口調で語りかけた。
「お辛いですね、静香さん。誰にとっても、自分の想いを正確に、そして誤解なく相手に伝えるというのは、大変難しいものです。あなたは、とても真面目で、相手のことを深く考えていらっしゃるからこそ、悩んでしまうのでしょう」
そして、少し間を置いて続けた。
「まずは、相手が何を言おうとしているのか、その言葉の表面だけでなく、その奥にある気持ちまで、じっくりと耳を傾けることから始めてみてはいかがですかな。焦る必要はありません。言葉は、急いで紡ぐよりも、心を込めて選ぶことの方が、時には大切ですから」
晴明の言葉は、具体的な解決策を示すものではなかった。しかし、静香の固く閉ざされた心に、そっと寄り添うような温かさがあった。
静香は、晴明の言葉に何かを感じたのか、こわばっていた表情が少しだけ和らいだように見えた。しかし、長年の悩みからすぐに解放されるわけもなく、その瞳の奥には依然として深い疲労と、どうしようもない無力感が漂っていた。
「…ありがとうございます。少し…楽になった、気がします」
そう小さな声で言うと、静香は深々と頭を下げ、力なくバーを後にした。その背中は、まだ重い荷物を背負っているかのように小さく見えた。
第二幕:アビサルの誘惑と迷走の始まり
バーを出て、街灯もまばらな夜道を、静香はとぼとぼと歩いていた。晴明の言葉は温かかったが、明日からの日常を思うと、またすぐに現実に引き戻される。そんな彼女の行く手に、ふいに一人の人物が姿を現した。先ほどまでの初老の紳士とは全く異なる、優しげな微笑をたたえた、品のいい年配の女性だった。
「小森静香さん、ですね?」
その女性は、まるで静香のことを昔から知っているかのように、親しみを込めて話しかけてきた。
「先ほど、バーにいらっしゃいましたね。とてもお辛そうでしたから、気になっていたんですの」
静香が戸惑っていると、女性はさらに言葉を続けた。
「もし、あなたのその『あの時、ああ言えばよかった』という後悔を、ほんの少しだけ、やり直せる力があったとしたら…試してみたいとは思いませんか? ほんの少しだけ、あなたの言葉を、未来を変えるお手伝いができるかもしれませんわ」
その言葉は、悪魔の囁きのようにも、あるいは女神の慈悲のようにも聞こえた。疲弊しきっていた静香は、疑うよりも先に、藁にもすがる思いで、その言葉に微かな希望を抱いてしまった。
その心の揺らぎを見透かしたかのように、女性――アビサルは、満足そうに頷いた。
「よろしいでしょう。あなたに、ささやかな力を授けます。それは、『直前の会話を、数回だけ時間を巻き戻してやり直せる力』。ただし、その力をどう使うか、使いすぎた先に何が待っているか…それは、全てあなた次第ですわ。賢明にお使いなさい」
そう言うと、アビサルは柔和な微笑を残し、夜の闇の中へとすっと溶け込むように姿を消した。静香の手のひらには、いつの間にか、小さな砂時計のような形の、不思議な感触の石が握られていた。
翌日、静香は半信半疑ながらも、職場でアビサルから与えられた力を試してみることにした。胸ポケットに忍ばせた小さな石を握りしめる。
最初の試みは、些細なことだった。上司に書類のことで質問され、いつものように言葉に詰まってしまった。とっさに石を強く握ると、頭の中で時間が数秒巻き戻るような感覚があり、気がつくと、上司に質問される直前に戻っていた。今度は落ち着いて、練習した通りに答えることができた。ほんの小さな成功だったが、静香の心に「これなら、やれるかもしれない」という淡い期待が生まれた。
同僚からの「週末は何をしていたの?」という何気ない問いかけにも、以前なら「別に何も…」と曖昧に答えて会話を終わらせてしまっていたが、力を使い、少しだけ気の利いた返事を考えて答えることができた。同僚は意外そうな顔をしたが、すぐに笑顔になり、会話が少しだけ弾んだ。ほんの少し、自信が芽生えたような気がした。
しかし、その力は、静香が望んだような万能の解決策ではなかった。むしろ、彼女を更なる混乱の迷宮へと誘い込む罠だったのかもしれない。
昼休み、同僚たちが楽しそうに話している雑談の輪に、勇気を出して入ろうとした。最初の返答が、どうやら的外れだったらしく、一瞬気まずい空気が流れた。静香は慌てて力を使い、時間を巻き戻す。次は、少しウケを狙った面白いことを言おうと試みた。しかし、タイミングがずれたり、声が上ずったりして、かえって不自然な印象を与えてしまった。何度もやり直すうちに、何を言えば正解なのか、どうすれば自然に振る舞えるのかが全く分からなくなってしまった。
午後の会議では、以前から考えていた改善案を提案しようと意気込んでいた。しかし、いざ発言しようとすると、反対意見が出たらどうしよう、馬鹿にされたらどうしようという不安が頭をもたげ、声が出ない。力を使い、何度も発言のタイミングや言い回しをシミュレーションする。しかし、やり直せばやり直すほど、相手の反応を過剰に気にするようになり、結局、当たり障りのない、誰の心にも響かない無難な意見を述べるにとどまるか、あるいは発言のタイミングそのものを完全に逃してしまった。
力の副作用は、静香の心を確実に蝕んでいった。会話をやり直すたびに、「相手はどう思っただろうか」「どう言えば好かれるだろうか」「どうすれば失敗しないだろうか」ということばかりが頭の中を駆け巡り、自分が本当に何を伝えたいのか、自分の本当の気持ちが何なのかさえ、曖昧になっていくのを感じた。
周囲の同僚たちも、そんな静香の異変に気づき始めていた。「最近の小森さん、なんだか表情がコロコロ変わるし、話していても目が泳いでいて、何を考えてるかよく分からないよね」「前はもっとおとなしい人だったけど、最近は無理してる感じがする」 ―― そんな囁きが、静香の耳にも断片的に届くようになっていた。
静香は、力を手に入れたはずなのに、以前よりもずっと孤独で、ずっと息苦しい毎日を送っていた。アビサルの「使いすぎるとどうなるか…」という言葉が、不吉な予言のように彼女の心に重くのしかかっていた。力を得たことを、心の底から後悔し始めていた。
第三幕:自己嫌悪の袋小路
「やり直せる力」は、静香の人間関係を改善するどころか、目に見えない分厚い壁を彼女と周囲との間に築き上げてしまった。何を話すにも、相手の顔色を窺い、言葉を選びすぎるあまり、会話はぎこちなく、不自然なものになった。かつては、おどおどしながらも、時折見せていた素朴な笑顔さえも、彼女の顔からは消えていた。
孤立感は日増しに深まり、それに比例するように自己嫌悪の念も強くなっていった。
「こんなはずじゃなかった…どうして、何をやってもうまくいかないの…? 私は、ただ、みんなと普通に話したいだけなのに…」
鏡に映る自分の顔は、疲れ果て、生気のない、まるで抜け殻のようだった。もう、何もかもが嫌になっていた。
その夜、静香は、まるで何かに引き寄せられるように、再びバー「クロノス」の重い扉を叩いた。数日前よりもさらに憔悴しきったその姿は、見るからに痛々しかった。
晴明は、何も言わずに静香をいつもの席へと促し、黙って温かいハーブティーを差し出した。静香は、震える手でカップを受け取ると、堰を切ったように泣きじゃくりながら、アビサルから力を得てからの出来事、そして今のどうしようもなく苦しい胸の内を、全て洗いざらい晴明に打ち明けた。
「私…もう、どうすればいいのか、分からないんです…! やり直せばやり直すほど、全部がダメになっていくみたいで…怖いんです…!」
言葉にならない嗚咽が、静かなバーの中に響いた。
晴明は、静香の話が途切れるまで、静かに、そして真摯に耳を傾けていた。彼女が少し落ち着きを取り戻したのを見計らって、諭すように、しかしその奥には厳しさも秘めた声で、静かに問いかけた。
「静香さん。あなたは、その不思議な力を使って、本当は『誰に』『何を』伝えたかったのですか?」
静香は、はっとしたように顔を上げた。その問いは、彼女がずっと目を背けてきた核心を突いていた。
晴明は、さらに言葉を続けた。
「相手にどう思われるか、どうすれば好かれるか、そればかりを考えていては、あなたの本当の声は誰にも届きません。大切なのは、まず、あなた自身がどうありたいか、何を伝えたいか、なのではないでしょうか。たとえ不器用でも、格好悪くても、あなた自身の言葉で語りかけること。それこそが、人と人との繋がりを築く第一歩だと、私は思うのですが」
その時だった。それまで黙って成り行きを見守っていたアビサルが、いつものカウンターの隅の席から、まるで舞台のクライマックスを締めくくるかのように、嘲るような声で口を挟んだ。今日の彼は、バーのマスターである晴明と初めて会った時のような、どこか胡散臭い中年男の姿に戻っていた。
「ほら見たことか、晴明。人間など所詮、選択肢を与えられれば与えられるほど迷走するだけの、救いようのない愚かな生き物よ。小手先の言葉でいくら取り繕ってみたところで、その臆病で卑屈な本性は隠せはせんのだ。実に面白い見世物だったぞ、小森静香。お前の右往左左する様は、ここ最近で一番の娯楽だったわい」
アビサルの言葉は、容赦なく静香の心を抉った。しかし、その辛辣な言葉の裏には、奇妙なほど正確に彼女の本質を見抜いているかのような響きがあった。
第四幕:気づきと決意
晴明の温かくも鋭い問いかけ。アビサルの残酷なまでの真理の指摘。そして何よりも、自分自身が味わった、出口の見えない苦しみと混乱。その全てが、静香の中で一つの答えへと収束していった。
(そうか…私は、誰かに好かれるための『正解の言葉』を探していただけだったんだ…私が本当に言いたかったこと、伝えたかった気持ちは、どこかに置き去りにしてしまっていた…)
完璧な言葉や、理想的な対応を追い求めるのはもうやめよう。たとえ不器用でも、失敗してもいい。自分の素直な気持ちを、自分のありのままの言葉で伝えてみよう。傷つくことを恐れるのではなく、傷つくことから逃げない勇気を持とう。
静香は、涙で濡れた顔を上げ、まだ小さな、しかしどこか芯のある声で言った。
「私…もう、誰かにどう思われるかじゃなくて…私が、どうしたいかで、話してみようと、思います。うまく言えないかもしれないけど…それでも、自分の言葉で…失敗しても、いいから…」
その言葉は、決して力強いものではなかった。しかし、そこには、暗いトンネルの先にかすかな光を見出したかのような、確かな決意が込められていた。
晴明は、静香のその言葉に、静かに、そして深く頷いた。その口元には、いつもの穏やかな表情に加えて、微かな、しかし確かな安堵と共感の微笑が浮かんでいた。
アビサルは、心底つまらなそうに鼻を鳴らした。
「ふん、月並みな結論に落ち着きおって。まあ、期待したほどではなかったが、それなりには楽しませてもらったから良しとするか。だが、覚えておくがいい、小娘。お前のそのか細い決意とやらが、明日になればまた元の木阿弥に戻っていないとも限らんぞ?」
そう悪態をつきながらも、アビサルは軽く指を鳴らした。すると、静香が握りしめていた小さな石は砂のように崩れ落ち、バーの空間がほんの一瞬、陽炎のように揺らいだ。時間は、静香がアビサルから力を授かる前の、バーを初めて訪れた後の、あの寂しい夜道へと静かに巻き戻されていた。
バーを出た静香。翌朝、彼女が目覚めた時、昨夜の不思議な出来事は夢だったかのように曖昧な記憶となっていた。しかし、胸の奥には、何か大切なものを掴んだような、不思議な感覚が残っていた。
職場での彼女の行動には、ほんの小さな、しかし確かな変化が見られた。
朝、いつもより少しだけ顔を上げて、自分から同僚に「おはようございます」と挨拶をしてみた。声はまだ小さく、少し震えていたかもしれない。でも、相手はにこやかに挨拶を返してくれた。
午後の会議で、資料のことで上司から意見を求められた時、緊張で心臓が早鐘のように鳴ったけれど、「あの…私は、こう思います」と、途中で言葉に詰まりながらも、最後まで自分の考えを伝えようと努力した。完璧には程遠かったし、冷や汗もかいた。でも、話し終えた後、上司は「なるほど、君の意見も参考にしよう」と言ってくれた。
すぐに大きな変化が訪れたわけではない。相変わらず、会話がうまくいかないこともあるだろうし、落ち込むこともあるだろう。しかし、以前のような絶望的な表情ではなく、ほんの少しだけ前を向き、自分の足で立とうとする意志が、彼女の顔には確かに浮かんでいた。
その日の夜、いつものように静かにグラスを磨く晴明に、アビサルが話しかけた。
「やれやれ、人間とは実に不器用な生き物よな、晴明。あれだけ七転八倒した挙句、ようやくあんな初歩的な結論にたどり着くとは。だが…」
アビサルは、珍しく言葉を区切り、窓の外の月を見上げた。
「だが、だからこそ、何度でも試してみたくなるというものかもしれんな。あの小娘が、次にどんな顔で、どんな言葉を紡ぐのか…あるいは、また同じ轍を踏むのか。それを見届けるのも、また一興というものだ」
晴明は、アビサルの言葉に静かに耳を傾けながら、磨き上げたグラスに琥珀色の液体を注いだ。
「ええ。人間とは、不器用ながらも、そうやって少しずつ、時には後戻りしながらも、成長していくものなのでしょうな。そして、その成長を見守るのも、また、我々のささやかな楽しみの一つなのかもしれません」
二人のそんな会話が、静寂に包まれたバー「クロノス」の中に、いつまでも静かに響き渡っていた。
(第四話 完)
お読みいただき、ありがとうございます!
第4話、いかがでしたでしょうか?
人間関係が結局一番難しいのではないでしょうか。
さて次回は記念すべき第5回です。少し違うお話になる予定です。
今後の展開にもぜひご期待ください。
原作が気になった方はウェブサイトを覗いてみていただければと思います。