表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

引きこもりの戦争

作者: ヒキニート予備軍


あぁまたやってしまった…


高校を卒業して、実家から少し遠い大学に入ることになった。当然、一人暮らしが始まるのだが当時は不安しかなかった。

引っ越し先への荷物は両親と協力して運び、自分的にはまあまあ快適な暮らしができる部屋ができた。といっても六畳くらいの狭い部屋だ。

もともとあったのは小さい台所と、シャワーとトイレが一緒の…ユニットバスっていうんだったかな。電子レンジや冷蔵庫、炊飯器に電子ポットあとテレビもほとんど貰い物だ。冷蔵庫は小さいけど持ち運ぶとき少し重かったなぁ…

そんなこんなで入学式、親と一緒に会場まで行った、入学式のことはほとんど覚えてないけど確か名前呼ばれて返事したっけな。

入学式後、ついに一人暮らしが始まった、1日目の夜のことはよく覚えてる。不安でねれないかと思っていたが、案外すんなり寝れた。

大学に入って驚いたのは、授業は自分で全部決めるものだと思っていたのだが、クラスがありあらかじめ何を取るべきなのか決まっていたことだ。自分は特に調べもせず、対して試験勉強もせずに大学に入ったものだからなかなか…

まぁ他にも色々あるけど、聞いていてもつまらないだろう。


自分は部活動に入るつもりだった。クラスで自己紹介なんてイベントがあったのだが、その時に自分の所属または入る部活を宣言する。みたいな流れだった。自分はその時は入る部活を決めておらず。「まだ入ってないけど何かしら部活に入ります」って言ったのは、よく覚えている。


そういえば説明していなかったが自分の入った大学は体育系の大学だ。だから推薦やAOで入った学生が多くもともと入る部活も決めていたというより決まっていた学生が多かった。

自分も推薦入試を受けたのだが、落ちた。言い訳ではないが推薦入試はスポーツの実技テストする。野球なら野球、サッカーならサッカーのテストを受け合否を決められる。

自分は中学の頃ソフトテニス部に所属しており、ソフトテニスで試験を受けた。いけるっしょとか思って受けてみたらあまりのレベルの高さに焦った系受験者だった。

それも当然レベルの差はあるのだ。高校はソフトテニスはやめて違う部活に入った。やはり高校のソフトテニスはレベルが高かったようで…


まぁ高校のことはまた今度。


なんの話をしていたか忘れた頃だと思うが続ける。どの部活に入るかの話だったかな。うちの大学はスポーツ系ならメジャーなものならだいたいある。マイナーなものも多少あるが、全部あげるのも面倒だ。関わった部活だけ書いていこうと思う。

まずはじめに見学に行ったのは空手部だ。理由はやってみたかったから。見学して、なかなかいい雰囲気の部活だが少しゆるいなと思った。体験でミット打ちみたいなこともさせてもらったが、なんか違うなと思っていた。

次にボクシングに行ってみようと思った。理由はやってみたかったからだ。そこへ一人で行くのはなかなか勇気がいると思ったので、助っ人に、同じ高校から入学した友達と一緒に見学に行くことにした。結論から言うとやっていなかった。その日だけやっていないと言うわけでわない。言葉の通りやっていない、来てすらいない。

本当に残念だと思った。自分はどちらかというと空手よりボクシングの方がやってみたかった。今でもやってみたいと思っているが。

次に行ったのはレスリング部だ。早い話、自分はレスリング部に入った。理由はやってみたかったからだ。なんとなく見学や体験をしてしっくり来た。いまは、入ったことを少し、いや普通に後悔している。少し長くなってしまったので部活の話はこれくらいにしよう。


本題に戻ろう。またやってしまった…


今日も大学をサボタージュしてしまった。自分は中学は皆勤で高校は1日しか休んだことがなかった。だからかサボることを覚えてしまった大学の後期からは、サボることが癖になってしまった。

言い訳ではないが書かせてもらう。うちの大学は実技の授業が多い。中学や高校の頃は体育の授業のたびに歓喜したが、今となっては実技より席に座って静かに授業を受けるほうがはるかにマシに感じる。

水泳の授業など論外だ。小学校の頃、水泳教室に通っていて一通り泳げるし泳ぐことは好きだ。しかも、受験勉強シーズンの時はわざわざプールに行って4、5キロ泳いでいたほどだ。

前期はまだ良かった。問題は後期だ。なんといっても寒い。たくさんレーンもあって、深くていい設備だとは思うのだが。寒い。寒くて行きたくない。

奨学金もかりて親に大学に行かせてもらっている身としては、心苦しいが。一人暮らしを始めてサボタージュを覚えてから、引きこもりとしての芽が出てしまった。

と言うわけで、あぁ今日もやってしまった…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ