22.納得のいかない処罰
私はこの最低な男へも処罰が納得がいかなかった
まなみや他の魔戦軍団員がこの階に辿りついた
上の階の獣人や通常の戦闘員は彼女達が殲滅した様だ
「俺様の見せ所が無いな」
「・・・・・・」
私は無言だった。さっきまでの私の戦い、まなみに見られたく無い・・・・・・
少し、時間が経過すると、さっきまでの自分が他人の様に思える
これが吸血鬼の血の為せる業なのだろう
「まなみ、遅いわよ。待ってる程、私優しく無いんだからね!」
「はっ、俺様に向かって、言う様になったな!」
まなみがヤン司祭に連絡すると魔戦軍の一人がヤン司祭とエルフの戦士マリアを連れてきた
「な、みんな、こんな・・・・・・」
一番奥に女王がいた
女王は目を針で縫われていた
そして、女王から漂った香り、男の香りだろうか?
女王はおそらく、目を塞がれ、性的に稜塾されていた
グッグッ
私は拳に力を入れた。許せない。こんな、人間の恥だ
「サロメ教司祭、イバルド・アクセルソン、国王からの処分が下った
死を賜れ。刑はエルフ族に任せる」
「ひー、ひっひ、俺は死ぬのだろう、
だが、どうせもうすぐ国王なんて死ぬんだから、意味が無いぞ
ひーひっひ」
司祭様はエルフの戦士マリアに目配せした
「我が一族の仇、我が戦士一同の仇、我が女王陛下への侮辱、死を持って贖ってもらう」
ザキン
マリアの剣が司教の首を撥ねた
エルフの人達にされた事を考えると、こんな簡単に死を与える事に納得がいかなかった
私なら、もっと、残酷に殺すだろう。私の家族、私の村を殺した奴ら
私は既に人では無いのかもしれない。血に染まった吸血鬼
2ヶ月前の私はこんな事を考えただろうか?
気がつくと、マスターが私の傍で私を側に寄せていた
私はマスターに身体を預けた
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