閑話休題 ジェルディアガについて~種族維持法と【禁忌の子】
ジェルディアガに関する設定集ー
今回は『種族維持法』などの法関連です
閑話休題はあと一回続きます
■【種族維持法】
元々ジェルディアガの竜族は火竜・地竜・水竜・風竜の四種で構成されていた。
寄り添って暮らす内に若者達が恋愛し、混血竜が生まれる。その中で火竜と地竜、水竜と風竜の組み合わせで生まれた竜人がそれぞれの長所を上手く伸ばしている事に気づいた。
火竜+水竜を光竜(水が炎を反射して光が生まれる)、地竜+風竜を闇竜(風が大地を覆い隠して闇とする)と呼び、その力を持って人を退き、さらに光竜と闇竜の間に生まれた存在によって建国する事になる。
光竜と闇竜の間に生まれた者は白竜と呼ばれ、王族となった。
しかし混血竜である以上種としての数は少なく、いずれ消滅する。そこでジェルディアガでは全国民の血統を調査し、原則として同種竜の間でのみしか婚姻してはならないという法を作る。白竜・光竜・闇竜を王族~準王族、原種竜(火・土・水・風)を貴族~一等国民、建国初期に生まれた混血竜は二等市民、血統不明になった者はすべて三等国民とする(奴隷制度はない)。
ただし、混血でも特殊な力が具現化した場合は準一等国民扱いされ、活躍出来る。
結婚可能なのは
①王族・準王族
②準王族~貴族
③貴族~一等国民
④二等国民(血統が判明している混血竜)
⑤三等国民(血統不明の混血竜)
の何れかに限定される。新たに光竜・闇竜を誕生させる権利を持つのは貴族の中でもごく一部に限られる。
光竜・闇竜の婚姻は同種竜同士が推奨されるが、光竜は火竜・水竜、闇竜は地竜・風竜と己の原種となら婚姻可能。
白竜も同族と混血元である光竜・闇竜のみ婚姻可能。故に両者は公爵の地位を与えられ、準王家に数えられる。
種族維持最大の目的は白竜・光竜・闇竜の個体維持と制限である。準王家・貴族~一等国民の間でもし、許された組み合わせ以外の竜が生まれた場合、その卵ないし子竜は[返される]。
例外は白竜で、光竜・闇竜以外と婚姻した場合、王位継承権が破棄されるかわりにそのまま種を残す事が許される。これは王族の数を一定に保つ上で定期的に古い血を新しい血に入れ替える長期スパンの措置であり、いずれ原種竜は白竜となる為の血の循環上必要な事として認められている。
相手が二等・三等国民の場合は子孫を残す事を許されない。
王国の呪いが解けた事により、この法は撤廃された。
■【禁忌の子】
何らかの突然変異で孵化した子供の事であり、その異常がどの様なケースなのか関係なく、次世代への悪影響を断つという建前で[返している]。この[返される]がどの様な意味なのかは暗黙の了解としてあらゆる文献に記す事を禁じられている。
ケース① 隔世遺伝
白竜の血が定期的に原種竜の中に入るので、火竜なのに地竜として生まれたり、闇竜なのに風竜として誕生する。
白竜同士でもたまに白竜以外が生まれる事があり、このようなトラブルによって種の安定した誕生を脅かしかねない異分子を「返す」事で血統を守っている。
ケース② 相手の把握
妊娠が判明した段階で母親は相手の名前を専用の役所に届けなくてはならない。それにより予定外の白竜・光竜・闇竜の誕生を阻止、孵化した後の検査で異常が認められなければ正式に国民として登録される。
この方法を踏まえないと国民として登録される事はなく、相手を告げないまま妊娠した娘は出産と共に卵を取り上げられる。
ケース③ 卵の中から子供が複数
通常、一つの卵の中から子供は一人生まれる。しかし一つの卵から二人生まれる場合があり、生物学的には健康体でもそれ事態が異質である為、安全の為に「返される」
ちなみに竜の兄弟認識はこちら
①一度に卵が一つ生まれた場合
=一人っ子としてカウント
②一度に卵が二つ生まれた場合
=双子としてカウント
③一つの卵から一人以上が生まれた場合
=[返される]




