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自分に贈る言葉


 大好きだから、伝えたいありがとうを!


 大事な事だと思うから、早く伝えよう




 いつでも君に逢っていられると思っていた


 だから、今という貴重な時間を無駄に


 過ごしてしまうんだね



 大切なことは後になって気付く


 いつでも誰かを傷付けてから




 いつまでも想いが届けられることはなく


 心が通い合わないで


 君との距離は縮まらないでいたね




 そんな不器用で苦く哀しい


 空白の思い出を


 いつまで抱き続けなければ


 ならないのかと思うと……




 夜空を見上げたり


 星を数えたり


 太陽がもたらす


 輝く恵みの行く先を


 探ってはしゃいで見たり




 常に何かと向き合って


 過ごす姿を


 太陽が見ているようだ


 


 人と関わり生きている限り


 何かと向き合うことからは


 逃れられない


 本当は好きだから


 嫌になることもあるんだと思う




 自分をうまく表せないから


 人を嫌って


 ごまかしてしまう




 いつでも言えるよ!




 そんな強がりな空威張りに


 心も泣く泣く空回り



 だから「本当の素顔」を見せられないで


 「見栄」とも言う「意地」とも言う


 仮面を取ることをも躊躇い


 いつまでも回り道


 あなたとの距離は


 遠ざかるばかりだったね




 一人になって寂しいとき


 あの人たちの声を聴きたくて


 けど、誰かに会えば


 この気持ちは煮え切らなくって


 白く冷めた態度だったり


 たまに声を上げれば


 不服だらけのドス黒い


 人格だったり……




 そんな、白と黒の薄弱な顔で


 これから先


 何十年も堪え切れる訳が無い





 今日の風が 虹の向こうへと


 太陽をめがけて駆け上る瞬間に


 出会えれば 自分の素顔に


 深呼吸を意識して


 息を整える




 常に何かに学び


 習うこの姿を


 旭が出迎えてくれるような


 新しい朝には 精一杯の


 生命力を燃焼して


 元気で「おはよう!」こそが


 清々しい自分になる


 第一歩なんだと思う




 それならば


 何かと向き合うことを


 怖がらず進み


 人間を磨く哲学を


 見出そうじゃないか


 


 あなたに学び 習い 叫ぶ


 恐れずに「空白の距離」を埋める


 話力を見出そうじゃないか





 ──少しずつ、一日一日を


 前を向いて踏み出そう


 できることから


 さあ、始めてみよう!


 



読んで下さってありがとうございました。

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