4.メリットとデメリット2
住宅の大きな修繕もしてもらえるのは嬉しいところ。
本来大家の仕事だから、当然ではある。
が、必ず対応してくれる大家ばかりじゃない。
その点、公営住宅なら基本、必ず対応してくれる。
トイレの配管が割れたとか、雨漏りするとか、白アリが出たとか。
業者に依頼するのもやってくれて、手間無しだ。日程もある程度は勘案してくれる。
でも、個人で対処を求められる事例もある。
水道のコマや戸車の劣化など、日々使用する細かい消耗品の交換や、個人スペースの手入れ。
子供が落書きしたりぶち破ったりした壁や、猫の爪とぎ跡、換気せずに腐らせた床、脂色に染まり切った部屋など、個人の管理責任に問題がある場合なんかだな。
あと、許可なく改造した場合も。
清掃だけで済めば、プロに頼んでも家じゅうまるっと数万円。
でも壁柱床の大規模修繕工事だと、数十万かかるからなー。
てか暴れて壁貫通とか、ペットの排泄で柱壁腐食とか、ないわー。
経年劣化や自然災害なら仕方ないので、キズの小さい早期にまず大家さんに連絡を。
給湯施設など大きめのものや、ドアの開け閉ての不具合も。ただし自分で持ち込んだものは個人財産なので除く。
大家さんが対処するか、個人負担が生じるかは、修理業者との相談後に決まることもある。(排水不良が、異物を流したせいとか個人責任のことも結構あるので)
ちなみに、個人の責任でなくても、勝手に直した場合はまず補償はしてくれないぞ。
こんなところでも報連相が大事だね!
あと、固定資産税無しとか、家の処分に困る要因にならないとか、地味にメリット?な部分もある。
…しかしやはり、金銭的なものがほとんどかな。
さて、デメリットは、…これも結構あるぞ。