表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イルグラード(VR)  作者: だる8
第五章 イルグラードの夜明け
200/352

第198話 出発

 折角手に入れたレシピだが、これからダンジョンに潜るのではなくて王都に向かおうって時に必要があるようにはとても思えない。

 どうしてこうオレの手に入れるアイテムだったりスキルだったり。レシピだったりはタイミングが悪いのか。……あぁ、リアルラックのせいか。ステータスの運の値が最初に比べるとだいぶ上向いてきたから、こういう所に反映してもらいたいもんだが……。


『遅い??でもこれ今までのレシピの中では凄くいいレシピだと思うけど?』


 オレの(つぶや)きにクリエラが反応する。オレも決してこの迷宮脱出(エスケープ)という魔導具のレシピが使えないハズレレシピだとは思っていない。


「悪いとは言ってない。タイミングが合わないなって言ってるんだ。直前までダンジョン……《ラミーラ坑道》の攻略をしてて、それが一区切りついてこれから王都を目指そうって時に、使いどころがないだろ?」

『おぉ?!確かに?!……あ、でもでも迷宮脱出(これ)街の中でも使えるよ?入り口までびゅーん!って』

「んなもったいない使い方!誰がするかっ!」


 そんなに時短しなきゃいけないような複雑な街なんて……あぁ、ルーテリアは構造が少し面倒だけど、今のところ困ってない。そんなことに貴重な魔導具(マジックアイテム)を使ってたまるか。


『そおかぁ?ファクトも王都いくんだねっ!』

「ん?あぁ。ストーリー実装されたからな。オレも遊んでみたいし……そうか。王都にもクリエラはいるんだろ?」

『え?ボク?ボクハイマセンヨ』


 クリエラが視線を逸らした。

 視線を逸らさなきゃいけない理由がオレには全く理解できないが、要するにアカシアやルーテリアのように似たような名前で本人がいるだけだな。いつも通りだ。


「わかったわかった。で、王都ではなんて名前なんだ?」

『ダカラボクハイマセンッテ』


 会話が進みゃしない。ツッコんでも口を滑らなさそうなので、この辺で切り上げよう。

 それにそろそろエルナ達がモルトに戻ってくる頃だろう。


「……さて。じゃあ今度こそ出かけるぞ。またな」

『はい~。どうぞ調合士ギルドをご贔屓に~』


 商人かよ。


……


 オレがギルドを出てすぐあたりで『もうすぐ着くよ~』というエルナからの通信が入った。こっちはオレのラックが絡んでないからかタイミングいいな。

 そんなことを考えながらモルトの中央広場まで行くと、入り口の方からエルナ達がやってくるのが見えた。向こうもオレの姿を見つけたようで、エルナが全力で手を振ってきたので、オレも軽く手を振りかえした。


「ひっさしぶりぃ!」


 エルナは相変わらず元気だ。彼女(エルナ)が居るだけで周りが明るくなる。オレにはない凄い才能だ。

 そんなエルナの後ろからついてくるのは、(ガドル)にミゲル、そしてスフィアさん。……あれ?げいるもいるな。げいるがいるとは聞いてなかったような気がするが。


「ファクトさん!久しぶりだっ!」

「よぉ!」

「こんにちは。ファクトさん」

「……」


 みんな変わりなさそうで良かった。

 ここにいるメンバーはオレがログインするまで王都に行くのを待っててくれたってことだよな。正直ありがたい。一人で行くとか寂しすぎるからな。


「待っててくれたみたいですまなかった。じゃあ早速行こうか。げいるも合流しているみたいだし」

「あぁ、丁度モルトの門の所に突っ立ってたから連れてきた。一緒に行くなら黒魔法使い居た方がいいだろう」


 なるほど。エルナ達のレベル上げに間に合わなかったから、げいるはげいるでミゲル達を待ってたってわけだな。


「あ。ちょっと待つだ」


 早速出発しようと動き出したオレたちに(ガドル)が待ったをかける。


「素材ありがとう……だ。で、お礼にファクトさん用に用意した装備があるだよ」


 おぉ。確かに素材を(ガドル)に送っていたな。

 《ラミーラ坑道》探索の際にコッソリ……でもないが、いくつか新素材を採取していたのでそれを(ガドル)の工房宛てに送っておいたのを思い出した。


「これだ。ファクトさんは軽鎧系で良かっただな?」


 そう言って(ガドル)が取り出したのは、見た目金属をあしらった革鎧一式だ。


「チタンか?」

「んだ。折角もらったんだど。装備に加工しただ」

「ありがたい。助かる」


 オレはその場で身につけていたハードレザー装備一式を脱ぐと、渡されたチタン軽鎧セットに着替えてステータスを確認する。

 そう言えばこのハードレザー装備のジャケットは、初期に姿を変える盗賊のやつから奪ったものだった……毒無効がついているのは希少だ。敵によっては、もしかしたらジャケットだけはハードレザーを使うシーンもあるかもしれない。


 と、思ったら今度の装備に麻痺無効がついていた。しかも下半身装備。

 ジャケットと合わせたら麻痺も毒も回避できるじゃないか。もう蜂は怖くないな……いや、もっと前から蜂は怖くないか。

 で、装備新調で減った数値はAGLが少しってとこか。まあ完全な革製から金属を使った装備に変えたんだから、そのへんは仕方ないだろう。代わりに打たれ強くなっている。そもそも調合士だったときから魔導技師に昇格(クラスチェンジ)した際にステータスは底上げされているので、差し引きはプラスだ。全く問題ない。


「ファクト似合うよ!」

「そうか?」

「バッチリだ」


 色合いも少し派手になった。

 ハードレザー装備の色選択では全体的にライトブラウン系を使っていたので、もともとそれほど暗い色合いというワケでもないのだが、今度の装備は明らかに銀色の金属系の光沢がある。ここが大きな違いだ。


 要するに以前と比較すると間違いなく鎧っぽさがある。

 色選択を選んでみたが、金属部分はデフォルトの銀色系以外は黒と金にしかならなかったので、それはやめた。普通が一番。


「じゃあ王都にいこうか」


 こうしてオレたち6名パーティは王都ベル=フレッタに向かってモルトの街を出発したのだった。


==========================

名前:ファクト

性別:男

種族:ドワーフ

称号:採集王

==========================

職業:魔導技師

LV: 1 (総合LV22)

腕力:52 (43+ 9(STR+70%))

活力:68 (49+18(VIT+50%))

敏捷:64 (59+ 5(AGL+70%))

器用:82 (70+ 2(DEX+70%)+10)

魔力:39

運 :45

―――――――――――――――――――――

武器:ハンティングダガー(STR+12) :即死効果50%

盾 :

サブ:クロスボウ(STR+10) :命中精度80%UP:調合士装備時

  :拳銃(不明)

弾 :ウッドボルト(STR+5)

頭 :チタンプレートバンド(VIT+6) :即死回避10%

手 :チタンナックル(VIT+2/DEX+2) :DEX+10

胴 :チタンプレートジャケット(VIT+16) :ブレス攻撃20%カット

下肢:チタンプレートトラウザ(VIT+8) :麻痺無効

足 :チタンプレートブーツ(VIT+4/AGL+7) :移動速度20%UP

―――――――――――――――――――――

所持金:

 26,730G

―――――――――――――――――――――

固有スキル

 調合

 アイテム鑑定:調合士

―――――――――――――――――――――

修練スキル

 虫の知らせ

 必中

 短刀術

―――――――――――――――――――――

レシピ

 回復薬小

 回復薬中

 毒消し薬

 麻痺治療薬

 木片

 蜜蝋

 磨き粉

 砥石

 魔力粉 ※2way

 木の弾矢(ウッドボルト)

 標準弾矢(スタンダードボルト)

 徹甲弾矢(ブレイクボルト)

 火炎陣(フレイムサークル)

 回復領域(ヒールフィールド)

 迷宮脱出(エスケープ)New!

 魔力障壁(マジックウォール)

 ブーストLV2

―――――――――――――――――――――

受注クエスト

 回復薬小の納品(束)350G/10個

 毒消し薬の納品(束)250G/10個

 麻痺治療薬の納品(束)300G/10個

 回復薬中の納品(束)1,500G/10個

 魔力粉の納品(束)6,500G/10個

―――――――――――――――――――――


==========================

名前:エルナ

性別:女

種族:人間

称号:道場破り

==========================

職業:剣士

LV: 2 (総合LV22)

腕力:128 (80+48(STR+120%)) ※剣装備時STR値120%

活力:107 (73+28(VIT+100% +6)

敏捷: 65 (40+16(AGL+50%)+9)

器用: 62 (54+ 8(DEX+50%))

魔力: 25

運 : 31

―――――――――――――――――――――

武器:打刀(銘:白虎)(STR+40/DEX+10) :使用時《影抜》New!

盾 :なし

サブ:脇差(銘:白虎)(STR+20/DEX+10) :使用時《隼》New!

頭 :鉢金硬(VIT+5) :VIT値+2

手 :硬手(VIT+4/DEX+5) :VIT値+4

胴 :東方闘衣(VIT+12/AGL+10) :AGL値+4

下肢:東方袴(VIT+5/AGL+10) :AGL値+3

足 :強化足袋(VIT+2/AGL+12) :AGL値+2

―――――――――――――――――――――

固有スキル

 《パワースラッシュ》

 《連続発動(コンポ)

―――――――――――――――――――――

修練スキル

 《剣撃》

 《旋風刃》

 《魔物鑑定》

 《甲殻破壊》

―――――――――――――――――――――


==========================

名前:ガドル

性別:男

種族:猫の獣人

称号:鍛冶マイスター:ゴールド

==========================

職業:鍛冶

LV:19

腕力: 49 (35+12(STR+50%)+2)

活力:104 (45+55(VIT+70%)+4)

敏捷: 25 (22+3 (AGL+70%))

器用: 60

魔力: 18

運 : 42

―――――――――――――――――――――

武器:チタンハンマー(STR+20) :スタン効果35%

盾 :ミスリルシールド(VIT+40) :魔法ダメージ50%減

頭 :チタンヘッドギア(VIT+8)   :VIT値+2

手 :パワーグラブ改 (STR+4/VIT+4) :STR値+2

胴 :ブレストプレート(VIT+12) :異常防御20%

下肢:ハードレザートラウザ(VIT+5/AGL+4) :クリティカル回避2%

足 :チタングリーヴ(VIT+10)   :VIT値+2

―――――――――――――――――――――

固有スキル

 《鍛冶[ゴールド]:付与効果中》

 《戦闘鍛冶》

 《装備鑑定:鍛冶》

―――――――――――――――――――――

修練スキル

 《鉄壁》

―――――――――――――――――――――


 ミゲル :騎士  LV 1(総合LV21)

 スフィア:白魔  LV20 ヒーラー兼アタッカー

 げいる :黒魔  LV21 アタッカー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ