表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

謎スキル解明

【———などにも使えて、マスター?聞いてます?】


「聞いてる聞いてる。」


 もうかれこれ1時間は説教されてる気がする。流石にもう疲れたな。


性質変化(カスタマイズ)が終了しました。『性質変化(カスタマイズ)』がレベルアップしました》


「おっ!」


 ダンジョンの壁の性質変化(カスタマイズ)がやっと終わったのか!結構待ったな。1㎠の壁の性質変化に大体2時間もかかったと思うと少し使い勝手が悪いスキルかな〜。


【マスター?どうかしましたか?】


 あっ、俺のスキルのアナウンスだからコアには聞こえないのか。


「ダンジョンの壁の性質変化(カスタマイズ)が終わったって。」


【やっとですか!早速確かめてみましょう。】


 ふう。これでやっと説教地獄から開放される。


「確かこの辺りの壁だったよな。」


 同じ過ちを犯さないためにしっかり手にエンチャントして殴ろう。地味に痛かったんだよな.....。


「我が魔の力よ両腕に纏え。『腕力強化(エンハンスアーム)』。」


 エネルギーコアから魔力が腕に移動する。魔力が切れるまで遊……特訓したんだからもう慣れたものだ。


「ふんっ!」


 俺が壁を殴ると一部の場所にヒビが入りパラパラと破片が落ちた。


 どうやらちゃんと破壊可能になってるみたいだな。


「じゃあ色々検証してみるか。」


【検証?】


 まだまだこのスキルには謎があるからな。こんなんじゃ宝の持ち腐れだ。折角なら使いこなしたい。


「じゃあまずは性質変化(カスタマイズ)の重複が可能かどうかから..............」











 検証開始から約二時間が経った。その結果分かったことをまとめよう。


 まず、一度性質変化(カスタマイズ)をした部分に重複してスキルを使用できるかという検証をしたところ、スキルの使用自体はできたが最初に変えた性質が元の性質に戻り、新しく性質が変わっていた。このことから『性質変化(カスタマイズ)』は、同じものには同時に二つ以上の性質を変化させることができないということがわかった。


 次に『性質変化(カスタマイズ)』がレベル1だったときに実行した性質変化(カスタマイズ)と全く同じ条件で実行したところ、レベル2に上がった『性質変化(カスタマイズ)』の方が性質の定着にかかる時間が短かった。このことから変化させた性質の定着にかかる時間はスキルのレベルアップによって短縮できることがわかった。


 そして最後に、どんな性質も変化させられるのか確かめるためにアイテムショップで水を購入し、100度で沸騰する性質を100度で毒になる性質にしようとしたところ、《スキルレベルが足りません。イメージが足りません。》と言われた。つまりレベルを上げれば変化させられると言うことだ。気になるのはイメージが足りないという部分だ。これはつまり、性質変化(カスタマイズ)には強いイメージが必要ということだろう。


 あまり詳しいことはわからなかったが簡単にまとめると、


性質変化(カスタマイズ)

物事の性質を変化させることができる。


・変化させた性質が定着するまで時間がかかる。(レベルアップにより短縮可能)

・魔力を消費して使用する。

・強いイメージがないと失敗する。

・性質は何回も変えられるが一つのものに同時に二つ以上の変化をさせることはできない。

・レベルが高くなるほどより強力な性質変化(カスタマイズ)を実行できる。


となる。


「ここまで分かっただけでも上出来だろ。」


【ですね。あとは魔法と同じで練習あるのみです。】


 そうだな。練習すれば身につくしスキルのレベルも上がる。一石二鳥だな。


「それじゃあ、少し疲れたから寝ようかな。」


 考えると、ここに来てから俺気絶した時以外寝てないからな。ここで疲れを取っておかないと死にそう。


【地面にそのまま寝るんですか?】


「う〜ん。ベッド買うのはDP勿体無いからな〜。」


 いくらくらいするんかな。


【ベッドくらいいいんじゃないですか?これからも使うでしょうから。】


「そう?」


 じゃあお言葉に甘えて。


「アイテムショップ、オープン。一番安いベッドをお願い。」


《消費DP200。確定しますか?》


 お〜!安いな!


「確定。」


 部屋の隅に大きめの魔法陣が現れ、ベッドが出てくる。


「おっ、値段の割には結構いいじゃん。」


 少し小さいけど、あんまり気になんないしな。


 俺はすぐにベッドにダイブして横になる。


「それじゃ、おやすみ。」


【おやすみなさい、マスター。】


 疲れが溜まっていたのか、俺はすぐに深い眠りについた。

ブックマーク、感想、評価、レビューお待ちしております!


⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎←これ押してくれると嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ