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みよたみのりのこのはなだより 2022年4月16日オンエアー

 イースター。日本ではなかなか根付かないこの行事。クリスマスやバレンタインは定着しているのに何故?そして、でもイースターが自然に受け入れられている村がある?

 この小説は、作者が「星空文庫」で執筆している『宗教上の理由』シリーズの世界設定を使ったスピンオフです。上記小説を読みたいという方は、星空文庫にて作品名または作者名「儀間ユミヒロ」で検索をお願いします。

 もちろん、この小説単体でも話がわかるようにしておりますので、安心してお読み下さい。

 山奥にあるという設定の、架空の小さな村、このはな村。この村にあるコミュニティFMを舞台に、小学生DJのおしゃべりを文字でお送りする、ちょっと変わった形の小説です。

 架空のラジオ番組の文字起こしという体裁のため、文法や文中記号の使い方が本来のルールとあえて異なった形になっている点をご了承願います。原則として地の文はメインパーソナリティのおしゃべり、カギカッコ内は他の登場人物のおしゃべりです。

また、この小説は言うまでもなくフィクションです。

 はっぴー、いーすたぁぁぁーーーーーっ!!

 と、叫んでも、へんじがない。


 みなさんこんにちは、みよたみのりです。先週は久しぶりにスタジオからお送りしましたが、今週はまたスタジオを出てすぐの円形広場にいます。なぜなら明日は、大事な大事な行事があって、広場もいつもに増してわくわくした雰囲気だからです。その行事ってなんだろう? という話は、番組の中でのお楽しみです。

 それでは、コノハヤサクヤヒメに守られし神の村、このはな村からお送りします、みよたみのりのこのはなだより。今日も元気にお送りしまーす。


 みよたみのりのこのはなだより。今週はスタジオ前の広場からお送りします。このはな村でも、だいぶ雪が少なくなってきました。そして春となると、村には欠かせない行事があります。四月の第三日曜日、といえば分かるでしょうか?

 え? バレバレ? タイトルの前に叫んでた? あっそうか! 台本書き直したときに、番組の最初でハッピーイースターって叫ぶようにしたけど、あとのところ書き換えるの忘れたー!

 えーっと、改めてですが、明日はイースター、復活祭です。今、広場に友達がいっぱい来てて、ボクのそばに引っ付いてきてます。あーっ、くすぐったいってばぁ!

 し、失礼しました。こんな感じで、色々突っ込まれながらお送りしていますこの番組、今日は、このはな村のイースターについてお話したいと思います。

 今日のゲストは、照月寺住職の池田泰哲さんです。池田さんはこのはな村のお寺で住職をしていながら、キリスト教の行事であるイースターの行事にも毎年協力してくれています。池田さん、どうしてお寺の住職さんがイースターのお祝いをするのですか?

「えー、それはですね、の前に、私に挨拶させなさい、挨拶を」

え。わわわ、ごめんなさいっ。改めましてこんにちは、今日はよろしくお願いします。

「はい、こんにちは、池田と申します。よろしくお願いします。これでいいんだこれで」

わ、あぎゃきゃっ、頭がしがし撫でないでください〜。

「何を言うかね、ちゃんと挨拶出来たら褒める、良いことした子は褒めてくれにゃあ」

あ、ありがとうございます〜。あわあわ、えーとそれで、どうしてお寺さんでイースターのお祝いをするんですか?

「ええ、イースター、つまり復活祭といえばキリスト教の春の行事として知られていますね。キリストが十字架に掛けられて処刑されたものの、復活したという日です。一方で、仏教では四月八日が春の大事な行事です。こちらは花祭りと言って、釈迦がお生まれになった日をそう呼んでおります。さて、このように説明すると、二つの行事に共通点があると分かりますね?」

はい。どっちもキリスト様とお釈迦様の、この世にやって来た日ですね。

「そうです。今年のウサギ祭り、失礼、イースターは現代の暦で十七日と遅めですが、年によっては花祭りと近い日になります。このはな村には、もともと我が照月寺と天狼神社による神仏習合の習慣がありました。神様も仏様も一緒に拝んでしまえということです。そこにその後、外国の人々がこの村に移り住むようになって、どうせならキリスト教のお祝いも一緒にやればいいんじゃないか、ということになったのです」

はいー。なんというか、宗教の違いをあんまり気にしないんですね、この村では。

「気にしないというか、宗教が違っても良いことを言っていれば、そこから学ぶこともありますし、小さな村では一つの宗教にこだわるよりは、色々な宗教が協力し合う方が良かったのだと思います。お祭りをするにしても、多くの人に参加してもらうためには宗教の壁を破るのが一番手っ取り早いですから」

この村に外国の人が住み始めたのって、いつごろからでしたっけ?

「明治時代の後半と言われています。この村は有名な避暑地や温泉に挟まれたところにありますから、まず日本で働く外国人はそれらの場所でバカンスを楽しんだり、別荘を建てたりしました。やがてこのはな村にもそれらの場所から外国人が遊びに来るようになり、別荘を建て、そのまま移住する外国人も増えていきました。彼らはさまざまな国からやって来て、それぞれの文化を持っていましたが、当時この村にやって来た人々は欧米から来ていたので、キリスト教の行事を通じてなら、彼らは交流しやすかったのです」

ふんふん、でもそれだと、お寺や神社は間に入れないですよね。

「そうですね。ですが昔からの村人にとっては新しい住人と仲良くなりたいし、外国人ももともとこの村に住んでいる人間にこの土地のことを聞きたいので、すぐに親しくなることが出来ました。そしてこの村はもともと神社と寺が中心の村だったことから、キリスト教の行事もごっちゃになっていったんですね」

へぇー。それでイースター以外の呼び方が出来たんですね。

「そうです。イースターにちなんだ動物はウサギですので兎祭りとか、たまご祭りと言う人もいます」


 「イースターは春を迎えることを祝う意味もあると言われています。それは仏教の花祭りも一緒です。では早速、どんな事をしているのか、見てみましょう」

はーい。それでは、広場でのイースター、またはこのはな村で兎祭りとかたまご祭りとも呼ばれるお祭りを見ていきます。

 あ、言ってるそばから、早速見つけました。イースター・エッグてすねー。卵がカラフルに塗ってあって、可愛いですよねー。和尚さん、この、のれんみたいに下げるのもこのはな村流なんですか?

「そうですよ。日本には、ひな祭りの時に吊るし雛というのを飾る地域がありますが、あの形を真似たものです」

きれいですねえ……。色んな色に塗られて、あとやっぱお雛様みたいな顔の描かれた卵もありますね。

「そうです。それで注目して欲しいのは、西洋のイースター・エッグは赤だったり、他にも国や地域によって色々な絵や模様を描くんですね。先ほど吊るし雛に似ているという話をしましたが、この卵の吊るし雛、着物の柄がそれら各国の絵や模様になっているので、もう芸術品ですね」

ねー、キレイですー。食べちゃうのがもったいないなぁ。

「でも、卵は食べられるのも仕事のうちですから。どれ、この辺行こうかな」

ぷちっ。こんこん。ぱりっ。じゅるじゅる。

「え、えええーっ。えーとですね、今、和尚さんが吊るしてあった卵をもいで、小さい穴を開けて中身を吸ってます。い、いいんですか?

「ん? ごっくん、ああ、大丈夫ですよ。今の時期、このはな村は気温が低いですから、生卵も腐りませんので。で、吸い終わったら元に戻せばよし。ちゃんと卵の底だけ破きましたから、外見は元通りです」

はあ、そういう問題でもないような……。色々と。あ、スタジオさん、曲お願いしまーす。


 お祭りの前日ということで、広場には出店が並んでいます。この出店はお祭りの日の他に、夏の間は毎日開かれます。このようすが、えーと、なんに似てるんだっけ?

「RPG」

あーそうそう、あんがと。そう、あーるぴーじーの街並みみたいだって言われる理由の一つです。え、何?

「転生して……市場で襲われた女の子を助けたらお姫様で」

うんうん、そういうのもあるよね。あのー、生放送を広場でやってるといつものように友達が寄ってくるんで、色々教えてもらいながらお話してます。

 品物を見ていきましょう。こちらのお店は、色とりどりのイースターエッグが、バラと吊るしで売ってます。こんにちはー。

「めーあいへるぴゅー?」

い、い、いえーす。えーと前から気になってたんですが、このはな村でお店入ると、今のめーあいへるぴゅー? って言われる事ありますけど、これって何ですか?

「これ? 英語でいらっしゃいませって意味だね。最近は使わないらしいけど、そういう古い外国語が伝わって残ってるんさ、この村には」

へえー。あ、では早速、このお店のご主人にお話を伺います。

「あいよ。こんにちは、魚の魚湘の店主、榛名です。うちは商店街で魚屋をやってるんだけど、こういうお祭りのときはこっちに店を出すんさね。卵はニワトリに限らず、イクラ・タラコ・子持ち昆布にカズコノと、魚の卵もいっぱい揃えてるんだよ」

へえー、見事に和洋折衷してますねー。

「難しい言葉知ってるなー。ほれまずは食ってみ。味ついてっからすぐ行けるぞ」

わあ、ありがとうございます。今、食べ歩き用にカズコノや子持ち昆布の入ったパックをいただきました。いただきまーす。んぐんぐ、ぷち、ぷちぷち、ぷっぷっぶち。

「プチプチいうのが楽しいだろ? これが子どもに人気なんさ。カズコノは正月に売れ残ったのを長持ちするように漬けたやつだから、安くしとくよ」

へー、それでお幾ら……、わー、値札見てビックリです。こんなに安いんですね。

「知り合いの魚屋から正月に余ったのを安く買ったりしてるからな。ほっときゃ悪くなるんだから安く買わせてもらってるよ。あれだあれ、えすでーげーず、だったか?」

SDGs、ですか?

「おう、それだそれ。とにかく、食いもんはあんまし残しちゃいかんだろ。捨てる前に食っちまえばいいんだ。ほれ、イクラくれとくからな」

わー、こぼれそうなくらいのイクラ、貰っちゃいましたー。超美味しいです。ありがとうございました。

 この広場にはこのように、いろいろなイースター関連のものが売られています。こちらは、パン屋さんです。こんにちはー。

「こんにち、ちち、は、はは〜〜〜ゆわんゆわん」

あーごめんなさい、聴いてもらってるのうれしいんですけど、ちょっと音下げてもらっていいですかー?

「あーごめんね。で、イースターのお話でしょ? うちはね、この、卵まるごとサンドパンとか、中に卵がまるまる一個入ったのを揚げたカレーパンとか、あと、ウサギの形をしたパンも人気ですよー」

うわー。どれもこれも美味しそうですねー。やっぱり卵とか、ウサギさんがイースターには付き物なんですねー。ありがとうございまし、

「あーこれ、持ってって持ってって」

わ、わ、こんなにたくさん。ありがとうございます〜。


 いろいろもらっちゃいましたが、ボクとボクのお友達と和尚さんで美味しくいただいています。ところで和尚さん、イースターって日本ではこの村以外だとそんなに盛り上がらないカンジですけど、どうしてですか?

「そうですねえ、復活祭というのはキリストが処刑されたあと、復活した日をお祝いするものです。そしてこの頃は、ちょうど草木が目覚める時期でもありますので、昔から春が来たことをお祝いする気持ちもあったようなんです。そうすると、日本ではもともとこの季節に仏教の花祭りだったり、神社の豊穣祈願などのお祭りが既にあるわけですね、ですから、自分達の地域に前からあった祭りを優先しようという考えだったのではないかと思います。ですがこの村だけはとても多くの外国人がやって来たので、自然にキリスト教の行事であるイースターも馴染んでいった、と思われます」

なるほどー。遊園地とかでイースターのお祝いしているところもありますけど、それ以上はあんまり広がらないですもんねー。

「そうですね。ビジネスとしてのイースターは、日本の場合新年度と重なるのでなかなか難しいというのもあるかと思います。学校も会社もバタバタしていますし、新入学生や新社会人向け商戦の真っ只中でもありますから」

あー、そーなんですねー。


 ところで、イースターを卵祭りって言うじゃないですか、このはな村では。でも、ウサギ祭りという人の方が多い感じがするし、ウサギはイースターと何か関係あるんですか?

「ええ、そうです。西洋でもウサギは子どもをたくさん産む、などの理由で昔からイースターと関係が深かったようです。また、ウサギは神道においては神の御使いでもあります。このはな村でも春の御使いである神使さまがウサギですので、ふたつの宗教行事が一緒になったようです」

あ、そうですよね。このはな村では、ウサギやリスのような小さな動物が神様のお使いとして大事にされてますね。だったらイースターの由来とかも理解しやすかったかもしれませんね。

 ところで、今日の本題というか、ボクが一番楽しみにしているのが隠しイースターエッグ探しなんですが、つまりこれも卵のほかにニンジンが隠されていることもあるのはそういうことなんですね?

「そうです。ウサギがニンジンを食べるということから来ています。でもこれは西洋ではなく、このはな村で考え出されたもののようですよ。それだけ村人はウサギへの思い入れが強いんですね」

あー、やっぱし神社のウサギさんだから、大事にされるんですね。

「そうですね。その他には、お菓子を隠すこともあります。これは西洋でもやっているようですね。ですが最近は衛生上の理由から、卵型のカプセルに賞品の引換え券を入れることもありますね」

うんうん、去年それ教わって、色々探したんですけど見つからなかったんで、今年は頑張って探します。今日は和尚の池田さん、ありがとうございました。

「ありがとうございました。では、楽しんで下さいね」

はいっ。


 というわけで、早速イースターエッグを探してみます。ちなみに、隠してあるものがっ、ニンジンでも何でも、イースターエッグと、呼びます。よく隠されているのはぁ、外国だと、建物の生け垣の中とかなんですが、それっ、このはな村では、まだ雪が残っていることも多いの、でっ、その中にいっ、隠されてる、おっとっと、こともありますっ。あっ、今あちこち探しながら、喋って、ま、す。レンゲツツジの植え込み、は、冷たっ! まだ雪に下の方が埋もれて、て、ないなー。あっ。

 うふふ、ボク、気づいちゃいました。こないだお伝えした広場の真ん中の雪の山、解けて低くなってきてるんですけど、一か所、ふもとにちょこんと盛り上がってるところがあるんです。怪しいですよねー。だいったい、この道路を除雪した雪を集めて雪にしていくと、積み方とか、解ける時に重力の関係とかで、富士山みたいにきれいな三角形になってくんです。でも不自然に盛り上がったり、逆に掘った跡が残ってたりしたら、怪しいと思います。さあ、掘りますよー。んしょ、んしょ、んしょ。

 あっ、なんかある! えっ何これ、すっごい大きいよ。うわ、手ぇ冷たっ! 今、雪を掘ってて、でも今日は薄手の手袋して来ちゃったんで、冷たくて、あっ、出てきた。


 かっわいーっ!


 おっきな、カプセルの中に、ウサギさんのぬいぐるみが居まーす! さっそく、開けてみ、

「ぱん、ぱん、ぱん」

「ハッピー、イースター!」

「ハッピー、ラビーット!」

「はぴらびー!」

えっ、な、なんなの? クラッカー、なんで鳴らすの?

「おめでとうこざいまーす! みよたみのりさん、あなたは、このはなうさぎまつり実行委員会が認定した、特賞に選ばれましたー!」

と、特賞!? じゃあ、このうさぎさん……。

「はい、雪の中に埋もれてしまったウサギさんを、よくぞ助けて下さいました。そのお礼に、このウサギさんはあなたのお供になりたいそうです。おめでとうございま〜す!!」

わあー、ありがとうございます〜! すっごく、すっごく、嬉しいで、

「かぽっ」

ん、あわわ、な、なんか頭にかぶった! 何これ!?

「おーい、みーちゃん、見えるー?」

そ、その声、さんごちゃん? 真っ暗で何も見えないよぉ。

「こっちこっち。ほらほら」

え、え、あ、さんごちゃんいた! でもどういうこと? 真っ暗なのにちょこっとだけ、さんごちゃんの顔が見えるけど。それに、なんか頭が重い……。

「じゃーん!」

えええっ! なにこのうさぎさん、ちょーかわいい! それにおっきい! でも、すき間から見てるからよくわかんないけど、あ、あれ? これって、


 ボク?


 「そうでーす。みーちゃんは、うさぎさんを助けたご褒美に、自分もキュートなうさぎさんになることになりましたー!」

ど、どういうこと? ボクがうさぎさんになるって、なんかうれしいけど、え、え、も、もしかして?

「そう、そのもしかしてだよー。うさぎさんの着ぐるみー! 今みーちゃんの頭がうさぎさんになったから、今度は身体ねー。はい力抜いてー?」

あ、あわあわ、ふわふわでもこもこのお洋服、で、でも、重い……。

「うさぎさん、頭がおっきいから、身体もまるまるしてないとバランス悪いさー。身体もおっきいから、重くなるさー」

う、うん、分かるけど、でも、ラジオは? ら、ラジオ、

「みーちゃん、今日インカムだから、このまま話せばいいさー。あっ、もうお別れの時間だよー」

えええーっ、もうそんな時間? え、えっと、みよたみのりのこのはなだより、今週はここまで、さようなら〜、ちょ、ちょっと靴脱がさないで、ってこれうさぎさんの足? お、おっきくて重くて、歩きにくそう……。



 何とか、先週より一日早く月曜日に投稿しました!


 日本でイースター(復活祭)が定着しないのって、本文中に書いたように、日本では新年度だし、他の行事と被るんですよね。東西の二大遊園地ではイベントになってますけど、年によっては春休みに重なるからイベントとして盛り上がるんでしょうね。

 そう言えば、三月には聖パトリックデイというのがキリスト教の行事でありますね。こちらはなかなか日本では見ないなと思ってたら、沖縄には入ってたみたいです。イースターはどうなのだろう? と思って沖縄のニュースを探ってみたら、今年は「もずくの日」と重なってたんですね。やっぱり沖縄のソウルフード、もずくにはイースターエッグでは太刀打ちできないようです。


四月二四日追記

一九四五年のイースターの日、米軍が沖縄島に上陸し、日本唯一の地上戦が繰り広げられたそうです。それもあって、イースターを祝いにくい雰囲気なのかもしれません。

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