12.襲撃
やはり、ヤン司祭は襲撃された
マスター達が出発して明くる日、襲撃があった
私やまなみは自室で休んでいた。シモンさんは司祭様の部屋に籠り、指揮をとっていた
そして、突然のエマージェンシーコールが入った
『アリスちゃん。至急、司祭の部屋の前に集合』
『緊急事態ですか?』
『そうだ、5Fの階段で戦闘が始まった』
『わかりました。至急向います』
連絡は魔法通信で行った。私にはアーネ先輩からもらった、魔法通信の魔法があった
魔法通信とは、魔法による、連絡手段だ。連絡可能範囲は魔力により異なるが、
あまり遠くまで、連絡は出来ない。もちろん、全魔力を注ぎ込めば、かなり遠くまで、
連絡可能だが、戦闘中、魔力切になるので、一般的に近距離の連絡手段として用いられる
司祭の部屋の前には既にまなみも来ていた
「遅いぜ俺様を待たせるなんて100年早い」
「まなみさん、すまないがそれどころじゃ無い、早急に5Fの階段に向かってくれ!
俺も行く」
「どう言う状態ですか?」
私は聞いた
「斥候部隊が突然殺られた。S級冒険者があっさり、
そして、5Fの階段守備隊と交戦中だ。至急援軍に向いたい
俺と、アリスちゃんとまなみさんで、行きたい」
「いい考えだ。戦力の出し惜しみは戦術として愚だ」
「ああ、5Fの階段には主戦力が集結している。司祭の部屋には副団長トーレと、
Sクラス団員が二人だけだ。彼らには、万が一の最後の砦になってもらう」
「じゃ、急ごう!」
「よっしゃ、腕がなる!」
「ええ、わかりました!」
私達は急ぎ5Fの階段に向かい、到着した
「団長、苦戦してます。ロジャーが殺られた。斥候隊はおそらく全滅です」
「ああ、察しはついてる。だが、安心しろ、こちらには勝利の女神が二人もいる」
「俺様が来たんだ。安心しろ!」
「私も微力ながら、頑張ります!」
「お前、いちいち、ムカつくな!」
「なんなんですか?
こんなところで?」
「その、好感度アピールが無性にムカつく」
「そんなの知りませんよ」
「すまん。今はそれより、前線がやばい、押されている
一気に三人で前線を入れ替える」
「ああ、俺様に任せろ!」
「はい!」
「行くぞ」
私達は一気に前線を入れ替わった
『真・魔神剣』
ドコーン
シモンさんはいきなり奥義を放った
察するに剣速を音速に達し、風の魔法を乗せた剣技
獣人達が四散する
「今だ。お前ら、一旦下がって、回復魔法をかけてもらえ!」
「「「はい。団長」」」
そして、私とまなみは突っ込んだ
階段の奥には無数の獣人がいた。冒険者達がこの防衛線を維持できるのは、
獣人が同時に複数対峙できないからだ。シモンさんは頭悪いけど、
戦いの頭はいい。さすがだ
私は、更に階段を降りて、
『雷神剣』
バリバリバリバリ
雷撃と剣のソニックブームが後続の獣人の三体程をなぎ倒す、
そして、感電して動け無い獣人を
バシュ!
ズサ!
ガキン!
続け様に感電したに三体を倒す
「次は俺様の番だ!」
まなみが、私の前に一気に出る
「円城流奥義、飛燕斬」
まなみが叫ぶと、その場にいる獣人共が全て爆散する
そして、更に奥に進み、
ザザザザザザッ
ザン・ザン・ザン・ザン
たちまち、獣人達が粉砕される
「俺様の手にかかればこんなものだ」
まなみ、確かに強い、シモンさんや私を遥かに凌ぐ
しかし、 誰かがゆっくりと近づいて来た。その圧に私は恐怖した
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