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2020年という架空の世界

2020年に起こった龍の侵攻は

もう人はなすすべがなくなっていた


人の心に忍び込んでくるという

そんな伝説上の生物だった龍が

現実に具現化して突如として

やってきたからだ


彼らは空をとびそして大群で

この世界にやってきた


どこからやってきたのかすら

それはわからない


そもそも現実にはあり得ない

そういう状況に実際遭遇したとき

人というのはどうしても

自分の既成概念で物事を判断するしかない

そういうショック状態になるものだ


だから龍の具現化は現実であっても

受け入れられないそういう架空な状況


妄想なのに現実しているそんな

不安定な事実だった


けれど日常は現実に沿って動くので

次第に事の次第を理解していったのだった


私はまだ幼かったのでその当時のことは

全然記憶していないが


兄がとった写真とかみて

書いたイラストとかみて


えーすごいって龍統治が

少し進んだときに思ったものだ


だけど小学校のときに龍族に出会うと

私にとっては逆に兄が描いたイラストが

そもそも絵空事のように思え


龍との共存社会が当たり前の前提となっていった


まあ子供だし小学生だったのでそれは

自然のなりゆきだった


そもそも現実って何なのか

誰が規定するのか


世界って本当に何なのか


わかるっていう人は逆に嘘つきかもしれないほど

人は世界を把握していないのだから………


僕が小さいとき

2020年それが起こったのだ


この国はそれで最悪だけど実は

次のステップに進めることになった


それは7年労働苦役の法で

人々は生涯労働するということから

解放されたのだ


龍族の強制力によって

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