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ただただただ。 ~変わらないもの~  作者: けー
三章 姫巫女ってなんだ?

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不意打ちは突然

 


 あたしが反応するよりお兄ちゃん先に神社の中へ向かって行く。ほんとに先に説明が欲しい。

 それを早々に諦めてついて行けば、御簾の中に行けと言われ、御簾を上げ中で魔晶石を起動させても外のお兄ちゃんの声はちゃんと聞こえる。


「施設で神社の左手側の壁に両開きの扉作って、設定も変えれるはずやから変えといて。で、その奥の部屋にダンジョンへの道とその前に魔晶石のついた鳥居としめ縄」


 言われるがままに施設を見れば、確かに鳥居もしめ縄も扉も増えてる、ただすごいポイントが高い。


「お兄ちゃん、ポイント高すぎやで?」

「買えへんか? お前があほみたいな使い方するからや。無理なら恵子かのり君から集めろ」


 棘を感じるお兄ちゃんから取るのは駄目なんですか? そう考えてるとお兄ちゃんが口を開く。


「今作ってる道は俺らが使ってるダンジョンに繋がってる、ただし使うのは国とかの俺ら以外や。神社の奥に行くには絵里子が作ったタグがないと中に入らえへん。こっちのは俺か恵子が作ったやつで入れるよう設定して、出るときにタグから自動的に入場料としてポイントが絵里子に入る仕組みや。どうせ国に言えば確認やなんや理由つけてはいるんやし、俺らの居住空間見られたくないしな」


 おお、お兄ちゃん色々考えてたんや。


「地上は見られること確実やし、なんかあったら地下で生活やから必要なもの移動させとけ。あとお前、さっさと神眼使いこなせ。徹夜でやったらそれなりに使いこなせたぞ?」

「は? お兄ちゃんも神眼持ってんの?」

「正しくは真眼、望月、ああ俺に加護くれた秘書さんな。それに色々使い方聞いたんもあるけど」


 一気に色々言われても頭が混乱してくる。


「情報多すぎん? 望月さんって名前つけたん?」

「加護の馴染みとか繋がりが強くなって使いやすくなったで。俺がまだ弱いから直接コンタクト取れんけど、魔力を上げればできるらしい」


 色々話して気安くなったのか、敬称もつけてないよ。主神が羨ましがっていたとかそんな情報はいらなかったけど。

 望月さんは主神と違って、様々なことをお兄ちゃんに教えてくれたようで、お兄ちゃんは確認できたことはよかったと話す。


「話して思ったけど、やっぱ常識外の存在やな。お前一人でよおやったと思うわ」


 不意打ちに褒められて少し照れた。御簾のおかげで顔が見えなくてよかったと思った。


 でも本当はお兄ちゃんのほうが大変だったはずだ。あたしより前情報があったとはいえ、会えるかわからない者たちに会うために努力をして、一人交渉し、ここまでのことを考えていたんだから。


 お兄ちゃんは新たな扉ができたことを聞くと、そのまま神社を出て確認しに行くようだ。あたしたちは特にタグもなくどこでも入れるらしい。


 さあ何しようかなと思ったけど、お兄ちゃんより神眼使えてないのはなんか悔しいので、今日は鑑定を続け夜が更けていった。


 地上に戻ってから、食事の後片付けが終わっていなかったことを思い出し、落ち込んだのはあたしだけだ。




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