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右眼の魔眼使いは最強な様  作者: 桜本本神
2/3

右眼の魔眼

下手くそ注意

…なんだここは…?

天井には… 竿縁天井…?


???「あなた!この子眼がおかしいわ!」


???「マジで!?ほんとだ!感染病の可能性が高い!今すぐカルファの所へ連れて行こう!」


なんだ?僕はアルロス-セフワンティb…

いや。僕はアルロスだ。セフワンティブの名は捨てたんだ。だがここは…。何故ここに…?


「大丈夫だから!、」


どうやら僕はカルファという名の人間のところへ連れていかれるらしい。

あの2人が出かける支度をしている時に少し鏡で自分の姿を見てしまった。

……僕赤ちゃんじゃん…。


カルファの家


???「カルファ!どうなんだ!?うちの子は感染病じゃないのか!?」


カルファ「落ち着け。今見ている。」


なんだかすごく心地いい…脳がくすぐったい感じがする…


カルファ「…ふう…。大丈夫よ。感染症じゃないことは断言できるわ。」


???「よかった〜!心配したんだぞ〜!」

顔を俺に寄せてくる父親らしき男。その猛攻を僕は全力で回避する。

???「なんだよ〜悲しいな〜;;」


???「気持ち悪いからやめて。」


怒られる男。決めた。この男は絶対に見習わないことにしよう。

まずおさらいしよう。何故僕がここに立って居るかは神様の陰として、何故前世の記憶も残されて居る?

さっきのカルファという女も何か変なものを使っていた。どういうことだ…?


カルファ「まあひと段落ね」

カルファ「それで?この子の名前はなんていうの?」

沈黙が数十秒間流れた。

どうやら図星らしい。


母親「そういえば決めてないわね…眼が左右色が違うんだから感染病かと思って飛び出してきたもの。名前なんてつける暇は無かったわ。」

父親「そうだな…今決めてしまうか。ケニーとかどうだ!?かっこいいだろ!」


…アルロスがいい。


母親「いや!ケフィの方がカッコいいわ!」


…アルロス以外却下。


カルファ「…いっその事ベクトはどうだ?」


母父「却下!」



……素晴らしい…母親と父親より数倍マシだ。


カルファ「けど、子供は喜んでるぞ。」

母と父が俺の方を向く。

ここはキラキラ眼で行こう。


母父「え?」

ベクト「(*'▽'*)」

母父「(*'▽'*)」

母父「今日からお前はベクトだーー!!」


カルファ「………喜んでる所悪いんだが…そいつの右眼は何だか私には分からない。左目は透き通ってる水色。こっちはいいんだ。だが右眼。こっちは漆黒の紫色で何か光を感じる。何かとまで断言はできないが何かその子には特別な何かがあるかもしれないな。」


僕に…特別な何か…?


母「ほんとに?やったね!ベクト!勇者になれるかもよ!」


勇者?


父「その通りだ!ベクトには無理のない範囲で魔法と剣術を習わせ、勇者学校に通わせたいな!」


母「そうねぇ」


勇者学校!?なんだそれは。勇者なんて必要ないだろう。自分の身は自分で守ればいいのに。


母「カルファ、ありがとね!この子見てくれて!」


カルファ「大したことはない。また何か変化があったら言ってくれ。」


まて、何か物音がした。

窓の向こうだ。


カルファ「けどほんとになんなんだろうか。ただの目には見えないし。」


母「絶対時期勇者になるために生まれてきたのよ!」


父「そうだ!うちの子は絶対に勇者になれる!」


ダメだ!誰も気づいてない!どうすれば…

思った途端。右目の奥に何かが見える。

なんだこれは…窓が破られて…みんなが殺されてる…!血まみれに…!


あぐ…!ああ!ああああああ!

右眼が痛い!!

なんだこの痛みは!!

今俺はどうなってる!

痛い!痛い痛い痛い!!!!

あああああああああ!!!!


……

右眼。わかったぞ。こいつを使えば…未来を変えれる!


右目の痛みは治まった。完全に右眼がわかった。

こいつ。最強だ。


おい右眼。

「……」

言うことを聞け。

「……」

返事はしないが…答えは「YES」として受け取らせてもらう。

お前は別次元への移動が可能。あってるか?

「……」

お前は魔力を持っている。あってるか?

「……」

お前は、最強。あってるか?

「…YES」

よし来た。


まず、窓の外側にいる魔物は今の俺じゃどうしようもできない。魔眼が2秒先の次元へ移動した時の情報によるとまだ入って来ていない。予測で3秒後以降に入ってくると言うことがわかる。3秒から5秒の間…全神経を右目に注ぐ。

これで一発で殺す!


1

2

3

集中しろ!今までで限りなく集中するんだ。

4

ガシャン

来た!

右眼。お前の力、見せてくれよ。

パリン!


カルファ「きゃあ!…窓ガラスが、割れた…?」


父「大丈夫かみんな!?…不吉だな…カルファも一緒に俺たちの家に来ないか?窓ガラスが勝手に割れるなんて少し不気味だ。」


ベクト「はあ、はあ」

母「大丈夫?ベクトちゃん。怖かったね…」


疲れたな…けど上手くいってよかった。

しかし父親もなにか剣術や魔法を習って魔物を探知くらいできたはず。何故分からなかったんだ、?

まあ今は悩んでも仕方がない。右眼。これからもよろしく

「……」

あんまり仲良くなれそうにないなあ…




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